いわい【祝(い)/斎】
1 めでたいとして喜ぶこと。祝賀。「米寿の—」 2 祝う気持ちを示す言葉や金品。「お—を述べる」 3 (斎)心身を...
いわ‐い【岩井/石井】
岩の間からわき出る泉を井としたもの。「—汲むあたりの小笹(をざさ)玉こえてかつがつ結ぶ秋の夕露」〈新古今・夏〉
いわい【岩井】
茨城県南西部にあった市。平成17年(2005)に猿島(さしま)町と合併して坂東(ばんどう)市となった。→坂東
いわい【岩井】
姓氏の一。 [補説]「岩井」姓の人物岩井俊二(いわいしゅんじ)岩井半四郎(いわいはんしろう)
いわい‐うた【祝(い)歌/頌】
1 民謡の分類の一。祝いの式や宴席などでうたう歌。祝儀歌。 2 和歌六義(りくぎ)の一。祝いことほぐ歌。頌歌(しょ...
いわい‐おんせん【岩井温泉】
鳥取県岩美郡にある温泉。貞観元年(859)開湯と伝えられ、山陰最古の温泉とされる。湯かむりで知られる。泉質は硫酸塩泉。
いわい‐がわ【磐井川】
岩手県南部を流れる川。栗駒山の北斜面に源を発し、一関市内を流れ北上川に注ぐ。長さ36キロ。上流には厳美渓がある。
いわい‐ぎ【祝(い)木】
「祝い棒」に同じ。
いわい‐ごと【祝(い)言】
幸福を祈願する言葉。また、慶事をことほぐ言葉。
いわい‐ごと【祝(い)事】
めでたいこと。慶事。
祝(いわ)い事(ごと)は延(の)ばせ仏事(ぶつじ)は取(と)り越(こ)せ
祝いの行事は、慎重にして遅れてするくらいがよいが、仏事は、反対に早めに繰り上げて行うほうがよい。
いわい‐ざかな【祝い肴】
祝いの膳に用いる、酒の肴。正月料理の場合には、関東では黒豆・数の子・ごまめ、関西では黒豆またはごまめ・数の子・たた...
いわい‐ざけ【祝(い)酒】
祝い事のときに飲む酒。
いわい‐し【岩井市】
⇒岩井
いわい‐しゅんじ【岩井俊二】
[1963〜 ]映画監督・映像作家。宮城の生まれ。プロモーションビデオの制作、テレビドラマの監督・脚本を経て映画監...
いわい‐だけ【祝茸】
マンネンタケの別名。
いわい‐だいこん【祝(い)大根】
ダイコンの一品種。直径3センチ程で細く小さい。輪切りにして、正月の雑煮に用いる。奈良県を中心に、主に関西で栽培される。
いわい‐だる【祝い樽】
祝儀用の酒樽。角樽(つのだる)・指し樽など。
いわい‐ちゃ【岩井茶】
岩井半四郎が衣装に好んで用いた茶色。灰色がかってくすんだ茶色。
いわ‐いちょう【岩銀杏】
ミツガシワ科の多年草。本州中部以北の高山の湿原に自生。高さ約20センチ。葉の形はイチョウに似て、長い柄があり、根元...
いわい‐づき【祝月/斎月】
《特に斎(い)み慎む月と考えられたところから》1月・5月・9月の称。その月の1日には、身なりを整えて祝ったり、社寺...
いわい‐でん【祝(い)殿】
同族が合同して森などに小祠(しょうし)を建てて祭る神。
いわい‐の‐ぜん【祝(い)の膳】
祝儀のときに出される膳。熨斗(のし)・昆布・勝ち栗(ぐり)をつける習慣がある。
いわい‐の‐らん【磐井の乱】
継体天皇21年(527)に筑紫の国造(くにのみやつこ)磐井が大和朝廷に敵対して起こした乱。新羅(しらぎ)に奪われた...
いわい‐はんしろう【岩井半四郎】
歌舞伎俳優。屋号、大和屋。 (初世)[1652〜1699]大坂の人。通称、長四郎。座元と立役を兼ねた。 (4世)[...
いわい‐ばし【祝(い)箸】
祝儀、特に、正月の膳に用いる白木の箸。太箸。《季 新年》「刈柴の中から選りて—/蝶衣」
いわい‐び【祝(い)日】
祝い事のあるめでたい日。しゅくじつ。
いわい‐べ【斎瓮】
神酒(みき)を盛るための素焼きのつぼ。いんべ。「—を斎ひほりすゑ」〈万・三七九〉
いわいべ‐どき【祝部土器】
⇒須恵器(すえき)
いわい‐ぼう【祝(い)棒】
小正月の、粥占(かゆうら)・成木(なりき)責め・嫁たたきなどの行事に用いる棒。ヌルデ・柳・栗などで作る。いわいぎ。
いわい‐まく【祝(い)幕】
祝い事の際に掛ける幕。特に、歌舞伎で、襲名や初舞台などに際して後援者から贈られる特製の引幕。
いわい‐もの【祝(い)物】
祝いとして贈る物、贈られる物。