あきのみや‐おんせんきょう【秋ノ宮温泉郷】
秋田県南部、役内(やくない)川上流にある温泉地。鷹(たか)の湯・稲住(いなずみ)・荒湯・湯の岱(たい)などからなる。
あきのめだま【秋の目玉】
福田清人の自伝的な児童小説。昭和41年(1966)刊。「春の目玉」「暁の目玉」とあわせ三部作をなす。第4回野間児童...
あきのよ【秋の夜】
端唄(はうた)・歌沢・小唄の曲名。作詞・作曲者未詳。
あきのよのながものがたり【秋夜長物語】
室町初期の物語。作者未詳。1巻。瞻西上人(せんさいしょうにん)が、石山観音の変化(へんげ)梅若を愛することにより成...
あきは【秋葉】
新潟市の区名。旧新津市域・旧小須戸町域を占める。
あき‐はぎ【秋萩】
萩のこと。秋に花が咲くところからいう。
あきはぎじょう【秋萩帖】
平安中期の書の巻子本(かんすぼん)。小野道風筆と伝えられる。万葉集などの和歌48首と王羲之(おうぎし)の手紙を、草...
あきは‐く【秋葉区】
⇒秋葉
あき‐は・つ【飽き果つ/厭き果つ】
[動タ下二]すっかり飽きてしまう。「きびしきうき世のあたりをも—・てて、こもりゐ給ひたれば」〈夜の寝覚・二〉
あきは‐づき【秋初月】
陰暦7月の異称。《季 秋》
あきはばら【秋葉原】
東京都千代田区の地名。京浜東北線・総武線・山手線の交差する秋葉原駅を中心とし、周辺は第二次大戦後、電気製品商店街と...
あきはばらアットディープ【アキハバラ@DEEP】
石田衣良の長編小説。平成14年(2002)発表、平成16年(2004)刊行。秋葉原を舞台に、社会から脱落してしまっ...
あき‐ば【秋場】
秋の時節。秋のころ。
あきば【秋葉】
《「あきはばら(秋葉原)」の略。読みは「あきは」ではなく「あきば」となる。「アキバ」と書くことが多い》コンピュータ...
あき‐ばこ【空き箱】
中に何も入っていない箱。からばこ。
あき‐ばしょ【秋場所】
秋に行われる大相撲の本場所。東京で行われる。九月場所。《季 秋》「—や退(の)かぬ暑さの人いきれ/万太郎」
あきば‐じんじゃ【秋葉神社】
静岡県浜松市天竜区にある神社。祭神は火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)。全国の秋葉神社の総本社。防火の神として信仰...
あき‐ばて【秋ばて】
[名](スル)秋の初めごろにみられる体の不調。夏ばてによる体力の低下や自律神経の乱れなどに気候の変化が加わって起こる。
アキバ‐の‐はか【アキバの墓】
《Tomb of Akiva》イスラエル北東部、ガリラヤ湖西岸の都市ティベリアスにある霊廟(れいびょう)。ユダヤ教...
あきば‐はんさく【秋場半作】
秋場の天候が、稲の収穫の半ば以上を決めるということ。秋日和(あきびより)半作。
あき‐ばれ【秋晴(れ)】
秋の、よく澄んで晴れ渡っている空のようす。秋の快晴。《季 秋》「—や宇治の大橋横たはり/風生」
あき‐ひがさ【秋日傘】
秋になっても日ざしの強い日にさす日傘。《季 秋》
あきひと‐しんのう【彰仁親王】
[1846〜1903]幕末から明治時代の皇族。伏見宮邦家親王の第8王子。陸軍大将・元帥。維新後、東伏見宮と称し、さ...
あき‐び【空き日/明き日】
からだのあいている日。特に、遊女の、客がなくて暇な日。「お敵の方から—を頼み」〈浮・禁短気・五〉
あき‐びと【商人】
「あきんど」に同じ。「いはば—の良ききぬ着たらむがごとし」〈古今・仮名序〉
あき‐びより【秋日和】
秋の、よく晴れて、さわやかな天気。《季 秋》「刈株の後ろの水や—/一茶」
あき‐びん【空き瓶/空き壜】
中に何も入っていない瓶。からびん。
あき‐ふつか【秋二日】
秋、名月をめでる日とされる、陰暦8月15日(仲秋の名月)と9月13日(後(のち)の月)の2日。
あきふゆ‐もの【秋冬物】
秋・冬に用いるもの。特に、秋・冬用の衣服。「—ファッションショー」「—のジャケット」
あき‐べや【空き部屋/明き部屋】
使っていない部屋。また、貸し間・旅館などで客のない部屋。あきま。
あき‐ほ【秋穂】
秋の、実った稲穂。
あき‐ま【空き間/明き間】
1 人の住んでいない、または使用していない部屋。あきべや。 2 物と物との間のすきま。くうかん。
あき‐まき【秋蒔き】
植物の種子を秋にまくこと。また、そのような植物。「—小麦」
あき‐まつり【秋祭(り)】
秋に行われる神社の祭礼。秋の収穫を神に供えて感謝する祭り。《季 秋》
あき‐まどぼたる【秋窓蛍】
ホタルの一種。前胸部は橙黄(とうおう)色で、一対の窓状の透明な部分がある。対馬(つしま)などに分布。
あき‐まめ【秋豆】
大豆(だいず)の別名。
あき‐みせ【空き店/明き店】
人の住んでいない店。また、商品を置いていない店。
あきみち
御伽草子。1巻。作者未詳。成立年代は室町中期以降。父を盗賊に殺されたあきみちという主人公が、妻の貞操を犠牲にして敵...
あき‐み・つ【飽き満つ】
[動タ四]満ち足りる。満腹する。「着るもの、食物に—・ちて」〈宇治拾遺・一〇〉
あき‐め・く【秋めく】
[動カ五(四)]秋らしくなる。身に秋を感じるようになる。秋づく。「日ごとに—・いてきた」《季 秋》「鮎むしる箸も—...
あき‐めくら【明き盲】
1 外見は正常な目と同じであるが、実際は物の見えない目。 2 文字の読めない人。文盲(もんもう)。
アキメネス
イワタバコ科アキメネス属の多年草の総称。中南米の原産で、園芸品種が多い。高さ20〜30センチ。夏、赤・紫・青・白色...
あきもと【秋元】
姓氏の一。 [補説]「秋元」姓の人物秋元不死男(あきもとふじお)秋元松代(あきもとまつよ)
あきもと‐こ【秋元湖】
福島県中北部にある堰止(せきと)め湖。明治21年(1888)磐梯(ばんだい)山の爆発で吾妻(あずま)の山々に源を発...
あきもと‐ふじお【秋元不死男】
[1901〜1977]俳人。神奈川の生まれ。本名、不二雄。「氷海」を創刊、主宰。俳句「もの」説で反響を呼んだ。句集...
あきもと‐まつよ【秋元松代】
[1911〜2001]劇作家。神奈川の生まれ。秋元不死男の妹。三好十郎に師事。売春婦問題を扱った「もの云わぬ女たち...
あき‐もの【商物】
品物を商うこと。また、商品。「汝の夫は—のために、故郷に行くなり」〈折たく柴の記・下〉
あき‐もの【秋物】
秋に使うもの。特に、秋頃に着る衣服。
アキャブ
ミャンマー西部の都市シトウェの別称。
あき‐や【空き家/空き屋/明き家】
1 人の住んでいない家。あきいえ。 2 俗に、女性が恋人や夫と別れて独り身であることをいう。 [補説]書名別項。→空屋