しき‐い〔‐ゐ〕【敷居/×閾】 の意味

  1. 門の内と外との仕切りとして敷く横木。また、部屋の境に敷く、引き戸・障子・ふすまなどを開けたてするための溝やレールのついた横木。
  1. 屋内や地上に敷いて座るござ・むしろの類。〈名義抄
  • 名詞

しき‐い〔‐ゐ〕【敷居/×閾】の慣用句

  1. 敷居が高い
    • 不義理や面目のないことがあって、その人の家へ行きにくい。
    • [補説]文化庁が発表した平成20年度「国語に関する世論調査」では、「あそこは敷居が高い」を、本来の意味とされる「相手に不義理などをしてしまい、行きにくい」で使う人が42.1パーセント、本来の意味ではない「高級すぎたり、上品すぎたりして、入りにくい」で使う人が45.6パーセントという逆転した結果が出ている。
  1. 敷居を跨ぐ
    • その家に入る。その家に出入りする。「二度と―・がせない」
  1. しきいごし【敷居越し】
    • 敷居を隔てて、相手に何かをすること。「敷居越しに話をする」
    • わずかな距離であることのたとえ。
  1. しきいち【閾値】
  1. しきいちなしちょくせんかせつ【閾値無し直線仮説】
    • 放射線被曝線量がどれほど少なくても、その線量に比例して人体への影響があるとする考え。LNT(linear no-threshold)仮説。LNTモデル。⇔閾値仮説
  • しき‐い〔‐ゐ〕【敷居/×閾】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・何だか意識のの外にもいろんなものがあるような気がして、………」「つまりマッチへ火をつけて見ると、いろんなものが見えるようなものだな。

      芥川竜之介「蜃気楼」

    • ・・・私の立っているの上からは、机に向って並んでいる二人の横顔が見えました。

      芥川竜之介「二つの手紙」

    • ・・・仁右衛門は卑下して出た笠井にちょっと興味を感じて胸倉から手を離して、に腰をすえた。

      有島武郎「カインの末裔」