[形][文]さむ・し[ク]
  1. 温度の低さを不快に感じる。また、そう感じるほど温度が低い。「セーターを着ないと—・い」「冬の—・い朝」 冬》「塩鯛の歯ぐきも—・し魚の店/芭蕉」⇔暑い

  1. 恐ろしさなどで震え上がる。「心胆を—・からしめる」「背筋が—・くなる」

  1. むなしくて寂しい気持ちになる。「冷酷な言葉を聞いて心が—・くなった」

  1. 内容や中味が貧弱である。貧しい。みすぼらしい。現在では多く「おさむい」の形で使われる。「報告書というにはお—・い内容だ」→お寒い

  1. まったく面白くない。「—・いジョーク」

  1. 金銭不足している。「懐 (ふところ) が—・い」⇔暖かい

[派生]さむがる[動ラ五]さむげ[形動]さむさ[名]

出典:青空文庫

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