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さん‐たん【惨×憺/惨×澹】 の意味

  1. [名・形動]いたましいこと。なげかわしいこと。また、そのさま。
「形容するのが―な位に」〈葉山海に生くる人々
  1. [ト・タル][文][形動タリ]
  1. いたましくて見るに忍びないさま。見るも無残なさま。「―たる事故現場」「結果は―たるものであった」
  1. 心をくだき思い悩むさま。「―たる推敲 (すいこう) の跡」「苦心―」
  1. 薄暗くて気味が悪いさま。
  • 名詞
  • さん‐たん【惨×憺/惨×澹】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・日本の戯曲家や小説家は、――殊に彼の友だちは惨憺たる窮乏に安んじなければならぬ。

      芥川竜之介「十円札」

    • ・・・そうして、ようやく最後の一節を読み終ると、再び元のような悠然たる態度で、自分たちの敬礼に答えながら、今までの惨澹たる悪闘も全然忘れてしまったように、落ち着き払って出て行ってしまった。

      芥川竜之介「毛利先生」

    • ・・・いわゆる文壇餓殍ありで、惨憺極る有様であったが、この時に当って春陽堂は鉄道小説、一名探偵小説を出して、一面飢えたる文士を救い、一面渇ける読者を医した。

      泉鏡花「おばけずきのいわれ少々と処女作」