いし‐ぐみ【石組(み)】
庭園に自然石を組み合わせて配置すること。また、その配置。石立て。石配り。いわぐみ。
いし‐ぐら【石倉/石蔵】
石を積み重ねてつくった倉。石造りの倉庫。
いし‐ぐるま【石車】
大石を運ぶ車。重量に耐えるよう、車体を低くし、幅広の車輪をつける。修羅(しゅら)。
石車(いしぐるま)に乗(の)・る
小石を踏み、足をとられてひっくり返る。転じて、うっかり調子に乗って失敗する。
いしぐろ【石黒】
姓氏の一。 [補説]「石黒」姓の人物石黒一雄(いしぐろかずお)石黒忠悳(いしぐろただのり)石黒宗麿(いしぐろむねまろ)
いしぐろ‐かずお【石黒一雄】
⇒カズオイシグロ
いしぐろ‐ただのり【石黒忠悳】
[1845〜1941]医学者。軍医。福島の生まれ。西洋医学の移入、陸軍衛生部の確立などに尽力。日清・日露戦争で活躍...
いしぐろ‐むねまろ【石黒宗麿】
[1893〜1968]陶芸家。富山の生まれ。号、栩庵(くあん)。京都八瀬(やせ)で作陶。東洋の古陶磁を研究し、木の...
いしけっていしえん‐システム【意思決定支援システム】
⇒デシジョンサポートシステム
いし‐けり【石蹴り】
地面にいくつかの円や四角を書き、その中に片足で飛び跳ねながら平らな小石などを次々と蹴り入れて、早く全部を回ったもの...
いしけりあそび【石蹴り遊び】
《原題、(スペイン)Rayuela》コルタサルの長編小説。1963年刊。姿を消した娼婦を探してパリの街をさまよい、...
いし‐けん【石拳】
⇒じゃんけん
いし‐げ【石毛】
イシゲ科の褐藻。沿岸の岩に群生し、高さ約10センチ。体は細い円柱状で、よく枝分かれし、暗褐色で、乾くと黒くなる。
いし‐こ【石子】
1 小石。いしころ。〈和英語林集成〉 2 《「いしご」とも》碁石。 3 石工(いしく)。
いし‐こ【石粉】
1 長石(ちょうせき)の粉末。陶磁器やガラスの原料とする。 2 寒水石(かんすいせき)や石灰岩の粉末。人造石の原料...
いし‐こっかしけん【医師国家試験】
医師法に基づいて行われる、医師免許を与えるための国家試験。
いしこ‐づみ【石子積み】
1 小石を積み重ねること。または小石で築き固めること。 2 「石子詰め」に同じ。
いしこ‐づめ【石子詰(め)】
中世から近世にかけ、地に穴を掘って罪人を入れ、小石で埋め殺した刑罰。多く、私刑として行われた。
いしこ‐らし・い
[形]《近世上方語》不遜に見えるさま。えらそうにしている。生意気だ。「—・う、江戸子ぢゃなんたらかたら云うても」〈...
いしこりどめ‐の‐みこと【石凝姥命/伊斯許理度売命】
日本神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋戸に隠れたとき、鏡を作った神。天孫降臨に従った五伴緒神(いつ...
いし‐ころ【石塊】
小さな石。小石。いしくれ。
いし‐ごき【石御器】
茶碗の異称。「—に一、二杯」〈浄・博多小女郎〉
いし‐ごろも【石衣】
餡(あん)に水飴(みずあめ)を加えて練り固め、砂糖の衣で包んだ菓子。
いし‐さじ【石匙】
縄文時代の打製石器。長さ5センチ前後で、ナイフとして用いた。つまみの部分にひもを掛け、腰などに下げたらしい。石匕(...
いし‐さんご【石珊瑚】
花虫綱イシサンゴ目の腔腸(こうちょう)動物の総称。熱帯・亜熱帯の浅海に多く、群体または単体で、石灰質の硬い骨格をつ...
いし‐ざか【石坂】
1 石の多い坂道。 2 石畳の坂。
いしざか【石坂】
姓氏の一。 [補説]「石坂」姓の人物石坂公成(いしざかきみしげ)石坂洋次郎(いしざかようじろう)
いしざか‐きみしげ【石坂公成】
[1925〜2018]免疫学者。東京の生まれ。昭和41年(1966)、妻の照子との共同研究により、アレルギー発症の...
いしざか‐ようじろう【石坂洋次郎】
[1900〜1986]小説家。青森の生まれ。教職のかたわら「若い人」を発表し、作家的地位を確立。小説「青い山脈」「...
いし‐ざら【石皿】
1 皿形の石器。安山岩などでつくり、長さ20〜40センチの円形・楕円形のものが多い。木の実や穀物などをすりつぶすの...
いしざわ‐まい【石沢麻依】
[1980〜 ]小説家。宮城の生まれ。令和3年(2021)、「貝に続く場所にて」で群像新人文学賞を受賞し作家デビュ...
いし‐しゅぎ【意思主義】
法律行為の効力を決める際に、表示者の外部に現れた表示行為よりも内心の意思を重んずる主義。→表示主義
いししゅどう‐ちけん【医師主導治験】
医薬品や医療機器の有効性・安全性を確かめるために、医師や歯科医師が主体となって計画し実施する臨床試験。→治験
いし‐しょう【異嗜症】
⇒異味症(いみしょう)
いし‐じ【石地】
1 石の多いやせた土地。「—をひらき、畑(はた)を打つ」〈浄・用明天王〉 2 「石地塗り」の略。
いし‐じき【石敷(き)】
平たい石を敷き詰めて舗装した所。石畳。
いし‐じぞう【石地蔵】
1 石に刻んだ地蔵菩薩(ぼさつ)像。地蔵菩薩の石像。 2 無口な人、色恋に反応を示さない人のたとえ。
いし‐じつげん【意思実現】
契約申し込みに対して、承諾通知はせずに、承諾意思があると推断されるような行為を通じて意思表示をすること。推断行為。
いしじ‐ぬり【石地塗(り)】
つやのない灰色の漆塗り。漆を塗った上に石地粉(いしじこ)をまいて乾かしてから、さらに漆を薄く塗って少し研いだもの。
いしじむさぎょう‐ほじょしゃ【医師事務作業補助者】
診断書の作成など医師が行う事務作業を補助・代行する医療従事者。医師の指示により診断書・処方箋・紹介状の作成補助、電...
イシス
古代エジプトや古代ギリシャ・ローマで崇拝された女神。オシリスの妹で妻。セトに殺された夫の遺体を蘇生させ、息子ホルス...
イシス‐しんでん【イシス神殿】
《Temple of Isis》⇒フィラエ神殿
いし‐ずえ【礎】
《「石据え」の意》 1 家屋や橋などの柱の下に据える土台石。根石(ねいし)。柱石(はしらいし)。 2 物事の基礎と...
い‐しずま・る【居鎮まる】
[動ラ五(四)]座にすわって落ち着く。「—・って見ると隙間もる風は刃(やいば)のように鋭く切り込んできていた」〈有...
いし‐ずみ【石炭】
石炭(せきたん)のこと。
いし‐ずり【石摺り/石搨り】
1 石碑などの文字を紙に摺(す)り取ること。また、摺り取ったもの。拓本(たくほん)。 2 染めた布地を木目のたった...
いし‐せい【異歯性】
動物の一個体に、2種類以上の形の歯があること。主に哺乳類にみられ、門歯・犬歯・前臼歯・臼歯がある。⇔同歯性。
いし‐ぞこ【石底】
1 地質が石から成っている河川の底。 2 「石底織り」の略。
いしぞこ‐おり【石底織(り)】
縦糸に双子糸、横糸に太糸と細糸を交互に織り込んだ、厚地で丈夫な綿織物。足袋底に使う。織り底。
いし‐たたき【石叩き/石敲き】
1 鉱石などを槌(つち)で打ち砕くこと。また、その槌や、それを職業とする人。 2 《尾を上下に動かす習性から》セキ...