しば‐や【芝屋/芝居】 の意味

  1. しばい。また、しばい小屋。
    • 「貴様一人―へ行くなんて」〈漱石明暗
  • 名詞
  • しば‐や【芝屋/芝居】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ところがある日葺屋町の芝居小屋などを徘徊して、暮方宿へ帰って見ると、求馬は遺書を啣えたまま、もう火のはいった行燈の前に、刀を腹へ突き立てて、無残な最後を遂げていた。

      芥川竜之介「或敵打の話」

    • ・・・それをお前帽子に喰着けた金ぴかの手前、芝居をしやがって……え、芝居をしやがったんたが飛んで行って、其の頭蓋骨を破ったので、迸る血烟と共に、彼は階子を逆落しにもんどりを打って小蒸汽の錨の下に落ちて、横腹に大負傷をしたのである。

      有島武郎「かんかん虫」

    • 『何か面白い事はないか?』『俺は昨夜火星に行って来た』『そうかえ』『真個に行って来たよ』『面白いものでもあったか?』『芝居を見たんだ』『そうか。

      石川啄木「火星の芝居」