さっ‐ぷうけい【殺風景】 の意味

  1. [名・形動]《「殺」は、けずる、そぐ意》
  1. 眺めに情趣が欠けていたり単調だったりして、見る者を楽しませないこと。また、そのさま。「殺風景な冬の浜辺」「殺風景な高速道路」
  1. おもしろみも飾りけもなく、興ざめがすること。また、そのさま。無風流。「殺風景な話題」「殺風景な人」
  • 名詞
  • さっ‐ぷうけい【殺風景】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ 主筆 それは少し殺風景ですね。

      芥川竜之介「或恋愛小説」

    • ・・・粟野さんは彼の机の向うに、――と云っても二人の机を隔てた、殺風景な書棚の向うに全然姿を隠している。

      芥川竜之介「十円札」

    • ・・・――はあはあと、私が感に入って驚くのを、おかしがって、何、牡丹のひたしものといった処で、一輪ずつ枝を折る殺風景には及ばない、いけ花の散ったのを集めても結構よろしい。

      泉鏡花「半島一奇抄」