あきたこまち
稲の一品種。秋田県で冷害と病気に強い「奥羽292号」と「こしひかり」をかけあわせて作られた。昭和59年(1984)...
あきた‐し【秋田市】
⇒秋田
あきた・し【飽きたし】
[形ク]《「あ(飽)きいたし」の音変化。「いたし」は、はなはだしい意》ひどく嫌な気がする。やめにしたい気持ちだ。「...
あきた‐しゅんけい【秋田春慶】
⇒能代(のしろ)春慶
あきた‐しんかんせん【秋田新幹線】
盛岡と秋田を結ぶミニ新幹線。平成9年(1997)開業。列車名称は「こまち」。全長127.3キロ。 [補説]秋田新幹...
あきた‐じけん【秋田事件】
明治14年(1881)6月、自由民権運動を唱える秋田立志会の企てた武力蜂起計画が事前に発覚した事件。
あきた‐じどうしゃどう【秋田自動車道】
岩手県北上市から秋田県横手・秋田の各市を経て能代市に至る高速道路。
あきた‐じょう【秋田城】
秋田市寺内にあった古代の城。出羽柵(でわのさく)を移して天平5年(733)設置。以後、平安時代に至るまで東北経営の...
あきたじょう‐の‐すけ【秋田城介】
古代の秋田城鎮衛司令官。平安中期ごろ出羽介が兼任、後期以後は空職化したが、武門の名誉とされた。
あきたじょうのすけ‐の‐らん【秋田城介の乱】
⇒霜月騒動
あきた‐じんく【秋田甚句】
秋田県の民謡。盆踊り歌・酒盛り歌としてうたわれる。
あきた‐すぎ【秋田杉】
秋田県、米代(よねしろ)川流域を主産地とする杉。木曽檜(ひのき)・吉野杉と並び称される建築用の良材。
あきた‐だいがく【秋田大学】
秋田市にある国立大学法人。秋田鉱山専門学校・秋田師範学校・秋田青年師範学校が合併し、昭和24年(1949)新制大学...
秋(あき)立(た)・つ
暦の上で、秋の季節になる。秋に入る。《季 秋》「—・つや素湯(さゆ)香ばしき施薬院/蕪村」
あきたつまで【秋立つまで】
嘉村礒多の短編小説。昭和5年(1930)11月、「新潮」誌に発表。
あきた‐どう【秋田道】
秋田自動車道の略称。
あきたのぎょうじ【秋田の行事】
洋画家、藤田嗣治の壁画。昭和12年(1937)に制作。高さ3メートル65センチ、幅20メートル50センチの大作で、...
あきた‐ふじ【秋田富士】
鳥海山の異称。
あきた‐ぶき【秋田蕗】
フキの変種。葉柄が1メートル以上にもなる。本州北部から北海道に自生。秋田県を中心に栽培され、葉柄を砂糖漬けにする。
あきた‐へいや【秋田平野】
秋田県中西部、日本海に面して広がる平野。雄物川の下流域で、河口に秋田市がある。農業が発達し、日本でも有数の米作地帯。
あきた‐みのる【秋田実】
[1905〜1977]漫才作家。大阪の生まれ。本名、林広次。横山エンタツ・花菱アチャコの漫才台本を執筆、ミヤコ蝶々...
あきた‐やけやま【秋田焼山】
⇒焼山
あきたら◦ない【飽(き)足らない】
[連語]《動詞「あきたる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》⇒飽き足りる
あきた‐らんが【秋田蘭画】
江戸中期に秋田地方で興った洋風画の一派。平賀源内の指導により、秋田藩主佐竹曙山(さたけしょざん)や小田野直武らが始...
あきたり◦ない【飽(き)足りない】
[連語]《動詞「あきたりる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》⇒飽き足りる
あき‐た・りる【飽(き)足りる】
[動ラ上一]《動詞「あきたる」(四段)の上一段化。多く「あきたりない」「あきたらない」の形で用いる》十分に満ち足り...
あき‐た・る【飽(き)足る/慊る】
[動ラ五(四)]《古くは「あきだる」とも。多く「あきたらない」の形で用いる》「飽き足りる」に同じ。「平凡な生活に—...
あき‐だいこん【秋大根】
晩夏から初秋に種をまき、晩秋から初冬にかけて収穫する大根。品質・収量ともによい。
アキダウアナ
ブラジル中西部、マトグロッソドスル州の町。アキダウアナ川沿いに位置する。南部パンタナールへの観光拠点で、宿泊施設も多い。
あき‐だか【秋高】
「秋上げ2」に同じ。
あき‐だな【空き店/明き店】
人の住んでいない家。また、あいている貸し家。
空(あ)き店(だな)の恵比須(えびす)
だれもいないのに、ひとりで悦に入っていること。また、その人。
あき‐ち【空き地/明き地】
建物が建っていなかったり、耕作を放棄したままほうっておかれたりしている土地。使われていない土地。
あき‐ちょうじ【秋丁子】
シソ科の多年草。山地の日陰に生え、葉は長楕円形で対生。秋、青紫色の細長い唇形の花を多数つける。
あきっ‐ぽ・い【飽きっぽい】
[形]やることが長続きせず、すぐに飽きてしまうさま。飽きやすい。「移り気で—・い性質」 [派生]あきっぽさ[名]
あきつ【秋津/蜻蛉】
《古くは「あきづ」》トンボの別名。《季 秋》「いくもどりつばさそよがす—かな/蛇笏」
あき‐ついり【秋入梅/秋黴雨】
《「あきつゆいり」の音変化という》梅雨のように降り続く秋の雨。《季 秋》「はてもなく瀬のなる音や—/史邦」〈猿蓑〉
あきつおんせん【秋津温泉】
藤原審爾の恋愛小説。昭和23年(1948)刊。その後、加筆したものを、昭和24年(1949)に刊行。昭和37年(1...
あき‐つ‐かみ【現つ神】
現世に姿を現している神。多くは天皇を敬っていう。現人(あらひと)神。「—わが大君(おほきみ)の天の下八島の中に」〈...
あきつ‐くに【秋津国】
「秋津島」に同じ。「島の外も波をさまれる—に」〈夫木・三〇〉
あきつ‐しま【秋津島/秋津洲/蜻蛉洲】
《古くは「あきづしま」》 大和(やまと)国の異称。また、広く日本をさす。あきつくに。あきつしまね。あきつす。「そら...
あきつ‐は【蜻蛉羽】
トンボの翅(はね)。また、そのように薄く美しい布。
あきつ‐ひれ【蜻蛉領巾】
トンボの翅のように、薄くて美しい領巾。「わが持てる真澄鏡(まそみかがみ)に—負ひ並(な)め持ちて馬買へわが背」〈万...
あき‐つ‐みかみ【現つ御神】
「現(あき)つ神」に同じ。「かけまくもかしこき—と大八島国知ろしめす天皇命(すめらみこと)」〈祝詞・出雲国造神賀詞〉
あきづ【秋津】
奈良県吉野郡宮滝付近の古称。奈良時代に吉野離宮のあった所。「吉野の園の花散らふ—の野辺に」〈万・三六〉
あきづき【秋月】
福岡県朝倉市北部の地名。もと秋月藩の城下町。
あきづき‐の‐らん【秋月の乱】
明治9年(1876)10月、旧秋月藩士、宮崎車之助(みやざきしゃのすけ)らが起こした反乱。政府の対韓政策を批判して...
あき‐づ・く【秋付く】
[動カ四]秋の気配が感じられるようになる。秋めく。「—・けば尾花が上に置く露の消(け)ぬべくも我は思ほゆるかも」〈...
あき‐て【明き手/空き手】
1 《ふだん使わずあいている手の意から》左手。また、左のほう。「おもしろし—の方へ松が見え」〈柳多留・二三〉 2 ...
アキテーヌ
フランス南西部、ヌーベル‐アキテーヌ地方の中心地域。ビスケー湾奥、スペインと国境を接している。地方政府のあるボルド...