えん‐じ【衍字】
《「衍」は余りの意》語句の中にまちがって入った不必要な文字。
えん‐じ【園児】
幼稚園・保育園に通う子供。
えん‐じ【遠寺】
遠くにある寺。中国の瀟湘(しょうしょう)八景の一つ「煙寺晩鐘」をふまえた用例が多く、「煙寺」とも書く。
えん‐じ【遠邇】
遠い所と近い所。遠近。「鉦鼓(しょうこ)は—に喧鞠(けんきく)し」〈露伴・運命〉
えん‐じ【臙脂/燕脂】
1 エンジムシの雌から採取する赤色染料。生臙脂(しょうえんじ)。 2 紅花(べにばな)から作った染料。べに。 3 ...
えんじ‐いろ【臙脂色】
臙脂で染めた濃い紅色。黒みを帯びた赤色。
エンジェル
⇒エンゼル
エンゼル
《「エンジェル」とも》 1 天使。また、天使のような人。 2 起業家に資金を提供する個人投資家。
エンゼル‐ケア
《(和)angel+care》⇒エンゼルメーク
エンゼル‐ケーキ
泡立てた卵白に小麦粉と砂糖などを混ぜてオーブンで焼いた菓子。
エンジェルこうじ【エンジェル小路】
《原題Angel Pavement》プリーストリーの小説。1930年刊。因襲にとらわれたロンドンの商会がペテン師に...
てんしのたまご【天使の卵】
村山由佳の恋愛小説。副題は「エンジェルス・エッグ」。平成5年(1993)、第6回小説すばる新人賞を受賞したデビュー...
エンゼル‐スリーブ
袖の一種。袖口が天使の羽のような形に広がった、ケープ状の袖。ウイングスリーブ。
エンゼルズ‐シェア
樽に貯蔵したウイスキーやブランデーなどが自然に蒸発し、量が減ること。また、そうして減った分。天使の分け前。天使の取り分。
エンゼル‐フィッシュ
カワスズメ科の淡水魚。全長約15センチ。体は側扁し、銀白色の地に数本の黒色横帯があり、背びれ・しりびれが長く伸びる...
エンゼル‐フォール
⇒アンヘル滝
エンゼル‐プラン
《(和)angel+plan》厚生省(現厚生労働省)が平成7年(1995)に策定した「子育て支援のための総合計画」...
エンゼル‐メーク
《(和)angel+make》葬儀などに際し、遺体の顔つきを整えること。頰を含み綿で整えたり、生前の顔色に近いメー...
エンゼル‐けいすう【エンゼル係数】
家計支出に占める、子供のための教育費・衣類・預貯金などの出費の割合。家計支出が多い世帯ほど上がる傾向がある。 エン...
エンゼル‐とうしか【エンゼル投資家】
ベンチャー企業を育てるために、資金の提供や経営に関する助言を行う個人投資家のこと。
エンゼル‐ひょうが【エンゼル氷河】
《Angel Glacier》カナダ、アルバータ州西部にある氷河。ジャスパー国立公園内、標高3000メートル級のエ...
エンゼル‐たき【エンゼル滝】
《Angel Fall》⇒アンヘル滝
えんじ‐じっけん【演示実験】
学校教育の理科や科学の授業で、教師が生徒に向けて行う実験。ふつう生徒の興味を引いて記憶に留まるような、現象を明快に...
えんじ‐ずみ【臙脂墨】
臙脂に墨を混ぜた絵の具。赤黒い色をしている。
えんじつ‐てん【遠日点】
惑星・彗星(すいせい)の楕円軌道上で、太陽から最も遠い点。⇔近日点(きんじつてん)。
えんじつ‐とんご【円実頓悟】
仏語。物事の完全な実相を、段階を経ないで一足とびに悟ること。天台宗の教理をさす。円頓。
エンジニア
機械・電気・土木・建築などの技術者。技師。
エンジニアリング
工学。工学技術。
エンジニアリング‐セラミックス
耐熱性、耐食性、耐摩耗性に優れ、強度と靭性が高いセラミックス。エンジン、ガスタービンなどの機械部品や切削工具に用い...
エンジニアリング‐プラスチック
強度・耐熱性・耐摩耗性にすぐれ、機械部品・電気電子部品などに用いられるプラスチック。ポリカーボネート・ポリアミドな...
エンジニアリング‐ワークステーション
科学技術計算やCAD・CAMなどの目的のために作られたワークステーション。EWS。→キャド(CAD) →キャム(CAM)
えんじ‐むし【臙脂虫】
カイガラムシ科の昆虫。体長2ミリほどで、赤褐色。雌は翅(はね)がなく、体に多量の紅色色素を含み、紅色染料コチニール...
えんじ‐むらさき【臙脂紫】
赤みのまさった紫色。
えん‐じゃ【演者】
《「えんしゃ」とも》 1 テレビ・舞台などに出て、芸や劇を演じる人。出演者。 2 演説をする人。
えん‐じゃ【縁者】
縁続きの人。親戚。「親類—」 [補説]近世では、血のつながった親類と区別して、婚姻・養子縁組みによって縁続きとなっ...
えん‐じゃく【円寂】
[名](スル) 1 悟りの境地。涅槃(ねはん)。 2 僧が死ぬこと。入寂。「和尚は…たくましい一篇の偈(げ)を留め...
えん‐じゃく【燕雀】
1 ツバメとスズメ。また、そのような小鳥。 2 度量の小さい人物。小人物。
燕雀(えんじゃく)安(いずく)んぞ鴻鵠(こうこく)の志(こころざし)を知(し)らんや
《「史記」陳渉世家から》ツバメやスズメのような小さな鳥には、オオトリやコウノトリのような大きな鳥の志すところは理解...
えん‐じゃくきょ【閻若璩】
[1636〜1704]中国、清代の古典学者。経史に詳しく、精密な考証にすぐれ、清代考証学の基礎をきずいた。著「尚書...
えんじゃく‐るい【燕雀類】
1 ツバメやスズメのような小鳥類。 2 スズメ目に分類される鳥の総称。
エンジャジジャ‐とう【エンジャジジャ島】
《Njazidja》⇒グランドコモロ島
えんじゃ‐つづき【縁者続き】
「縁続き」に同じ。
エンジャメナ
⇒ヌジャメナ
えんじゅ【槐】
マメ科の落葉高木。葉は羽状複葉で、小葉は長卵形。夏に、黄白色の小花が群生して咲き、くびれたさやのある実がなる。中国...
えん‐じゅ【延寿】
寿命を延ばすこと。長生き。
えん‐じゅ【鉛樹】
鉛イオンの水溶液から析出した金属樹(樹枝状結晶)。
えんじゅあんざっき【円珠庵雑記】
江戸時代の随筆。2巻。契沖(けいちゅう)著。元禄12年(1699)成立、文化9年(1812)刊。古語の考証や解釈を...
えんじゅ‐が‐はま【煙樹ヶ浜】
和歌山県中西部、日高郡美浜町にある浜。日高川河口から西方の日ノ御埼に向かって最大幅500メートル、長さ5キロメート...
えん‐じゅく【円熟】
[名](スル)人格・知識・技術などが円満に発達し、豊かな内容をもっていること。「—の域に達する」「—した人間味」
えんじゅく‐み【円熟味】
円熟を感じさせる趣、または雰囲気。「技の—が増す」「—のある俳優」