いん‐き【陰気】
[名・形動] 1 万物生成の根本となる二気の一。陰の気。⇔陽気。 2 気分・雰囲気・天候などが、晴れ晴れしないこと...
インキ
⇒インク
いんき‐くさ・い【陰気臭い】
[形]陰気な感じがする。「—・い部屋」「—・い話」
いんきさんか【因帰算歌】
江戸時代の数学者、今村知商の著作。寛永17年(1640)刊行。算術を和歌や長歌の形式で記したもので、日本で最初につ...
いんきなたのしみ【陰気な愉しみ】
安岡章太郎の短編小説。昭和28年(1953)発表。同年、「悪い仲間」とあわせ第29回芥川賞受賞。
いん‐キャ【陰キャ】
《「陰気なキャラクター」の意》引っ込み思案で内気な人。陰キャラ。⇔陽(よう)キャ。
いん‐きゃく【韻脚】
1 漢詩や賦などの韻文で句末に用いる韻。脚韻。 2 《foot》西洋の詩で、強音の音節と弱音の音節とを、一つずつ、...
いん‐キャラ【陰キャラ】
⇒陰キャ
いん‐きゅう【院宮】
⇒いんぐう(院宮)
いん‐きゅう【飲泣】
[名](スル)声を抑えながらしのび泣くこと。「皆一種の電気にうたれて、—する者、歯をくいしばってうつむく者」〈蘆花...
インキュナビュラ
ヨーロッパで15世紀後半に刊行された初期の活字本。揺籃期本(ようらんきぼん)。語源はラテン語で、揺りかごの意。イン...
インキュベーション
《抱卵・培養・保育の意》設立して間がない新企業に国や地方自治体などが経営技術・金銭・人材などを提供し、育成すること。
インキュベーター
1 孵卵(ふらん)器。 2 (未熟児のための)保育器。 3 新規産業の企業を育成し、誘致するために、公機関などが、...
インキュベート
[名](スル) 1 培養。保温して育成すること。「細胞を—する」 2 設立して間もない企業や起業家などへの支援・育...
いん‐きょ【允許】
[名](スル)許すこと。許可。允可。
いん‐きょ【引拠】
引用してよりどころとすること。また、その根拠となる事柄。
いん‐きょ【殷墟】
中国河南省安陽(あんよう)市北西の小屯村を中心とした殷代の遺跡。前14世紀から前11世紀、殷王朝後期の首都があった...
いん‐きょ【陰虚】
漢方の病名で、房事過度による男性精力の減退。腎虚(じんきょ)。
いん‐きょ【隠居】
[名](スル) 1 官職・家業などから離れて、静かに暮らすこと。また、その人。民法旧規定では、戸主が生前に家督を相...
いんきょう【韻鏡】
10世紀ころにできた中国の音韻図。頭子音と声調との組み合わせによって漢字音の体系を図示したもの。43図からなる。日...
いん‐きょう【印僑】
海外に移住したインド人およびその子孫の日本での呼称。中国系移民を華僑と呼ぶのに対して用いられる。在外インド人および...
いんきょ‐かどう【陰虚火動】
漢方で、房事過度のため精力が減退し、心臓の鼓動が激しくなり、熱が出て衰弱する病気。
いん‐きょく【陰極】
対となる二つの電極のうち、電位の低いほうの電極。負の電極。負極。マイナス極。⇔陽極。
いんきょく‐せん【陰極線】
放電管内で放電をした場合、陰極から出て、陽極に向かう高速度の電子の流れ。金属に当てると、吸収・散乱・回折・X線発生...
いんきょくせん‐かん【陰極線管】
陰極線を放出させるために使われる真空管。ガイスラー管やブラウン管など。CRT。
いんきょくせんかん‐ディスプレー【陰極線管ディスプレー】
⇒シーアールティー(CRT)ディスプレー
いんきょ‐しごと【隠居仕事】
老人が勤めをやめてからする、生計に直接かかわりのない仕事。
いんきょ‐ばんとう【隠居番頭】
江戸時代、番頭を勤め終えたのちも引き続き主家に奉公している人。
いんきょ‐ぶん【隠居分】
1 隠居の身分。「姉にかかりて—」〈浄・重井筒〉 2 隠居する者に生活費として分け与えられる財産。「—とて有り銀(...
いんきょ‐もじ【殷墟文字】
⇒甲骨文字(こうこつもじ)
いんきょ‐りょう【隠居料】
1 隠居した人に割り当てられる生活費。 2 江戸時代、隠居した武士に幕府、または、藩が支給した扶持(ふち)。
いんきょ‐りょう【隠居領】
隠居した人に割り当てられた領地。
いん‐きん【引磬】
《「きん(磬)」は唐音》仏教の楽器の一。椀(わん)状の小鐘に柄をつけたもの。読経のときなど、小さい鉄棒で打ち鳴らす...
いん‐きん【印金】
紗(しゃ)・綾・羅などの織物に、模様を彫った型紙を当て、漆や糊(のり)を薄く引き、その上に金箔・金粉を置いて模様を...
いん‐きん【陰金】
「陰金田虫(いんきんたむし)」の略。
いんきん‐たむし【陰金田虫】
頑癬(がんせん)の俗称。