えき‐だれ【液垂れ】
[名](スル) 1 液体を注いだあとに、余分な液体が容器のふちについてたれること。 2 塗装の際、多すぎた塗料が塗...
えき‐だん【易断】
易によって運勢・吉凶などを判断すること。占い。
えき‐ちか【駅近】
鉄道駅の近くにあること。「—のマンション」
えき‐ちか【駅チカ】
《「駅の地下」の意。「エキチカ」「駅地下」とも書く》鉄道会社が駅構内の地下に設けた商店街。→駅ナカ
えき‐ちく【役畜】
農耕や運搬などの労役に用いられる家畜。牛や馬など。
えき‐ちゅう【益虫】
人間の生活に直接・間接に利益をもたらす昆虫。一般に、害虫防除に役立つ寄生蜂やトンボ・カマキリ、花粉を媒介するミツバ...
えき‐ちょう【役丁】
古代、諸国から夫役(ぶやく)で都へ集められた青壮年の男。仕丁(じちょう)。えきてい。
えき‐ちょう【益鳥】
農林業上、有益とされる鳥。一般に、ツバメ・シジュウカラなどの食虫性の鳥をさす。⇔害鳥。
えき‐ちょう【駅丁】
「駅子(えきし)」に同じ。
えき‐ちょう【駅長】
1 鉄道駅の最高責任者。 2 律令制で、駅の長。駅戸(えきこ)の中から選んで、駅使の送迎およびその事故の処置、駅鈴...
えき‐てい【役丁】
「えきちょう(役丁)」に同じ。
えき‐てい【掖庭】
宮殿のわきの殿舎。皇妃・宮女のいる所。後宮(こうきゅう)。えきだい。「后妃遊宴のみぎりなり…—の露色愁ふ」〈平家・七〉
えき‐てい【駅亭】
1 「駅家(えきか)」に同じ。 2 宿場の旅館。
えき‐てい【駅逓】
1 宿場から宿場へ荷物を送り届けること。宿(しゅく)つぎ。馬つぎ。 2 郵便。「—の局に似通う両替のペンキの家に」...
えき‐てい【駅程】
宿駅から宿駅への道のり。
えきてい‐きょく【駅逓局】
明治初期、駅逓・通信をつかさどった官庁。明治10年(1877)にそれまでの駅逓寮を改称。同18年逓信省の所管となり...
えき‐てき【液滴】
液体のつぶ、したたり。表面張力でまとまった液体のかたまり。
えき‐でん【易田】
古代、土地がやせていて、1年おきにしか耕作できなかった田地。口分田として給される場合は、2倍の面積が与えられた。や...
えき‐でん【駅田】
養老令で、駅の経費に充てるために、租税免除で国から支給された田。駅戸(えきこ)が耕作にあたった。大宝令では駅起田(...
えき‐でん【駅伝】
1 「駅伝競走」の略。 2 古代の駅制と伝馬(てんま)の制度。律令制では、唐の制度にならって、官吏のために駅には駅...
えきでん‐きょうそう【駅伝競走】
数人で1チームを作り、一人が1区間を走って次の走者につなぎ、総所要時間で勝敗を決める長距離競走。
えき‐とう【駅稲】
養老令で、駅の経費に充てるために駅田から収穫した米。大宝令では駅起稲(えききとう)と称した。
えき‐とう【駅頭】
駅の付近。駅の前。また、駅。「—に降り立つ」
えき‐どめ【駅止(め)/駅留(め)】
鉄道で運ばれる荷物を、あて先まで配達しないで、着駅で受取人に渡すようにした扱い。「—荷物」
えき‐なか【駅ナカ】
《「駅の中」の意。「エキナカ」「駅中」とも書く》鉄道会社が駅の構内(特に改札口の内側のスペース)に設けた商店街をい...
エキノコックス
エキノコックス属の条虫の総称。キツネ・猫などに寄生する多包条虫、羊・牛・犬などに寄生する単包条虫がある。宿主の体内...
エキノコックス‐しょう【エキノコックス症】
《echinococcosis》寄生虫病の一種。エキノコックス属条虫の幼虫が体内の種々の臓器に寄生して起こる難病。...
えき‐はかせ【易博士】
古代、陰陽寮(おんようりょう)に属し、卜筮(ぼくぜい)をつかさどった官。令外(りょうげ)の官。やくのはかせ。えきはくじ。
えき‐ば【役馬】
馬車馬や耕作などの労役に使う馬。
えき‐ば【駅馬】
律令制で、駅家(えきか)に備えて駅使の乗用に使った馬。また、中世以降、宿駅に備えて一般の旅客の用に供した馬。はゆま。
えき‐ばしゃ【駅馬車】
17〜19世紀ごろ、欧米で、各主要都市間を定期的に運行して、旅客や貨物・郵便物を輸送した馬車。鉄道の発達で衰退。 ...
えきばしゃ【駅馬車】
《Stagecoach》米国の映画。1939年作。監督はフォード。駅馬車に乗り合わせた人々の人間模様を描く西部劇。...
えき‐ひ【液肥】
液状の肥料。糞尿の混合物や、化学肥料を水に溶いたもの。水肥(すいひ・みずごえ)。
えき‐びょう【疫病】
悪性の伝染病。はやりやまい。疫癘(えきれい)。えやみ。やくびょう。
えき‐ビル【駅ビル】
一部を鉄道の駅舎、他の部分をデパートや商店街などに使用するビルディング。ステーションビル。
えき‐ふ【役夫】
1 雇われて力仕事などをする者。人夫。 2 古代、徭役(ようえき)に従事した人。
えき‐ふ【駅夫】
1 駅手(えきしゅ)の旧称。現在の駅務掛にあたる。 2 古代の駅の人夫。
えきふにっき【駅夫日記】
白柳秀湖の中編小説。明治40年(1907)「新小説」誌に発表。東京の目黒駅に勤める青年を主人公とした作品で、大正労...
えき‐べん【液便】
液状の便。下痢のときにみられる、水または粘液が多くまじった便。
えき‐べん【駅弁】
鉄道の駅や車内で旅客に売っている弁当。明治18年(1885)栃木県の宇都宮駅で売った握り飯が最初。
えきべん‐だいがく【駅弁大学】
戦後の教育改革により次々にできた新制大学のこと。昭和24年(1949)、新制大学が駅弁を売る駅のある所に必ずといっ...
えき‐ほう【役法】
中国古代から清(しん)代まで、人民に課した力役の制度。
えき‐ほう【液胞】
細胞内にあって、原形質を欠き、液胞膜に包まれ、細胞液を満たす部分。成長した植物細胞に発達し、代謝産物や色素なども含...
エキホス
消炎・鎮痛・吸熱の湿布に用いられるパップ剤。商標名。
えき‐ぼく【易卜】
易でうらなうこと。
えき‐まえ【駅前】
駅の出入り口の前あたり。また、駅から非常に近い地域。
えき‐む【役務】
公的な仕事。また、他の人のために行う労働。
えきむ‐くちょう【駅務区長】
東京地下鉄(東京メトロ)などでの駅長の呼称。
えきむ‐しょうひょう【役務商標】
⇒サービスマーク
えきむ‐ばいしょう【役務賠償】
相手方に与えた損害を、金銭によらず、技術・労務の提供で行う賠償。労務賠償。