部首
(おか・こざとへん)
画数
8(部首内画数:5)
種別
-
漢検の級
準1級
音読み
訓読み
くまおもねひさし

意味

①川や山などの曲がったところ。隈(くま)。「山阿」「水阿」 ②おもねる。へつらう。「阿諛(アユ)」「曲学阿世」 ③よる。よりかかる。 ④のき。ひさし。「四阿(シア)・(あずまや)」 ⑤親しみをこめて呼ぶときにつける接頭語。「阿母」 ⑥女子の名の上につける愛称。「阿国(おくに)」「阿千(おセン)」 ⑦梵語(ボンゴ)や外国語の音訳に用いる。「阿弥陀(アミダ)」「阿弗利加(アフリカ)」「阿片(アヘン)」 ⑧「阿波(あわ)の国」の略。

[参考]「阿」の偏が片仮名の「ア」になった。

人名用漢字] [音]ア(呉)(漢) [訓]くま おもねる お

  1. 山や川の曲がって入りくんだ所。「山阿

  1. 自分意志を曲げて人に従う。「阿世阿諛 (あゆ) 

  1. 人を呼ぶ語に冠して親しみを表す語。「阿兄阿父阿母阿蒙 (あもう) 

  1. 梵語の第一字母aの音写。「阿吽 (あうん) 阿字

  1. アフリカ。「南阿

  1. 阿波 (あわ) 国。「阿州

    1. [名のり]お・くま

    2. 難読阿闍梨 (あじゃり) 四阿 (あずまや) 阿弗利加 (アフリカ) 阿弥陀 (あみだ) 阿国歌舞伎 (おくにかぶき) 

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