あ‐が【吾が】
[連語]《一人称の人代名詞「あ」+格助詞「が」》 1 《「が」は主格を表す》私が。「一世(ひとよ)にはふたたび見え...
あがい【贖ひ/購ひ】
《平安時代ごろまでは「あかい」》つぐない。あがない。「酒、くだものなど取り出ださせて—せん」〈宇治拾遺・一一〉
あか・う【贖ふ/購ふ】
[動ハ四]《「あがなう」の古形。「あがう」とも》 1 金品などを提供して罪などを償う。「その科(とが)を—・ひての...
あ‐が‐おもと【吾が御許】
[連語]宮仕えの女房などを親しんで呼ぶ語。「—、はやくよきさまに導ききこえ給へ」〈源・玉鬘〉
アガカーン‐きゅうでん【アガカーン宮殿】
《Aga Khan Palace》インド西部、マハラシュトラ州の都市プーネにある宮殿。1892年、イスラム教シーア...
アガカーン‐びょう【アガカーン廟】
《Aga Khan Mausoleum》エジプト南部の都市アスワンにある霊廟。ナイル川西岸、アスワン市街の対岸の高...
あが‐がわ【阿賀川】
福島県西部を流れる川。栃木県との県境にある荒海山(標高1581メートル)に源を発し、会津盆地で日橋(にっぱし)川と...
あ‐がき【足掻き】
1 苦しまぎれにじたばたすること。「最後の—」「悪—」 2 手足を動かすこと。手足の動き。「しばらくもがいているう...
足掻(あが)きが取(と)れ◦ない
動作が自由にならない。取るべき方法がない。
あ‐が‐きみ【吾が君】
[連語] 1 自分の主人、また、上位の貴人を敬って呼ぶ語。御主人様。あなた様。「—は、なにの御位にかおはしますらむ...
あ‐が・く【足掻く】
[動カ五(四)] 1 手足を振り動かしてもがく。じたばたする。「水面に浮かび上がろうと—・く」 2 活路を見いだそ...
アガサ‐クリスティ
⇒クリスティ
アガサクリスティさつじんじけん【アガサ・クリスティ殺人事件】
河野典生の推理小説。昭和58年(1983)刊。アガサ=クリスティの推理小説「オリエント急行の殺人」へのオマージュ作品。
アガシー‐こ【アガシー湖】
《Lake Agassiz》約3万年から約8000年前にかけて、北米大陸にあった氷河湖。更新世末期の最終氷期後に氷...
アガセチェ
ルワンダの伝統工芸品の一。壺形をしたふた付きのかごで、サイザル麻を編んでつくる。嫁入り道具の一つとされる。
あがた【県】
1 大化の改新以前、諸国にあった大和政権の地方組織。また、県主(あがたぬし)が統治した地域とも。 2 平安時代の国...
あ‐がた【亜型】
型の下位に位置する分類群。サブタイプ。
あがた‐ありき【県歩行】
律令制下の地方官が、任国から任国へ転々と勤務して回ること。
あがたいぬかい‐の‐たちばな‐の‐みちよ【県犬養橘三千代】
[?〜733]奈良前期の女官。美努(みぬ)王に嫁して橘諸兄(たちばなのもろえ)を産み、藤原不比等に再嫁して光明皇后...
あがたい‐は【県居派】
江戸後期、賀茂真淵(かものまぶち)を中心とする和歌の流派。「県居」は賀茂真淵の号。歌風はおおむね万葉調。
あがた‐ぬし【県主】
大化の改新以前、県を統治した首長。朝廷直轄地の長とも、国造(くにのみやつこ)の支配下ともいう。祭祀もつかさどった。...
あがた‐の‐いど【県の井戸】
平安京大内裏の西隅(現在の京都市上京区)にあった県宮(あがたのみや)の井戸。また、その辺りの地名。山吹と蛙(かえる...
あがた‐めし【県召】
「県召の除目(じもく)」の略。
あがためし‐の‐じもく【県召の除目】
国司などの地方官を新たに任命する公事(くじ)。毎年正月以降の春に行われた。春の除目。外官(げかん)の除目。→司召(...
あがっ‐たり【上がったり】
[名・形動]《動詞「あがる」の連用形+完了の助動詞「たり」から》商売や仕事がふるわないで、どうにもしようがなくなる...
アガット
マリアナ諸島、グアム島南西部の町。主都ハガニアの南西約12キロメートルに位置し、アガット湾に面する。スペイン統治時...
アガット‐マリーナ
グアム島南西部の町アガットにあるマリーナ。ハガニアボートベイスンに次ぐ同島の代表的なマリーナであり、スキューバダイ...
あがつま‐がわ【吾妻川】
群馬県中西部を流れる川。長野との県境にある鳥居峠付近に源を発し、東流して渋川市で利根川に合流する。長さ76キロ。上...
アガディール
モロッコ南西部、大西洋に面する港湾都市。スース川河口の北に位置する。16世紀前半にポルトガルの支配下に置かれ、交易...
アガデス
ニジェール中央部の都市。アガデス州の州都。アイール山地南麓のオアシスに位置する。11世紀頃にサハラ交易の中継地とし...
アガトンものがたり【アガトン物語】
《原題、(ドイツ)Geschichte des Agathon》ウィーラントの長編小説。1766年から1767年に...
あがない【贖い】
あがなうこと。また、そのことに差し出す金品など。
あがな・う【贖う/購う】
[動ワ五(ハ四)]《「あかう」から》 1 (贖う)罪のつぐないをする。「死をもって罪を—・う」 2 (購う)あるも...
あがの【阿賀野】
新潟県中北部にある市。五頭(ごず)連峰から広がる扇状地で稲作が盛ん。平成16年(2004)安田町、京ヶ瀬村、水原(...
あがの‐がわ【阿賀野川】
福島・新潟の両県にまたがって流れる川。猪苗代(いなわしろ)湖に源を発する日橋(にっぱし)川と尾瀬沼に発する只見(た...
あがの‐し【阿賀野市】
⇒阿賀野
あがの‐やき【上野焼】
豊前(ぶぜん)(福岡県)上野産の陶器。遠州七窯(えんしゅうなながま)の一。文禄の役・慶長の役のときに渡来した朝鮮の...
アガハーン‐びょう【アガハーン廟】
《Aga Khan Mausoleum》⇒アガカーン廟
アガパンサス
ヒガンバナ科の多年草。高さ50〜100センチ。葉は根際から多数出る。6月ごろ、紫色または白色の花が咲く。南アフリカ...
アガペー
1 真の愛。神的愛。 2 神の、人間に対する自発的、無条件的絶対愛。新約聖書の中でのイエス=キリストの受難と復活に...
あ‐が‐ほとけ【吾が仏】
1 自分が信仰する仏。念持仏(ねんじぶつ)。「—顔くらべせよ極楽の面(おもて)おこしは我のみぞせむ」〈仲文集〉 2...
吾(あ)が仏(ほとけ)尊(とうと)し
自分の信じるものだけが何がなんでも尊いとする、他を顧みない偏狭な心をいう。わが仏尊し。
あがま・う【崇まふ】
[動ハ下二]尊び敬う。「今まで様に様を付け—・へた娘御に」〈浄・曽根崎〉
あ‐が‐み【吾が身】
[代]二人称の人代名詞。目下の相手に親しみを込めて呼びかける語。近世、女性が用いた。そなた。おまえ。「京の詞にそな...
あが・む【崇む】
[動マ下二]「あがめる」の文語形。
アガメムノン
ギリシャ神話の英雄。ミケーネ王。ヘレネの夫スパルタ王メネラオスの兄。ギリシャ軍の総大将としてトロイア戦争に勝ったが...
アガメムノン‐の‐はか【アガメムノンの墓】
《Tafos tou Agamemnona/Τάφος του Αγαμέμνονα》⇒アトレウスの宝庫
あが・める【崇める】
[動マ下一][文]あが・む[マ下二] 1 きわめて尊いものとして敬う。崇敬する。「救世主と—・める」 2 大事に扱...
あが‐もの【贖物】
《「あかもの」とも》 1 祓(はら)えに用いる具。身のけがれや災厄を代わりに負わせて、川などに流す装身具や調度品。...
アガラス‐みさき【アガラス岬】
《Cape Agulhas》アフリカ大陸最南端の岬。南アフリカ共和国南部、西ケープ州にあり、この沖合がインド洋と大...