えん‐と【遠図】
遠大なはかりごと。「其の功を聞けば、大略—あるに服し」〈竜渓・経国美談〉
えんというおんな【婉という女】
大原富枝の歴史小説。江戸時代初期の土佐藩家老野中兼山の娘、婉の40年に渡る幽閉生活とその後を描く。昭和35年(19...
えん‐とう【円筒】
1 まるい筒。 2 ⇒円柱2
えん‐とう【円頭】
1 髪を剃り落とした頭。僧侶の頭。 2 葉の先の形が丸みを帯び、裂けたりしていないもの。 3 古代の太刀の一種で、...
えん‐とう【円壔】
⇒円柱2
えん‐とう【煙筒】
1 煙突。「製造場の—の上には、雲走る事早し」〈荷風・ふらんす物語〉 2 キセル。
えん‐とう【煙濤】
「煙波(えんぱ)」に同じ。
えん‐とう【遠投】
[名](スル)ボールなどを遠くへ投げること。
えん‐とう【遠島】
1 陸地から遠く離れている島。 2 江戸時代の刑罰の一。財産を没収したうえ、伊豆七島・隠岐(おき)・壱岐(いき)な...
えん‐とう【鉛刀】
鉛でつくった刀。切れ味の悪い刀。なまくらな刀。鈍刀。
えん‐とう【鉛糖】
酢酸鉛(さくさんなまり)(Ⅱ)のこと。
縁(えん)と浮(う)き世(よ)は末(すえ)を待(ま)て
良縁と好機とはあせってもだめで、自然に訪れるのを待つべきである。
えんとう‐けんさくばん【円筒研削盤】
円筒形の工作物を回転させて外面を研削加工する機械。シリンダー研削盤。円筒研摩盤。
えんとう‐ゲージ【円筒ゲージ】
円筒の外径や穴の内径の標準寸法を検査するゲージ。旋盤加工で用いる。
えんとう‐し【鉛糖紙】
酢酸鉛(Ⅱ)を濾紙(ろし)にしみ込ませて乾かしたもの。硫化物に触れると黒変するので、硫黄化合物の検出に使用。
えんとう‐ずほう【円筒図法】
地図投影法の一。地球に接する円筒面に、経線・緯線などを地球の中心に視点を置いて投影し、それを平面に広げたもの。経線...
えんとう‐どき【円筒土器】
縄文時代前期から中期の円筒形をした土器。東北地方北部から北海道南西部にかけて出土する。
鉛刀(えんとう)の一割(いっかつ)
《鉛刀は一度しか切ることができないところから》 1 《左思「詠史」から》一度しか使えないことのたとえ。 2 《「後...
えんとう‐はにわ【円筒埴輪】
土管に似た円筒形で、外側に数本の突起した帯をめぐらせた埴輪。高さ60〜100センチ。墳丘上に垣根のように同心円状に...
えんとう‐ぶんすい【円筒分水】
農業用水を分配するための設備。円筒の下部より噴き上げられた水が、各土地の面積の比率に合わせて仕切られた外周部から流...
えんとう‐レンズ【円筒レンズ】
⇒円柱レンズ
えんとく【延徳】
室町後期、後土御門(ごつちみかど)天皇の時の年号。1489年8月21日〜1492年7月19日。
えんとく‐ばん【延徳版】
延徳4年(1492)薩摩で出版された「大学章句」の再刊本。日本最初の漢籍新注として有名。文明13年(1481)刊行...
えんと‐して【宛として】
[副]非常によく似ているさま。まるで。さながら。あたかも。「—孤舟に座するの思いがある」〈蘆花・自然と人生〉
えん‐とつ【煙突/烟突】
1 燃料を燃焼させるための通風の役をし、その際に発生する煤煙(ばいえん)を空中に排出するための筒状の設備。けむ出し...
えんとつのみえるばしょ【煙突の見える場所】
五所平之助監督による映画の題名。昭和28年(1953)公開。原作は椎名麟三の小説「無邪気な人々」。出演、上原謙、田...
エントト‐さん【エントト山】
《Mount Entoto》エチオピアの首都アジスアベバの北郊にある山。標高3200メートル。アジスアベバ市街を一...
エントモノチス
⇒モノチス
エントランス
入り口。玄関。「—ホール」⇔エクジット。
エントランス‐ホール
玄関ホール。玄関口にある広間。
エントラント
入る人。参加者。新入会員。
エントリー‐サービス
《(和)entry+service》ゴルフ場などの入場予約を代行するサービス。
エントリー‐シート
《(和)entry+sheet》企業が就職希望者に提出させる人物調書。学歴・職歴・取得資格など通常の履歴項目のほか...
エントリー‐フォーム
⇒入力フォーム
エントリーフォーム‐さいてきか【エントリーフォーム最適化】
《entry form optimization》⇒イー‐エフ‐オー(EFO)
エントリー‐マシン
《entry level machineから》⇒エントリーモデル
エントリー‐モデル
《entry level modelから》初心者向けの製品のこと。ふつう、低価格で手軽に利用できるものをさす。パソ...
エントリー
[名](スル) 1 競技会・コンテストなどへの参加の申し込み。また、その参加登録。参加者名簿。「全日本選手権に百余...
エントリー‐き【エントリー機】
⇒エントリーモデル
エントロピー
《変化の意のギリシャ語tropēから》 1 熱力学において物質の状態を表す量の一。等温可逆的な変化で、ある物質系が...
エントロピーぞうだい‐の‐げんり【エントロピー増大の原理】
⇒熱力学の法則
エントロピーぞうだい‐の‐ほうそく【エントロピー増大の法則】
⇒熱力学の法則
エントロピー‐だんせい【エントロピー弾性】
外力によって体積が減少した気体や秩序立った配列をとった高分子からなる物体などが、エントロピー増大の法則(熱力学の第...