あら【荒/粗】
[名] 1 魚などの肉のよい部分を除いた残りの骨や頭。「ブリの—」 2 米のぬか。また、もみ。 3 人の言動や作品...
あら【𩺊】
1 スズキ科の海水魚。全長約1メートル。体色は紫がかった灰色。北海道以南の日本各地、および中国・フィリピンのやや深...
あら
[感]物事に感動したり、驚いたり、意外なことに気がついたりしたときに発する語。ああ。まあ。現代では主に女性が使う。...
あら【現】
[接頭]名詞に付いて、目に見える形をもつ、現にこの世に存在する、の意を表す。「—人神(あらひとがみ)」「—神(あら...
あら【新】
[接頭]名詞に付いて、新しい、という意を表す。「—所帯」「—盆」
アラアッディン‐ジャーミー
⇒アラアッディンモスク
アラアッディン‐モスク
トルコ中南部の都市コンヤの市街中心部、アラアッディンの丘の頂上部にあるイスラム寺院。13世紀初め、ルームセルジュー...
あら‐あら【荒荒】
[副]《形容詞「あら(荒)し」の語幹を重ねた形》荒々しく振る舞うさま。乱暴なさま。「—と申して追っ帰して候」〈謡・春栄〉
あら‐あら【粗粗】
[副]《形容詞「あら(粗)し」の語幹を重ねた形》詳細、またていねいではなく、大ざっぱに行うさま。だいたい。ざっと。...
あら‐あら
[感]《感動詞「あら」を重ねた語》感動したり驚いたりしたときに発する語。多く女性が使う。「—、こんなに泥んこになって」
あらあら‐かしこ
《粗略で意を尽くさず恐縮です、の意から》女性が書いた手紙、または女性宛の手紙の最後に書き添える語。かしこ。
あらあら・し【粗粗し】
[形シク]作り方が雑である。粗末である。「布の帽額(もかう)—・しく、御調度どもおろそかに」〈徒然・二八〉
あらあら‐し・い【荒荒しい】
[形][文]あらあら・し[シク] 1 物事のようす、人の行動や気性などが、並外れて激しい。ひどく荒っぽい。非常に乱...
あらい【洗い】
1 洗うこと。洗濯。「—のきく布地」「灰汁(あく)—」 2 (「洗膾」「洗魚」とも書く)新鮮なコイ・コチ・スズキな...
あらい【新井】
新潟県南西部にあった市。近世は北国街道と飯山街道の分岐点の宿場町、また上越米の集散地として発展。電気機械工業が盛ん...
あらい【新居】
静岡県湖西市南東部の地名。浜名湖南西岸にある。もと東海道の宿駅の一つで、関所があった。
あらい【新井】
姓氏の一。 [補説]「新井」姓の人物新井白石(あらいはくせき)新井満(あらいまん)新井素子(あらいもとこ)
アライ
1 同盟国。同盟者。 2 協力者。支援者。味方。
あら・い【荒い】
[形][文]あら・し[ク]《「粗い」と同語源》 1 動きが大きく激しい。「波が—・い」「呼吸が—・い」 2 性格や...
あら・い【粗い】
[形][文]あら・し[ク]《「荒い」と同語源》 1 すきまが大きい。また、粒が大きくざらざらしている。細かでない。...
あらい‐あ・げる【洗い上げる】
[動ガ下一][文]あらひあ・ぐ[ガ下二] 1 洗いおわる。「山のような洗濯物を—・げる」 2 十分に洗う。洗い立て...
アライアンス
連合。提携。同盟。
あらい‐おけ【洗い桶】
食器などを洗うための容器。また、浴室でからだを洗う湯を入れる容器。
あらい‐おと・す【洗い落(と)す】
[動サ五(四)]洗って、汚れやごみなどを取り除く。「靴底の泥を—・す」
アライオロス
ポルトガル中南部の町。エボラの北方約20キロメートルに位置する。17世紀以来、じゅうたんの産地として知られる。町の...
あらい‐がえ【洗い替え】
洗濯して乾くまでの間、かわりに用いる衣服やカバー類など。「—用のシーツ」
あらい‐かた【洗い方】
1 物を洗う方法。また、その程度。 2 料理屋などで、使った食器などを洗う下働き。また、その人。
あらい‐かわ【洗い革】
薄紅色に染めた鹿のなめし革。「—の鎧着て」〈平家・一一〉 [補説]もんで柔らかくした白いなめし革ともいう。
あらい‐かんぽう【荒井寛方】
[1878〜1945]日本画家。栃木の生まれ。本名、寛十郎。水野年方に歴史画を学び、文展、のち院展で活躍。インドの...
あらい‐がき【洗い柿】
染め色の名。薄い柿色。薄柑子(うすこうじ)。
あらい‐がみ【洗い髪】
洗ったままで、まだ調えてない女性の髪。《季 夏》「—かわく間月の籐椅子に/久女」
あらい‐ぎぬ【洗い衣】
[名]洗った衣服。 [枕]洗った衣服に取り替える意から、地名の「とりかひがは(取替川・鳥養川)」にかかる。「—取替...
あらい‐ぐま【洗熊/浣熊】
食肉目アライグマ科の哺乳類。タヌキに似るが、尾に黒の輪模様がある。木登りがうまく、巣は木の洞につくる。名称は、水辺...
あらい‐こ【洗い粉】
物の汚れを洗い落とすために使う粉。近世、米ぬかなどが広く用いられ、明治以後は、小麦粉などに石鹸(せっけん)・硼酸(...
あらい‐ごい【洗い鯉】
コイの洗い。《季 夏》
あらい‐ざらい【洗い浚い】
[副]残したり隠したりせず、すべてを出すさま。何から何まで全部。残らず。「やったことを—話す」
あらい‐ざらし【洗い晒し】
何度も洗ったため、衣類などの染色が薄れて、白っぽくなること。また、その衣類。「—のジーパン」
あらい‐ざら・す【洗い晒す】
[動サ五(四)]何度も洗って染め色が薄くなる。「—・したTシャツ」
あら‐いし【荒石】
掘り出したり切り出したりしたままで、加工していない石。野面石(のづらいし)。
あらい‐し【新井市】
⇒新井
あらい‐しゅ【洗い朱】
《「あらいじゅ」とも》 1 黄みを帯びた、丹色(にいろ)に近い朱。 2 いくらかの朱をまぜた漆で塗り、刷毛目(はけ...
あらい‐すすぎ【洗い濯ぎ】
洗ってすすぐこと。洗濯。
あらい‐ず【洗い酢】
魚介の肉を洗ったり、下味をつけたりするのに使う場合の酢。下酢。捨て酢。
あらい‐ぜき【洗い堰】
川をせき止め、その上を水があふれて流れるようにしたもの。川の水量を適当に保ち、または、流れを変えたり、取水口とした...
あら‐いそ【荒磯】
波の荒い海岸。また、岩石の多い海岸。ありそ。
あらいそ‐なみ【荒磯波】
荒磯に打ち寄せる波。ありそなみ。「袖ぬるる—と知りながら」〈更級〉
あら‐いた【粗板】
かんなをかけていない板。
あらい‐たて【洗い立て】
洗って間もないこと。洗濯したばかりのもの。
あらい‐だて【洗い立て】
《「あらいたて」とも》他人の欠点・失敗または秘密などを、ことさらにあばくこと。
あらい‐た・てる【洗い立てる】
[動タ下一][文]あらひた・つ[タ下二] 1 繰り返し十分に洗う。「取り入れた野菜を—・てる」 2 内情や真相、特...