えん‐しょう【遠称】
文法で、指示代名詞のうち、話し手・聞き手のいずれからも離れた事物・場所・方向を示すもの。口語の「あれ」「あそこ」「...
えん‐しょう【塩商】
中国で、専売制となっていた塩を販売していた商人。独占的地位を占めて経済界を支配した。→塩法
えん‐しょう【厭勝】
まじない。また、まじないによって、他人を屈服させること。
えん‐しょう【縁生】
仏語。 1 すべての存在が因縁によって生まれること。因縁生。縁起。 2 因縁によって生じた結果。縁已生(えんいしょう)。
えん‐しょう【艶笑】
1 あでやかに笑うこと。 2 おかしみが含まれた性風俗の描写。「—譚(たん)」
えん‐じょう【炎上】
[名](スル) 1 《古くは「えんしょう」》火が燃え上がること。特に、大きな建造物が火事で焼けること。「タンカーが...
えんしょう‐かれい【炎症加齢】
⇒インフラメージング
えんしょう‐ざい【延焼罪】
自宅その他の自己所有物に放火し、予期せず他人の家などに燃え広がらせる罪。刑法第111条が禁じる。他人の家などの建物...
えんしょうせい‐サイトカイン【炎症性サイトカイン】
生体内で炎症反応を促進させるサイトカイン。免疫に関与し、体内に侵入した細菌やウイルスを撃退する。マクロファージやリ...
えんしょうせい‐ちょうしっかん【炎症性腸疾患】
腸管に繰り返し炎症を起こす難病の総称。長期間にわたって下痢や血便が続く。潰瘍性大腸炎・クローン病・腸管ベーチェット...
えんしょう‐せん【厭勝銭】
縁起のよい語句や図を鋳出し、災難よけや幸運を願った、まじない用の銭の形をしたお守り。中国では漢から六朝時代にかけて...
えんしょ‐うた【艶書歌】
艶書合わせのために詠んだ歌。
えんしょう‐はんのう【炎症反応】
体内に細菌やウイルスなどの異物が入ったときに生じる、生体の防御反応。免疫応答によって異物を排除し、侵襲を受けた細胞...
えんしょう‐び【煙硝火】
歌舞伎の小道具。幽霊や化け物などの出る場面で、また、銃砲を撃つ場面で、火薬を発火させて見せる火。
えん‐しょく【炎色/焔色】
炎の色。
えん‐しょく【怨色】
うらみに思っている顔つき。また、そのような気配。
えん‐しょく【艶色】
1 あでやかな色。美しい色。 2 つややかな容色。また、美貌の女性。「島原祇園の—には横眼遣い一つせず」〈露伴・風流仏〉
えん‐しょく【饜食】
腹いっぱいに物を食うこと。
えんしょく‐しけん【炎色試験】
炎色反応を利用し、金属や金属の塩化物を分析すること。
えんしょく‐せい【演色性】
照明による物体の色の見え方の特性。色が自然光で見た場合に近いほど、演色性がよいという。
えんしょく‐はんのう【炎色反応】
アルカリ金属・アルカリ土類金属の塩化物、または揮発しやすい塩などを炎の中に入れると、炎にその元素特有の色がつく反応...
エンシレージ
⇒サイレージ
えん‐しん【円心】
円の中心。
えん‐しん【延伸】
[名](スル)時間や距離などをのばすこと。また、のびること。延長。「鉄道の—計画」「僅に其の死刑を、—せるは、誠に...
えん‐しん【炎心/焔心】
炎の中心部の透明に近い部分。まだ燃えていない蒸気の集まり。
えん‐しん【遠心】
中心から遠ざかろうとすること。「—作用」⇔求心。
えんしん‐あっしゅくき【遠心圧縮機】
空気・ガスなどの気体を、遠心力を利用して圧縮する機械。高速度で回転する羽根車を通過させて、回転軸と直角の方向へ圧送する。
えんしん‐か【円唇化】
音声学で、調音の際に二次的調音として唇のまるめを伴い、音声を変化させること。
えんしん‐き【遠心機】
⇒遠心分離機
えんしんせい‐しんけい【遠心性神経】
中枢からの興奮を末梢へ伝導する神経。筋肉の運動を支配する運動神経、腺の分泌を支配する分泌神経などがある。→求心性神経
えんしん‐ちゅうぞうほう【遠心鋳造法】
遠心力を利用して、中子(なかご)なしに中空の鋳物を製造する方法。鋳型を高速度で回転させながら溶融金属を注入し、遠心...
えん‐しんどうすう【円振動数】
⇒角振動数
えんしん‐ぶんりき【遠心分離機/遠心分離器】
遠心力を利用して、密度の異なる2種の液体、または液体と固体などの混合物を分離する装置。遠心機。
えんしん‐ぼいん【円唇母音】
唇のまるめを伴う母音。例えば、英語では[ɑ]を除くすべての後舌母音。
えんしん‐ポンプ【遠心ポンプ】
⇒渦巻きポンプ
えんしん‐りょく【遠心力】
1 円運動をしている物体が受ける慣性力の一。円の中心から遠ざかる向きに働く力をいう。⇔向心力。 2 (政界で首相、...