あぶらのこうじ‐どおり【油小路通り】
京都市中央部を南北に縦貫する道路の呼び名。堀川通りの東側を走り、沿線に白峰神宮や千家十職の楽家がある。全長約9.2...
あぶら‐の‐つかさ【主油司】
律令制で、宮内省に属し、諸国から調(みつぎ)の副物(そわりもの)として貢納された膏油(こうゆ)のことをつかさどった...
あぶら‐はね【油跳ね】
油がはねて周囲にとび散ること。特に、料理で、水分の多い材料を揚げるときに油が勢いよくとび散ること。
アブラハム
《多くの人々の父の意》旧約聖書に記されるイスラエルの民の祖。コーランでは、アラブ族の祖。初めアブラムと称した。
オルテリウス
[1527〜1598]ベルギーの地図学者。1570年に出版した「世界の舞台」は、世界最初の近代的地図帳。
あぶら‐はや【油鮠】
コイ科の淡水魚。全長約20センチ、黄褐色で体表がぬるぬるしている。本州琵琶湖以東の山間の渓流にすむ。
あぶら‐ひき【油引き】
油を塗ること。また、その刷毛(はけ)。
あぶら‐び【油火】
油に灯心を浸してともす火。ともしび。
あぶら‐びれ【脂鰭】
サケ・マス・アユなどの背びれと尾びれとの間にある肉質状の特殊なひれ。
あぶら‐ふ【油麩】
麩の生地を植物油で揚げたもの。宮城県北部登米(とめ)の特産。
あぶら‐ぶとり【脂太り/脂肥り】
からだの脂肪分が多くなって肥え太ること。また、そのような人。脂肪太り。
あぶら‐べに【油紅】
梳(す)き油に紅をまぜたもの。芝居で、血に見せかけるのに用いる。
あぶら‐ペイント【油ペイント】
顔料に乾性油を入れて練った塗料。油性塗料。
あぶら‐ぼうず【油坊主】
1 仏前の灯明に油をさす役目の僧。 2 ギンダラ科の海水魚。全長1メートルを超え、頭が丸く、体は暗灰色。北太平洋北...
あぶら‐み【脂身】
肉の、脂肪の多い部分。脂肪の多い肉。
あぶら‐みせ【油店】
江戸時代、髪油や化粧品を売る店。役者が内職に開くことが多かった。
あぶら‐むし【油虫】
1 (「蚜虫」とも書く)半翅(はんし)目アブラムシ科の昆虫の総称。体は5ミリ以下でやわらかい。翅(はね)のあるもの...
アブラムツェボ
ロシア連邦西部、モスクワ州にある芸術村。首都モスクワの北東約60キロメートルに位置する。元は作家セルゲイ=アクサー...
デボーリン
[1881〜1963]ロシアの哲学者。ロシア革命後共産党に入党、「マルクス主義の旗の下に」誌を主宰。1920年代の...
あぶら‐め【油女/油魚】
アイナメの別名。
あぶら‐もの【油物】
油で揚げた食べ物。
あぶら‐や【油屋】
1 油を作ったり売ったりする人。また、その店。 2 《近世、油売りの風俗から》子供用の、胸当てのある前掛け。あぶら...
あぶらや‐おこん【油屋お紺】
歌舞伎狂言「伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」の女主人公。伊勢古市油屋の遊女。愛人福岡貢(みつぎ)が探して...
あぶら‐やけ【油焼け】
[名](スル)魚類の干物などが古くなったりして脂肪分が酸化し、赤茶けて味が悪くなること。
あぶら‐やし【油椰子】
1 実から油をとるヤシ。アメリカアブラヤシなど。 2 ヤシ科の常緑高木。葉は羽状複葉で幹の頂に集まってつく。実から...
あぶらやし‐くうかぼう【油椰子空果房】
⇒イー‐エフ‐ビー(EFB)
あぶら‐わた【油綿】
綿を香油に浸しておいて髪のつや出しに用いたもの。
あぶら‐ワニス【油ワニス】
樹脂を乾性油で溶いたワニス。建具などの塗料。油ニス。
油(あぶら)を売(う)・る
《近世、髪油の行商人が、客を相手に世間話をしながら売ることが多かったことから》むだ話などをして仕事を怠ける。
油(あぶら)を絞(しぼ)・る
1 過ちや失敗を厳しく責める。「さんざん—・られた」 2 ひどい苦労をする。「親が身の—・って獲(え)た金を」〈二...
油(あぶら)を注(そそ)・ぐ
《火に油を注げば火勢が強くなることから》感情や行動などをさらに勢いづかせる。
油(あぶら)を流(なが)したよう
海・湖などの水面が、波が立たず穏やかなさま。
あぶり‐こ【焙り籠/炙り子】
1 炭火の上に置いて、衣類などを掛けて乾かす竹のかご。あぶりかご。伏せ籠(ご)。 2 餅(もち)などを焼く鉄製の網。
あぶり‐だし【焙り出し/炙り出し】
1 乾くと消える明礬(みょうばん)水などで紙に字や絵をかいておき、火であぶるとそれが現れるようにしたもの。 2 「...
あぶり‐だ・す【焙り出す/炙り出す】
[動サ五(四)] 1 火であぶって、隠されていた文字や絵を浮き出させる。「火鉢で—・す」 2 周囲の状況、関連する...
あぶり‐もの【焙り物/炙り物】
火であぶったもの。特に、焼き魚。やきもの。
あぶ・る【焙る/炙る】
[動ラ五(四)] 1 火に当てて、暖めたり、乾かしたりする。「たき火で手を—・る」 2 火に当てて軽く焼く。「海苔...
あぶ・る【溢る】
[動ラ下二]「あぶれる」の文語形。
アブル‐ダハブ‐モスク
《Mosque of Abu-al-Dahab》エジプトの首都カイロの旧市街、イスラム地区にあるイスラム寺院。18...
アブルッツォ
イタリア中南部の州。イタリア半島の東側にありアドリア海に面する。州都はラクイラ。キエーティ県・テーラモ県・ペスカー...
あぶれ【溢れ】
仕事にありつけないこと。また、その人。
あぶれ‐もの【溢れ者】
1 職を失った者。浪人。 2 無頼漢。ならず者。無用者。
あぶ・れる【溢れる】
[動ラ下一][文]あぶ・る[ラ下二]《「あふれる」と同語源。余ってはみ出る意》 1 仕事にありつけなくなる。「雨で...
アブレーション
1 手術による除去、切除、焼灼(しょうしゃく)。 2 宇宙工学で、材料表面が高熱にさらされ、蒸発または昇華すること...
アブロホス‐しょとう【アブロホス諸島】
《Abrolhos Islands》オーストラリア、西オーストラリア州西岸の諸島。ジェラルトンの沖合約60キロメー...
アブー
⇒マウントアブー
アブー‐バクル
[573ころ〜634]イスラム教の初代正統カリフ。在位632〜634。預言者ムハンマド没後の教団分裂の危機を乗り切...
アブーダルウィッシュ‐モスク
ヨルダンの首都アンマンの市街中心部にあるイスラム寺院。市街を見下ろすアシュラフィーエの丘の上に位置する。1961年...
ガザーリー
[1058〜1111]イスラム聖法学者・神学者・神秘思想家。ラテン語名アルガゼル。哲学を批判して正統神学を擁護し、...
アブー‐ミーナー
⇒アブメナ