ざつ‐おん【雑音】 の意味

  1. 不規則で不愉快に感じられる音。うるさい音。
  1. ラジオ・テレビ・電話などの聴取のさまたげとなる音。また、電気回路で、目的とする信号電流以外の、通信を妨害する電流。ノイズ。
  1. うわさや無責任な意見。「雑音に迷わされる」
  • 名詞

ざつ‐おん【雑音】の慣用句

  1. ざつおんでんあつ【雑音電圧】
    • 抵抗体内で発生した雑音の電圧。
  • ざつ‐おん【雑音】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・その如くに童貞者にあるまじりなき憧憬は青春の幸福の本質をなすものであってひとたび女を知るならば、もはや青春はひび割れたるものとなり、その立てる響きは雑音を混じえずにはおかなくなる。

      倉田百三「学生と生活」

    • ・・・肺尖の呼吸音は澄んで、一つの雑音も聞えたことはなかった。

      黒島伝治「橇」

    • ・・・ 昭和二十年八月十五日正午に、私たちは兵舎の前の広場に整列させられて、そうして陛下みずからの御放送だという、ほとんど雑音に消されて何一つ聞きとれなかったラジオを聞かされ、そうして、それから、若い中尉がつかつかと壇上に駈けあがって、「・・・

      太宰治「トカトントン」