朝題目(あさだいもく)に宵念仏(よいねんぶつ)
麻(あさ)の如(ごと)・し
麻(あさ)の中(なか)の蓬(よもぎ)
朝腹(あさはら)の丸薬(がんやく)
朝風呂(あさぶろ)丹前(たんぜん)長火鉢(ながひばち)
麻布(あざぶ)で気(き)が知(し)れぬ
足(あし)が有(あ)・る
足(あし)が重(おも)・い
足(あし)が竦(すく)・む
足(あし)が地(ち)に着(つ)か◦ない
足(あし)が付(つ)・く
足(あし)が◦出(で)る
足(あし)が遠(とお)の・く
足(あし)が鈍(にぶ)・る
足(あし)が早(はや)・い
足(あし)が棒(ぼう)にな・る
足(あし)が向(む)・く
朝(あした)には紅顔(こうがん)ありて夕(ゆう)べには白骨(はっこつ)となる
朝(あした)に道(みち)を聞(き)かば夕(ゆう)べに死(し)すとも可(か)なり
朝(あした)に夕(ゆう)べを謀(はか)らず
明日(あした)は明日(あした)の風(かぜ)が吹(ふ)く
足駄(あしだ)を履(は)いて首(くび)っ丈(たけ)
足駄(あしだ)を履(は)・く
足並(あしな)みを揃(そろ)・える
足(あし)に任(まか)・せる
足(あし)の踏(ふ)み場(ば)もな・い
足(あし)参(まい)・る
足元(あしもと)から鳥(とり)が立(た)・つ
足元(あしもと)が軽(かる)・い
足元(あしもと)に付(つ)け込(こ)・む
足元(あしもと)に火(ひ)がつ・く
足元(あしもと)にも及(およ)ば◦ない
足元(あしもと)の明(あか)るい中(うち)
足元(あしもと)へも寄(よ)り付(つ)け◦ない
足元(あしもと)を◦見(み)る
足(あし)を洗(あら)・う
足(あし)を入(い)・れる
足(あし)を奪(うば)・う
足(あし)を限(かぎ)りに
足(あし)を重(かさ)ねて立(た)ち目(め)を側(そばだ)てて視(み)る
足(あし)を崩(くず)・す
足(あし)を掬(すく)・う
足(あし)を掬(すく)わ・れる
足(あし)を擂(す)り粉木(こぎ)に◦する
足(あし)を空(そら)に
足(あし)を出(だ)・す
足(あし)を使(つか)・う
足(あし)を付(つ)・ける
足(あし)を取(と)ら◦れる
足(あし)を抜(ぬ)・く