出典:gooニュース
「自宅待機4年は違法」 みずほ銀行に賠償命令
みずほ銀行に勤務していた男性が、長期間の自宅待機や解雇は不当だと訴えた裁判で、東京地裁は「解雇は有効」と認めた一方、4年にわたる自宅待機命令は、「社会通念上許容される
自宅待機命令4年は違法 解雇は「有効」、みずほ銀訴訟
上司への苦言をきっかけに長期の自宅待機を命じられ、懲戒解雇されたのは不当だとして、みずほ銀行元行員の50代の男性が同行に慰謝料1500万円などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は24日、約4年に及んだ自宅待機は「限度を超え違法」として330万円の支払いを命じた。男性は行員の地位確認も求めたが、須賀康太郎裁判長は、解雇は「有効」と判断した。
みずほ銀 元行員への4年超の自宅待機命令「違法」 330万円賠償命令 東京地裁
指導でも改善がみられなかったとして、銀行側は2016年に元行員に退職勧奨を行った上で自宅待機命令を出しました。自宅待機の状態は2020年まで続き、元行員は2021年に懲戒解雇となりました。その後、みずほ銀行を相手取って起こした裁判で元行員は、▼懲戒解雇の無効を確認することや、▼違法な自宅待機命令に対する慰謝料の支払いなどを求めていました。
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