夕(ゆう)片設(かたま)けて
夕(ゆう)さ・る
右手(ゆうしゅ)に円(えん)を画(えが)き左手(さしゅ)に方(ほう)を画(えが)く
勇将(ゆうしょう)の下(もと)に弱卒(じゃくそつ)無(な)し
有声(ゆうせい)の声(こえ)は百里(ひゃくり)に過(す)ぎず無声(むせい)の声(こえ)は四海(しかい)に施(ほどこ)す
夕立(ゆうだち)は馬(うま)の背(せ)を分(わ)ける
有知(ゆうち)無知(むち)三十里(さんじゅうり)
夕虹(ゆうにじ)百日(ひゃくにち)の旱(ひでり)
夕(ゆう)べの陽(ひ)に子孫(しそん)を愛(あい)す
雄弁(ゆうべん)に物語(ものがた)・る
雄弁(ゆうべん)は銀(ぎん)沈黙(ちんもく)は金(きん)
幽明(ゆうめい)相隔(あいへだ)・てる
幽明(ゆうめい)界(さかい)を異(こと)に◦する
夕闇(ゆうやみ)が迫(せま)・る
幽霊(ゆうれい)の正体(しょうたい)見(み)たり枯(か)れ尾花(おばな)
幽霊(ゆうれい)の浜風(はまかぜ)に逢(あ)ったよう
勇(ゆう)を鼓(こ)・す
故(ゆえ)を以(もっ)て
床(ゆか)を踏(ふ)み鳴(な)ら・す
行(ゆ)き掛(が)けの駄賃(だちん)
行(ゆ)き大名(だいみょう)の帰(かえ)り乞食(こじき)
行(ゆ)きつ戻(もど)りつ
雪(ゆき)と墨(すみ)
雪(ゆき)に白鷺(しらさぎ)
雪(ゆき)は豊年(ほうねん)の瑞(しるし)
雪仏(ゆきぼとけ)の水遊(みずあそ)び
雪(ゆき)やこんこ
雪(ゆき)を欺(あざむ)・く
雪(ゆき)を回(めぐ)ら・す
行方(ゆくえ)無(な)・し
行方(ゆくえ)を晦(くら)ま・す
行(ゆ)くとして可(か)ならざるは無(な)し
行(ゆ)くに径(こみち)に由(よ)らず
往(ゆ)く者(もの)は追(お)わず来(く)る者(もの)は拒(こば)まず
湯気(ゆけ)に上(あ)が・る
湯気(ゆけ)に当(あ)た・る
寛(ゆた)にたゆたに
寛(ゆた)のたゆたに
油断(ゆだん)大敵(たいてき)
油断(ゆだん)は怪我(けが)の基(もと)
油断(ゆだん)も隙(すき)もな・い
ユニホームを脱(ぬ)・ぐ
湯(ゆ)の辞儀(じぎ)は水(みず)になる
湯腹(ゆばら)も一時(いっとき)
指(ゆび)一本(いっぽん)も差(さ)させ◦ない
指折(ゆびお)り数(かぞ)・える
指(ゆび)汚(きたな)しとて切(き)られもせず
指(ゆび)を折(お)・る
指(ゆび)を切(き)・る
指(ゆび)を唇(くちびる)に当(あ)・てる