いね【稲】
1 イネ科の一年草。実が米で、広く主食とされ、水田や畑で栽培し、畑に作るものは陸稲(おかぼ・りくとう)とよばれる。...
いね【伊根】
京都府与謝郡の地名。丹後半島の北東部に位置する。同名の湾に建ち並ぶ舟屋群で知られるほか、浦島伝説を伝える浦嶋神社な...
いね‐あ・ぐ【稲挙ぐ】
[動ガ下二]《動詞「い(寝)ぬ」(下二)の連用形「いね」に掛けて、正月に用いる忌み詞》起きる。《季 新年》⇔稲積む...
イネーブラー
1 他の人の行動に力を貸す人。後援者。「—型企業」 2 依存症者などに必要以上の手助けをすることで、結果的に状況を...
イネーブル
有効であること。能力や権限があること。特に、コンピューターで、機能や機器などが利用可能な状態であること。⇔ディセーブル。
いね‐かけ【稲掛(け)】
刈って束ねた稲を乾かすため、穂を下にして稲木などに掛けること。また、その掛ける木。稲架(はさ)。いなぎ。いなかけ。...
いね‐かめむし【稲亀虫/稲椿象】
カメムシ科の昆虫。体長1.3センチくらい。体は長楕円形で淡褐色。イネの出穂期に穂を食害する。本州以南に分布。
いね‐かり【稲刈(り)】
秋に実った稲を刈り取ること。取り入れ。刈り入れ。《季 秋》「—の其の田の端や扱(こ)き所/許六」
いねかり‐うた【稲刈(り)歌】
民謡で、稲を刈り取るときにうたう仕事歌。
いね‐がてに【寝ねがてに】
[連語]寝ることができないで。→がてに「秋萩の下葉色づく今よりやひとりある人の—する」〈古今・秋上〉
いね‐こき【稲扱き】
刈り取った稲の穂から籾(もみ)をこいて落とすこと。また、その道具。脱穀。いなこき。《季 秋》「—の古き機械を野にさ...
いねこき‐うた【稲扱き歌】
民謡で、稲の穂をこくときにうたう仕事歌。
いねこ‐ばし【稲扱箸】
「扱(こ)き箸」に同じ。
イネス
《International Nuclear and Radiological Event Scale》⇒国際原子...
いね‐ぞうむし【稲象虫】
ゾウムシ科の甲虫。体長約5ミリ。体は黒褐色で、灰褐色の鱗片(りんぺん)で覆われる。稲の葉・茎・根などを食害。
いね‐つき【稲舂き】
稲の籾(もみ)をうすに入れて、きねでつき精白すること。米つき。
いねつき‐うた【稲舂き歌】
大嘗祭(だいじょうさい)に神前に供える稲をつくときにうたった歌。
いねつき‐こまろ【稲舂き子麿】
ショウリョウバッタの古名。〈和名抄〉
いねつき‐むし【稲舂き虫】
ショウリョウバッタの別名。
いね‐つ・む【稲積む】
[動マ四]《動詞「い(寝)ぬ」(下二)の連用形「いね」に掛けて、正月に用いる忌み詞》寝る。《季 新年》⇔稲挙ぐ。「...
いねねくい‐はむし【稲根喰葉虫】
ハムシ科の甲虫。体長6ミリほど。全体に緑褐色で金属光沢がある。触角は長く、翅(はね)にすじがある。幼虫は稲の根を食...
いね‐まけ【稲負け】
[名](スル)稲の手入れをしているときに、稲の葉で肌を傷つけたり、かぶれてかゆくなったりすること。
い‐ねむり【居眠り】
[名](スル)座ったり腰かけたりしたままで眠ること。「授業中に—する」「—運転」
い‐ねむ・る【居眠る】
[動ラ五(四)]いねむりをする。「壁を背にして—・る」
いね‐わら【稲藁】
収穫した稲の籾(もみ)を取り去ったもの。むしろ・縄など藁工品の材料となる。いなわら。
い‐ねん【意念】
考え。気持ち。意識。「兼て公辺へ対し後闇(うしろくら)き—を懐(いだ)き」〈染崎延房・近世紀聞〉
い‐ねんごう【異年号】
⇒逸年号(いつねんごう)
い‐ねんれい【異年齢】
年齢が異なること。「—保育」