いしだ【石田】
姓氏の一。 [補説]「石田」姓の人物石田衣良(いしだいら)石田英一郎(いしだえいいちろう)石田名香雄(いしだなかお...
いし‐だい【石鯛】
スズキ目イシダイ科の海水魚。全長約70センチ。体形はタイに似る。若魚には淡い青灰色の地に7本の黒い横縞があるが、老...
いし‐だいく【石大工】
1 石を刻んで細工する職人。石工(いしく)。 2 石工の棟梁(とうりょう)。
いしだ‐いら【石田衣良】
[1960〜 ]小説家。東京の生まれ。本名、石平庄一(いしだいらしょういち)。コピーライターを経て作家となる。「4...
いしだ‐えいいちろう【石田英一郎】
[1903〜1968]文化人類学者。大阪の生まれ。東大教授。日本の文化人類学の基礎を築いた。比較民俗学研究にも寄与...
いし‐だか【石高】
[名・形動] 1 《得点の計算に碁石を代用するところから》花ガルタで得点の多いこと。「いつか直子が一番の—となって...
いしだか‐みち【石高道】
石が多くて、でこぼこの道。「歩み難い—を、市九郎は、杖を頼りに辿って居た」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
いし‐だき【石抱き】
江戸時代の拷問(ごうもん)の一。三角状の木を並べた台に容疑者を座らせ、そのひざに平たい石を積み重ねて自白を強要した...
いし‐だたみ【石畳/甃】
1 庭や道路などで、平らな敷石を敷き詰めた所。また、その敷石。 2 石段。 3 文様の名。方形の石を一面に敷き並べ...
いしだたみ‐がい【石畳貝】
ニシキウズガイ科の巻き貝。日本各地の潮間帯の岩礁に多い。貝殻は長卵形で厚く、殻高約3センチ。殻表は緑褐色で石畳状の...
いし‐だて【石立て】
「石組み」に同じ。
いしだ‐なかお【石田名香雄】
[1923〜2009]医学者。新潟の生まれ。ウイルス・細菌の研究に業績を残し、昭和28年(1953)にはセンダイウ...
いしだ‐はきょう【石田波郷】
[1913〜1969]俳人。愛媛の生まれ。本名、哲大(てつお)。水原秋桜子(しゅうおうし)の教えを受け、「馬酔木(...
いしだはきょうぜんくしゅう【石田波郷全句集】
愛媛県出身の俳人、石田波郷の句集。正題「定本石田波郷全句集」。昭和29年(1954)刊行。昭和30年(1955)、...
いしだ‐ばいがん【石田梅岩】
[1685〜1744]江戸中期の思想家。石門(せきもん)心学の始祖。丹波の人。本名、興長。小栗了雲に師事。実践的倫...
いしだ‐みつなり【石田三成】
[1560〜1600]安土桃山時代の武将。近江(おうみ)の人。幼名、佐吉。豊臣秀吉に才知を認められて五奉行の一人と...
いしだ‐みとく【石田未得】
[1587〜1669]江戸前期の俳人・狂歌師。江戸の人。号、乾堂。松永貞徳の門人で、半井卜養(なからいぼくよう)と...
いしだ‐ゆうてい【石田幽汀】
[1721〜1786]江戸中期の画家。播磨(はりま)の人。京都で活躍。写実性の強い装飾性を特色とする。円山応挙(ま...
いしだ‐りゅう【石田流】
江戸初期の盲人棋士石田検校(けんぎょう)が始めた、将棋の駒(こま)組み。飛車を角行(かっこう)の右へ移して戦う平手...
いし‐だん【石段】
石でつくった階段。石階(いしばし)。
いしだん‐いし【石段石】
1 茶室の庇(ひさし)の下に踏み段として据えた石。自然石を用い、沓脱(くつぬ)ぎ石と踏み段石(二番石)を高低二段に...
い‐しつ【委悉】
[名](スル)物事を事細かに詳しくすること。「音に限有りて之を—すること能わず」〈吉岡徳明・開化本論〉
い‐しつ【異質】
[名・形動]性質の違うさま。また、その性質。「—な成分」「社内で—な存在」⇔同質。
い‐しつ【痿疾】
手足などがしびれて感覚を失い、動作が自由にならない病気。しびれやまい。
い‐しつ【遺失】
[名](スル) 1 置き忘れたり落としたりして金品を失うこと。なくすこと。「遠い昔に—したものを、再び取り戻したよ...
いし‐ついじ【石築地】
石造りの築地。石垣。石塀。
いし‐つうち【意思通知】
自己の意思を他人に通知する私法上の行為。契約の履行の請求など。準法律行為の一。
いしつくり‐の‐みこ【石作皇子】
竹取物語の登場人物で、かぐや姫に求婚する貴公子の一人。姫に天竺(てんじく)の仏の御石の鉢を求められ、にせの鉢を持っ...
いし‐つつ【石槌】
古代の剣の一。柄頭(つかがしら)を石でつくったものという。「久米の子が頭椎(くぶつつ)い—いもち撃ちてし止まむ」〈...
いしつ‐ぶつ【遺失物】
1 忘れたり落としたりした物。遺失品。 2 法律上、占有者の意思によらずにその所持を離れた物。拾得者はそれを持ち主...
いしつぶつ‐おうりょうざい【遺失物横領罪】
⇒遺失物等横領罪
いしつぶつとう‐おうりょうざい【遺失物等横領罪】
遺失物・漂流物など、他人の占有を離れた物を自分の物にする罪。刑法第254条が禁じ、1年以下の懲役または10万円以下...
いしつぶつ‐ほう【遺失物法】
遺失物を拾った場合の警察への提出や、持ち主への返還等について定めた法律。平成19年(2007)施行。明治32年(1...
いし‐つみ【石積み】
《「いしづみ」とも》 1 垣や橋台を石材を積み上げて築造すること。また、その構造物。切り石積み・野石積みなどがあり...
いしづ【石津】
大阪府堺市の地名。古くは港。北畠顕家(きたばたけあきいえ)が戦死した古戦場。
いしづか【石塚】
姓氏の一。 [補説]「石塚」姓の人物石塚喜久三(いしづかきくぞう)石塚竜麿(いしづかたつまろ)
いしづか‐きくぞう【石塚喜久三】
[1904〜1987]小説家。北海道の生まれ。国民学校教員ののち、内モンゴルに渡る。「纏足(チャンズウ)の頃」で芥...
いしづか‐たつまろ【石塚竜麿】
[1764〜1823]江戸中期の国語学者。遠江(とおとうみ)の人。本居宣長(もとおりのりなが)の弟子。「古言清濁考...
いしづがおか‐こふん【石津ヶ丘古墳】
⇒履中天皇陵古墳
いし‐づき【石突き】
1 太刀の鞘尻(さやじり)を包んでいる金具。 2 矛・薙刀(なぎなた)・槍(やり)などの柄の、地に突き立てる部分を...
いし‐づくり【石造り/石作り】
1 石で物をつくること。また、その物や、それを職業とする人。 2 (石作)大化(645〜650)前代の部(べ)。石...
いし‐づち【石槌】
1 槌として用いられた石器。日本では縄文・弥生時代にわたってみられる。 2 地形(じぎょう)に用いる大石。数本の縄...
いしづち【石鎚】
「石鎚山」の略。
いしづち‐こくていこうえん【石鎚国定公園】
石鎚山を中心とする国定公園。愛媛・高知の両県にまたがり、面河(おもご)渓などがある。
いしづち‐さん【石鎚山】
愛媛県中部の山。石鎚山脈の主峰で四国山地の最高峰。標高1982メートル。山頂に石鎚神社の頂上社があり、中腹に山岳信...
いしづち‐さんみゃく【石鎚山脈】
愛媛県・高知県の境を東西に連なる山脈。四国山地の西半分を占め、東半分の剣(つるぎ)山地に対する。四国最高峰の石鎚山...
いしづち‐じんじゃ【石鎚神社】
愛媛県西条市西田甲にある神社。祭神は石土毘古神(いしづちひこのかみ)。役小角(えんのおづの)の開山と伝え、石土蔵王...
いし‐てき【意志的】
[形動]その人の言動に意志の感じられるさま。「話し方に—なものがある」
いして‐じ【石手寺】
愛媛県松山市石手町にある真言宗豊山派の寺。山号は熊野山。中興開創は弘仁4年(813)。もとは法相宗で、開山は行基、...
石(いし)で手(て)を詰(つ)・める
動きがとれない。進退きわまる。「石で手詰めた貧の病」〈浄・忠臣講釈〉