い‐ちょ【遺著】
1 後世にのこされた著書。 2 著者の死後に出版された著作。
い‐ちょう【イ調】
音楽で、イ音を主音として構成された調子。また、それに基づく曲。
い‐ちょう【医長】
病院で各科の主任の医師。
い‐ちょう【胃腸】
消化器官の胃と腸。「—薬」
い‐ちょう【帷帳】
1 室内に垂れ下げて隔てとする布。とばり。垂れ絹。 2 幕をめぐらして作戦計画を立てる所。本営。本陣。帷幄(いあく)。
い‐ちょう【異朝】
外国の朝廷。外国。⇔本朝。
い‐ちょう【移牒】
[名](スル)管轄の違う他の役所などへ文書で通知すること。また、その通知。
い‐ちょう【移調】
[名](スル)演奏上の都合から、楽曲の形をそのままにしながら、原曲より高く、または低く音域を移し変えること。
い‐ちょう【萎凋】
衰えしぼむこと。
いちょう【銀杏/公孫樹/鴨脚樹】
1 イチョウ科の裸子植物。一科一種。落葉高木で、高さ約30メートルに達する。葉は扇形で中央に裂け目があり、秋に黄葉...
いちょう‐あし【銀杏脚】
膳(ぜん)などの、脚の末が広くイチョウの葉の形をしたもの。
いちょう‐いも【銀杏芋】
ナガイモの栽培品種。芋が扁平でイチョウの葉の形をしている。
いちょう‐うきごけ【銀杏浮苔】
ウキゴケ科のコケ。沼や水田に浮遊し、長さ1〜1.5センチ、幅4〜8ミリで、二股(ふたまた)状に分かれ、表面は青緑色...
いちょう‐えん【胃腸炎】
胃腸が炎症を起こし、腹痛・嘔吐(おうと)・下痢などの症状を呈する病気の総称。胃腸カタル。
いちょう‐かい【銀杏会】
地域ごとに活動する東京大学卒業生の同窓会。東京銀杏会・北海道銀杏会・ニューヨーク銀杏会など。→赤門学友会 [補説]...
いちょう‐かおり【伊調馨】
[1984〜 ]レスリング選手。青森の生まれ。平成16年(2004)アテネオリンピックで金メダルを獲得。以後、北京...
いちょう‐がえし【銀杏返し】
女性の髪形の一。鬢(びん)・髱(たぼ)・前髪を束ねた髪を左右二つに分けて、低い髷(まげ)を作ったもの。江戸末期から...
いちょう‐がしら【銀杏頭】
江戸時代の男性の髪形の一。髷(まげ)のはけ先をイチョウの葉のような形に広げた結い方。
いちょう‐がた【銀杏形】
イチョウの葉のような形。半円形を中央で二分した形。
いちょう‐がっき【移調楽器】
楽譜に記された音と実際に出す音の高さが異なる楽器。クラリネット・ホルン・トランペットなど、管楽器に多い。
いちょう‐がに【銀杏蟹】
イチョウガニ科のカニ。甲は幅約10センチ、扇形をし暗褐色で、前縁に三角形状のとげが並ぶ。東京湾以南の海底にすむ。
いちょう‐ぎり【銀杏切り】
大根・人参などを縦四つに切り、さらにそれを端から横に薄く切ること。また、その切ったもの。イチョウの葉の形に似る。
いちょう‐くずし【銀杏崩し】
女性の髪形の一。銀杏髷(まげ)の変形で、浅葱(あさぎ)または紫の縮緬(ちりめん)を髷に巻き込んだもの。幕末の江戸で...
いちょう‐ごけ【銀杏苔】
イチョウウキゴケの別名。
いちょう‐ば【銀杏羽】
オシドリの雄の両翼にあるイチョウの葉の形の羽。風切り羽の内側の一対が発達したもので、橙(だいだい)色。思い羽。剣羽...
いちょう‐ば【銀杏歯】
下駄の歯で、イチョウの葉のように、下が広がったもの。
いちょう‐びょう【萎凋病】
トマト・ナスなどで、根や茎に糸状菌の一種が寄生し、水分の供給が悪くなって枯れる病害。
いちょう‐まげ【銀杏髷】
女性の髪形の一。髷をイチョウの葉の形に広げて結ったもの。江戸時代に流行。いちょうわげ。
いちょう‐やく【胃腸薬】
胃腸の治療をしたり調子を整えたりするための薬。健胃剤・制酸剤・整腸剤など。
い‐ちょく【違勅】
[名](スル)勅命に背くこと。
い‐ちょく【遺勅】
後世に残された勅命。遺詔。