おお‐はくちょう【大白鳥/大鵠】
カモ科の鳥。全長約1.4メートル。全身白色で、くちばしの黄色い部分はコハクチョウより大きい。脚は黒色。ユーラシア北...
おお‐はし【大嘴/巨嘴鳥】
キツツキ目オオハシ科の鳥の総称。熱帯アメリカの特産で、全長30〜60センチ。体に比べてくちばしは巨大で、鮮やかな色...
おお‐はし【大橋】
大きな橋。地名を冠して橋の名に用いられることが多い。「三条—」 東京、隅田川に架かる両国橋の通称。
おおはし【大橋】
姓氏の一。 [補説]「大橋」姓の人物大橋乙羽(おおはしおとわ)大橋巨泉(おおはしきょせん)大橋鎮子(おおはししずこ...
おおはし‐おとわ【大橋乙羽】
[1869〜1901]小説家・出版人。山形の生まれ。旧姓、渡部。本名、又太郎。硯友社同人。博文館館主大橋佐平の長女...
おおはし‐がわ【大橋川】
島根県北東部、宍道(しんじ)湖と中海(なかうみ)を結ぶ川。斐伊(ひい)川の一部。長さ約8キロ。宍道湖東端から流出し...
おおはし‐きょせん【大橋巨泉】
[1934〜2016]タレント。東京の生まれ。本名、克巳(かつみ)。ジャズ評論家、放送作家を経て、テレビ番組の司会...
おおはし‐しずこ【大橋鎮子】
[1920〜2013]出版経営者。東京の生まれ。日本読書新聞勤務を経て、昭和21年(1946)花森安治らと衣裳研究...
おおはし‐しんたろう【大橋新太郎】
[1863〜1944]実業家。新潟の生まれ。父佐平とともに明治14年(1881)に「越佐毎日新聞」を創刊。上京して...
おおはし‐そうけい【大橋宗桂】
[1555〜1634]安土桃山時代・江戸初期の将棋棋士。江戸時代の将棋家元大橋家の始祖。京都の人。旧名は宗慶。織田...
おおはし‐とつあん【大橋訥庵】
[1816〜1862]江戸末期の儒学者。江戸の人。日本橋の豪商大橋家の養子。佐藤一斎に学び、朱子学を唱えて、攘夷(...
おおはし‐りゅう【大橋流】
御家流(おいえりゅう)の一派。江戸前期、大橋重保・重政父子が創始。書風は流麗で近世に広く流行した。
おお‐はじ【大恥】
ひどく面目を失うこと。赤恥。「人前で—をかかされる」
おお‐はず【大筈】
無責任なこと。いいかげんなこと。「嘘をつかず—いはぬ男」〈浮・禁短気・六〉
おおはず‐もの【大筈者】
無責任でいいかげんな者。「生れつき如在(じょさい)なくて—といはれ」〈浮・懐硯・四〉
おお‐はだぬぎ【大肌脱ぎ】
上半身の衣服を全部脱いで裸になること。両肌(もろはだ)脱ぎ。「何しろ、—の荒事だからね」〈里見弴・安城家の兄弟〉
おお‐はば【大幅】
[名・形動] 1 普通より幅の広いこと。また、そのさま。⇔小幅。「—な洋紙に墨黒々と書いて」〈藤村・破戒〉 2 布...
おおはま‐かいがん【大浜海岸】
徳島県南東部、海部(かいふ)郡美波(みなみ)町日和佐(ひわさ)浦にある海岸。日和佐川河口から北に続く約500メート...
おお‐はむ【大波武】
アビ科の海鳥。全長72センチくらい。羽色はシロエリオオハムに似る。潜水して魚などを捕る。北極圏で繁殖し、日本へは冬...
おおはら【大原】
京都市左京区の地名。比叡(ひえい)山の北西麓に位置し、三千院・寂光院などがある。大原女(おはらめ)の風俗が残る。柴...
おおはら【大原】
姓氏の一。 [補説]「大原」姓の人物大原重徳(おおはらしげとみ)大原富枝(おおはらとみえ)大原孫三郎(おおはらまご...
おお‐はらい【大払ひ】
大みそかの支払い勘定。「ここにて年をとるが我等が家の嘉例といふは、—の借銭(しゃくせん)すましかねるゆゑなり」〈浮...
おお‐はらい【大祓】
「おおはらえ」の音変化。
おお‐はらえ【大祓】
毎年、6月と12月のみそかに、諸人の罪やけがれをはらい清めるため、宮中や神社で行われる神事。6月を夏越(なごし)の...
おおはらえ‐の‐ことば【大祓の詞】
大祓に読み上げる祝詞(のりと)。古くは、中臣(なかとみ)氏が宣読した。延喜式に所収。
おおはら‐ごこう【大原御幸】
⇒おはらごこう(大原御幸)
おおはら‐しげとみ【大原重徳】
[1801〜1879]江戸末期の公卿。尊王論を唱え、安政の大獄に連座。幕政改革に尽力。維新後は参与。
おおはら‐しゃかいもんだいけんきゅうじょ【大原社会問題研究所】
大正8年(1919)、大原孫三郎が大阪に設立した学術研究所。のち東京に移り、第二次大戦後、法政大学に移管。労働運動...
おおはら‐だいがくいんだいがく【大原大学院大学】
東京都千代田区にある私立大学院大学。平成18年(2006)に開学。
おおはら‐とみえ【大原富枝】
[1912〜2000]小説家。高知の生まれ。結核による闘病生活のなかで作品を発表し、「ストマイつんぼ」で女流文学賞...
おおはらの【大原野】
京都市西京区の地名。淳和(じゅんな)天皇陵・大原野神社・善峰寺・勝持寺(花の寺)など史跡が多い。古歌には「大原」と...
おおはらの‐じんじゃ【大原野神社】
京都市西京区にある神社。祭神は建御賀豆智命(たけみかずちのみこと)・伊波比主命(いわいぬしのみこと)・天之子八根命...
おおはら‐びじゅつかん【大原美術館】
岡山県倉敷市にある美術館。昭和5年(1930)大原孫三郎が創設。児島虎次郎の代表作のほか、西洋絵画・日本近代洋画・...
おおはら‐びょう【大原病】
野兎病(やとびょう)の別名。内科医の大原八郎(1882〜1943)が報告したのでいう。
おおはら‐まごさぶろう【大原孫三郎】
[1880〜1943]実業家・社会事業家。岡山の生まれ。倉敷紡績などの社長を歴任。社会事業に尽力し、大原社会問題研...
おおはら‐まりこ【大原まり子】
[1959〜 ]SF作家。大阪の生まれ。大学在学中に「一人で歩いていった猫」でデビュー。「戦争を演じた神々たち」で...
おおはら‐め【大原女】
⇒おはらめ(大原女)
おおはら‐もんどう【大原問答】
法然が文治2年(1186)比叡山の顕真の要請に応じ、京都大原の勝林院で、明遍・証真・智海・貞慶ら諸宗の学僧と浄土念...
おおはら‐ゆうがく【大原幽学】
[1797〜1858]江戸末期の農村指導者。神道・仏教・儒教を学び、下総(しもうさ)国香取郡長部村で村民を指導して...
おお‐ハルシャぎく【大ハルシャ菊】
コスモスの別名。