あつさ‐しのぎ【暑さ凌ぎ】
夏の暑さを忘れようと気分を紛らすこと。また、その物や方法。
暑(あつ)さ忘(わす)れて陰(かげ)忘(わす)る
暑さが去るとともに木陰のありがたみを忘れる。苦しいときに人から受けた恩も楽になるとすぐ忘れてしまうことのたとえ。
あつし【厚司/厚子】
《アイヌ語から》 1 オヒョウなどの樹皮を細く裂いて織った布。また、その布で作ったアイヌの衣服。背・袖口・裾に独特...
あつ・し【篤し】
[形シク]《古くは「あづし」》病気で弱っているさま。病気がちである。「いたうわづらひ給ひし御心地の後、いと—・しく...
あつ‐じ【厚地】
織物で厚みのあるもの。⇔薄地。
あつ‐じょう【圧条】
木の枝を押し曲げて土に埋め、そこから根が出るのを待って親木から切りはなし、新しい苗木をとる方法。取り木。
あつぜつ‐し【圧舌子】
⇒舌圧子(ぜつあつし)
あつた【熱田】
名古屋市南部の区名。熱田神宮の門前町として発展し、江戸時代には東海道最大の宿場町で、宮宿(みやのしゅく)とよばれた...
あつた‐く【熱田区】
⇒熱田
あつた‐じんぐう【熱田神宮】
名古屋市熱田区にある神社。主祭神は、草薙剣(くさなぎのつるぎ)を神体とする熱田大神。他に五神を祭る。熱田の宮。熱田神社。
あつち‐じに【あつち死に】
《「あつち」は、跳ね回る意の動詞「あつつ」の連用形からか》身もだえし、跳ね回って死ぬこと。「悶絶躃地(もんぜつびゃ...
あつ‐づくり【厚作り/厚造り】
分厚く切った刺身。⇔薄作り。
あつ‐で【厚手】
[名・形動]紙・布・陶器などの地の厚いこと。また、そのさま。「—な(の)鍋(なべ)」⇔薄手(うすで)。
あつ‐でんき【圧電気】
圧電効果によって結晶の表面に生じる電気。ピエゾ電気。
あつでん‐こうか【圧電効果】
水晶・ロッシェル塩などの結晶に圧力を加えると、その表面に誘電分極によって電気が起こる現象。機械的変化と電気的変化と...
あつでんせい‐セラミックス【圧電性セラミックス】
圧電効果を示すセラミックス。チタン酸バリウム、チタン酸ジルコン酸鉛などが知られる。圧電セラミックス。
あつでんせい‐ぶっしつ【圧電性物質】
圧電効果を示す物質の総称。
あつでん‐そし【圧電素子】
圧電効果を利用した電気素子。振動や圧力などの変化を電気的な変化にしたり、逆に電気的振動を機械的振動に変換したりする...
あつでん‐たい【圧電体】
圧電効果を示す物質の総称。
あつでんへんかん‐そし【圧電変換素子】
⇒圧電素子
あつでん‐モーター【圧電モーター】
圧電素子による振動を利用して駆動する超音波モーター。ピエゾモーター。
あつ‐にゅう【圧入】
[名](スル)強い圧力を加えて物を押し込むこと。
あつ‐ぬり【厚塗(り)】
[名](スル) 1 絵の具・塗料・化粧品などを厚く塗ること。また、厚く塗ったもの。 2 「厚塗の烏帽子(えぼし)」の略。
あつぬり‐の‐えぼし【厚塗の烏帽子】
漆を厚く塗り、固くつくった烏帽子。→薄塗の烏帽子
あつ‐ばいたい【圧媒体】
⇒圧力媒体
あつ‐ひめ【篤姫】
徳川家定の正室天璋院が、島津斉彬の養女となって改名した折の敬称。
あつ‐び【熱火】
盛んに燃えている火。烈火。
あつ‐び【圧尾】
物事の終わり。最後。結末。
熱火(あつび)子(こ)に払(はら)う
火に焼かれそうなときは、最愛のわが子の方へ火を払ってでも逃れようとする。危急の際には極端な利己心が現れるたとえ。
あつ‐びたい【厚額】
前額部の縁の部分が高い冠。古くは、壮年で高位の者が用いた。⇔薄額。
あつ‐びん【厚鬢】
江戸時代の男の髪形の一。月代(さかやき)を狭くそり、両鬢を広くふっくらと結うもの。上品とされた。神官などに多い。⇔薄鬢。
あつ‐ぶさ【厚総】
馬具で、面繋(おもがい)・胸繋(むながい)・尻繋(しりがい)の各部につけた糸の総を特に厚く垂らしたもの。
あつべつ【厚別】
札幌市の区名。平成元年(1989)に白石区から分区。
あつべつ‐く【厚別区】
⇒厚別
あつ‐ぼった・い【厚ぼったい】
[形]紙や布地などが厚みがあって重く感じさせるさま。「—・いコート」 [派生]あつぼったさ[名]
あつ‐まく【厚膜】
⇒こうまく(厚膜)
あつまり【集まり】
1 集まること。また、集まったもの。「客の—が悪い」 2 共通の目的で人が大ぜい寄り合うこと。集会。会合。寄り合い...
あつま・る【集まる】
[動ラ五(四)] 1 多くの人や物が一つところに寄る。「友は類をもって—・る」「野鳥が—・る公園」「募金が—・る」...
あつ‐み【厚み】
1 厚さの程度。厚いという感じ。「—がある」 2 深み。奥行き。「—のある語り口」 3 囲碁で、容易に攻略されない...
あつみ‐きよし【渥美清】
[1928〜1996]映画俳優。東京の生まれ。本名、田所康雄。「男はつらいよ」シリーズ(全50作)の主人公、フーテ...
あつみ‐げし【渥美芥子】
ケシ科の一年草。高さ約30〜80センチ。茎はよく枝分かれし、葉の縁にぎざぎざがある。春から夏に紫色の花をつける。日...
あつみ‐しんのう【敦実親王】
[893〜967]宇多天皇の第8皇子。宇多源氏の祖。法名は覚真。和歌・音楽などの諸芸に通じた。仁和寺宮(にんなじの...
あつ‐みつ【圧密】
水を多く含んだ土や地盤などに荷重がかかったとき、水が抜け出して体積が減少する現象。→圧密沈下
あつみつ‐ちんか【圧密沈下】
水を多く含んだ地盤の上に建物などを建設した際、その荷重で土中の水が抜け、体積が減少することによって生じる地盤沈下。
あつみ‐はんとう【渥美半島】
愛知県南東部にある半島。知多半島とともに三河湾を囲み、突端に伊良湖岬がある。
あつみ‐わん【渥美湾】
愛知県南東部、三河湾の東部を占める湾。渥美半島に囲まれる。湾の東岸は埋め立てが進み、背後には豊橋市が位置する。浅海...
あつ・む【集む】
[動マ下二]「あつめる」の文語形。
あつ‐むぎ【熱麦】
熱くして食べるうどん・そうめん。煮麺(にゅうめん)。
あつめ‐じる【集め汁】
大根・牛蒡(ごぼう)などの野菜や豆腐・串鮑(くしあわび)・干し魚など、種々の材料を取り合わせて煮込んだ味噌汁、また...
あつ・める【集める】
[動マ下一][文]あつ・む[マ下二] 1 多くの人や物を一つところにまとめる。「聴衆を—・める」「切手を—・める」...