さん‐ろ【三露】
茶事で、席入り前・中立ち前・退出前の三度にわたって露地にまく打ち水。
さん‐ろ【山路】
山道。やまじ。 花人親王(後の用明天皇)が真野長者の草刈り童となって名のったといわれる名。
さん‐ろう【三老】
中国、漢代に県や郷に置かれた郷官の一。父老中の有徳者として、その地方の住民の教化をつかさどった。
さん‐ろう【山廊】
禅宗寺院の三門の左右にある平屋建ての建物。三門の楼上に登る階段がある。
さん‐ろう【山楼】
山上に造った高い建物。山閣。
さん‐ろう【参籠】
[名](スル)祈願のため、神社や寺院などに、ある期間こもること。おこもり。
さんろう‐ごこう【三老五更】
中国、周代に、天子が父兄の礼をもって養った長老のこと。天下に孝悌(こうてい)の手本として示された。
さん‐ろうじょ【三老女】
能で、老女をシテとする「檜垣(ひがき)」「姨捨(おばすて)」「関寺小町(せきでらこまち)」の3曲のこと。いずれも習...
さんろ‐が‐ふえ【山路が笛】
山路が吹いた草刈り笛。恋心を寄せる道具とされる。
さんろ‐き【山廬忌】
飯田蛇笏の忌日。10月3日。山廬は蛇笏の別号。《季 秋》
さん‐ろく【山麓】
山のふもと。山すそ。「—の村」「浅間—」
さん‐ろく【散録】
いろいろな事柄を筆のおもむくままに書き記すこと。また、その記録。漫録。
さんろく‐きょうてい【三六協定】
⇒時間外協定
さんろく‐たい【山麓帯】
⇒低地帯
さんろく‐ばん【三六判】
書物で、横3寸(約91ミリ)、縦6寸(約182ミリ)の大きさのもの。さぶろくばん。
サンロケ‐きょうかい【サンロケ教会】
《Igreja de São Roque》ポルトガルの首都リスボンの中央部、バイロアルト地区にあるイエズス会の教会...
さんろしゅう【山廬集】
飯田蛇笏の俳句集。昭和7年(1932)刊行。
さんろ‐スイッチ【三路スイッチ】
一つの電気装置を2か所のスイッチで使えるようにした装置。
サンロッコ‐だいしんとかい【サンロッコ大信徒会】
《Scuola Grande di San Rocco》イタリア北東部、ベネト州の都市ベネチアにあるルネサンス様式...
サンロマーノのたたかい【サンロマーノの戦い】
《原題、(イタリア)Battaglia di San Romano》ウッチェロの絵画。板にテンペラ。1432年のフ...
サンロレンソ‐きょうかい【サンロレンソ教会】
《Iglesia de San Lorenzo》ボリビア南部の都市ポトシにある教会。16世紀半ばに建造、18世紀に...
サンロレンソ‐さん【サンロレンソ山】
《Monte San Lorenzo》南アメリカ、チリ南部とアルゼンチン中西部の国境にある山。標高3706メートル...
サンロレンソ‐デ‐エル‐エスコリアル
スペイン、マドリード自治州の町。首都マドリードの北西約50キロメートル、グアダラマ山脈アバントス山のふもとに位置す...
サンロレンソ‐とう【サンロレンソ島】
《Isla San Lorenzo》ペルー西岸の島。長さ8キロメートル、幅2キロメートルの長方形をした同国最大の島...
サンロレンソ‐ようさい【サンロレンソ要塞】
《Fuerte de San Lorenzo》パナマ北部にある要塞。港湾都市コロンの南西約15キロメートル、カリブ...
サンロレンツォ‐きょうかい【サンロレンツォ教会】
《Basilica di San Lorenzo》イタリア中部、トスカーナ州の都市フィレンツェにある教会。4世紀末...
サンロレンツォマッジョーレ‐せいどう【サンロレンツォマッジョーレ聖堂】
《Basilica di San Lorenzo Maggiore》イタリア北部、ロンバルディア州の都市ミラノにあ...
さん‐ろん【三論】
1 三論宗がよりどころとする3種の経典。竜樹の「中論」「十二門論」、およびその弟子提婆(だいば)の「百論」。 2 ...
さん‐ろん【山論】
山野の境界・利用をめぐる村落間の争論。江戸時代に頻発し、耕地開発の進展による、山野を供給源とする刈り敷き・秣(まぐ...
さんろんげんぎ【三論玄義】
中国、隋の吉蔵著。1巻。三論宗の教義を述べた書。
さんろん‐しゅう【三論宗】
三論を典拠とする仏教の宗派。起源はインドで、空の思想を説く。鳩摩羅什(くまらじゅう)によって中国に伝えられ、隋末・...
サン‐ローラン
[1936〜2008]フランスの服飾デザイナー。クリスチャン=ディオールの主任デザイナーを経て1962年に自身のブ...
サンローラン‐デュ‐マロニ
南アメリカ北東部、フランス領ギアナの町。首都カイエンヌの西約250キロメートル、スリナムとの国境をなすマロニ川沿い...