蚊(か)の食(く)う程(ほど)にも思(おも)わぬ
蚊(か)の脛(すね)
蚊(か)の鳴(な)くような声(こえ)
蚊(か)の涙(なみだ)
寡(か)は衆(しゅう)に敵(てき)せず
黴(かび)が生(は)・える
過不及(かふきゅう)な・い
禍福(かふく)は糾(あざな)える縄(なわ)の如(ごと)し
禍福(かふく)門(もん)なし唯(ただ)人(ひと)の招(まね)く所(ところ)
禍福(かふく)を擅(ほしいまま)に・す
株(かぶ)が上(あ)が・る
兜(かぶと)の緒(お)を締(お)・める
兜(かぶと)を脱(ぬ)・ぐ
頭(かぶり)を振(ふ)・る
株(かぶ)を守(まも)・る
壁(かべ)に馬(うま)を乗(の)り掛(か)・ける
壁(かべ)に突(つ)き当(あ)た・る
壁(かべ)に塗(ぬ)られた田螺(たにし)
壁(かべ)にぶつか・る
壁(かべ)に耳(みみ)あり
壁(かべ)に耳(みみ)あり障子(しょうじ)に目(め)あり
壁(かべ)の中(なか)の書(ふみ)
壁(かべ)の物(もの)言(い)う世(よ)
壁(かべ)を破(やぶ)・る
果報(かほう)は寝(ね)て待(ま)て
カボチャに目鼻(めはな)
竈(かまど)が賑(にぎ)わ・う
竈(かまど)に媚(こ)・ぶ
竈(かまど)を起(お)こ・す
竈(かまど)を破(やぶ)・る
竈(かまど)を分(わ)・ける
鎌(かま)を掛(か)・ける
髪(かみ)上(あ)・ぐ
紙子(かみこ)着(き)て川(かわ)へ嵌(は)ま・る
紙子(かみこ)四十八枚(しじゅうはちまい)
裃(かみしも)を◦着(き)る
裃(かみしも)を脱(ぬ)・ぐ
剃刀(かみそり)の刃(は)を渡(わた)・る
神(かみ)ならぬ身(み)
雷(かみなり)が落(お)・ちる
雷(かみなり)に打(う)たれたよう
神(かみ)に召(め)さ・れる
神(かみ)の正面(しょうめん)仏(ほとけ)のま尻(しり)
髪(かみ)の長(なが)きは七難(しちなん)隠(かく)す
神(かみ)は正直(しょうじき)の頭(こうべ)に宿(やど)る
神(かみ)は人(ひと)の敬(うやま)うによって威(い)を増(ま)す
神(かみ)は非礼(ひれい)を受(う)けず
神(かみ)は見通(みとお)し
神(かみ)も仏(ほとけ)もない
上(かみ)漏(も)り下(しも)潤(うるお)う