おき‐の‐とりしま【沖ノ鳥島】
日本最南端の島。南硫黄島の南西、北緯20度25分31秒、東経136度4分11秒にある環礁で、満潮時にはわずかな岩礁...
おきのどく‐さま【御気の毒様】
[形動] 1 相手の不幸に同情する気持ちを表す語。「事故に遭われたとは—です」 2 相手の期待に添えなかったり、相...
おき‐のり【沖乗り】
船が、陸の見えない沖で星などを頼りに航行すること。陸地の目標物を頼りに沿岸を航行する地乗り・地回りに対していう。
おきのり‐わざ【賖り事】
代金あと払いで買うこと。掛け買い。「—をして銭も持て来ず」〈土佐〉
おきの・る【賖る】
[動ラ四]《「おぎのる」とも》代金をあと払いにして買う。掛け買いをする。〈日葡〉
おき‐はい【置(き)配】
宅配便で、荷物を玄関やその周辺に置いて配達完了とすること。また、そのような配達方式。
おき‐ば【置(き)場】
置く場所。また、落ち着かせる所。置き所。「ごみ—」「身の—がない」
おき‐ばな【置(き)花】
生け花で、床(とこ)などに据え置きにした花器に生けた花。→掛け花(ばな) →釣り花
おき‐ばり【置(き)針】
川魚の漁法の一。前の晩、針に餌をつけて川に入れておき、翌朝かかった魚を引き上げる。ウナギやナマズに用いる。
おき‐ばん【起(き)番】
当番で、ひと晩じゅう起きていること。また、その人。寝ずの番。
おき‐び【燠火/熾火】
「燠(おき)」に同じ。
おき‐びき【置(き)引き】
[名](スル)置いてある他人の荷物を持ち逃げすること。また、その者。「駅の待合室で—される」
おき‐びしゃく【置き柄杓】
茶の湯の風炉点前で、湯をくみ出したあとの柄杓の置き方の一。柄の上から親指、下からその他の指をそろえて持って置く。
おき‐ピン【置(き)ピン】
《ピンは「ピント」の略》カメラの撮影技法の一。ピントを合わせることが困難な動きの速い被写体に対し、前もって、ある位...
おき‐ふし【起(き)伏し/起き臥し】
[名](スル)起きたり寝たりすること。また、日常の生活。「一人では—もままならない」「同じ部屋に—する」 [副]寝...
おき‐ふるし【置き旧し】
《「おきぶるし」とも》置きふるすこと。また、そのもの。〈日葡〉
おき‐ふる・す【置き旧す】
[動サ変]使わないでおいて、古くする。打ち捨てておいて、長い時間がたつ。「おしてる難波菅笠—・し後は誰(た)が着む...
おき‐ぶたい【置(き)舞台】
1 ⇒所作(しょさ)舞台 2 ⇒敷(しき)舞台1
おき‐ぶみ【置(き)文】
1 置き手紙。 2 子孫への書き置き。遺書。 3 古文書で、守り行うべき規則などを書いた文書。
おき‐へ【沖辺/沖方】
《「おきべ」とも》沖のほう。沖のあたり。「—より潮満ち来らし可良(から)の浦に」〈万・三六四二〉
おき‐べん【置(き)勉】
[名](スル)俗に、児童や生徒が、教科書などの持ち帰るべき勉強用具を学校に置いておくこと。
おき‐まち【沖待ち】
[名](スル)船舶が港に入れないときに沖合で待機すること。
おき‐まつり【釈奠】
孔子を祭る儀式。《季 春》→釈奠(せきてん)
おき‐まどわ・す【置き惑はす】
[動サ四] 1 他と見分けがつきにくいように置く。「心あてに折らばや折らむ初霜の—・せる白菊の花」〈古今・秋下〉 ...
おき‐まよ・う【置き迷ふ】
[動ハ四] 1 露や霜などが置き乱れる。ひどくおりる。「ひとり寝る山鳥の尾のしだり尾に霜—・ふ床の月影」〈新古今・...
お‐きまり【御決(ま)り】
「決まり4」に同じ。
おき‐みやげ【置(き)土産】
1 立ち去るときに贈り物として残しておく品物。 2 故人や前任者が残していったものや業績。「児童公園は前市長の—だ...
おき‐め【置目】
1 蒔絵(まきえ)の工程の一。紙に描いた下絵の模様を漆器の面に写すこと。 2 ㋐決まり。法規。「世の—を、もどかん...
お‐きもじ【御き文字】
《接頭語「御(お)」に「き」で始まる語の後半を略して、「文字」を添えた語》「お気持ち」「ご気分」「お気遣い」などの...
お‐きもち【御気持(ち)】
相手の感情や考え方、気遣いなどを敬っていう語。「—だけありがたく頂戴いたします」
おき‐もの【置物】
1 神仏に供える物。 2 床の間などに置く飾り物。 3 見かけだけで、実際にはなんの力も権限もない人。「—の会長」
おきゃあがれ【置きゃあがれ】
[連語]《動詞「お(措)く」の連用形に軽蔑やののしりの意を表す助動詞「やがる」の命令形の付いた「おきやがれ」の音変...
おきゃく‐さま【御客様】
「客」を敬っていう語。「—、お待たせいたしました」 →客
おきゃく‐さん【御客さん】
「客」を敬っていう語。「お客様」のややくだけた言い方。また、役に立たない人、また、勝負ごとなどでくみしやすい相手の...
お‐きゃん【御侠】
[名・形動]《「きゃん(侠)」は唐音》若い女性の、活発で慎みのないこと。また、そのさま。「—な娘」
おき‐や【置屋】
芸者や遊女を抱えている家。料亭・待合・茶屋などの客の求めに応じて芸者や遊女を差し向ける。
お‐きゅう【御灸】
「灸」の美化語。
おきゅうと
エゴノリの別名。また、エゴノリを煮て薄く平らに固めた寒天状の食品。細く切り、削り節と醤油または酢醤油とで食べる。福...
御灸(おきゅう)を据(す)・える
⇒灸を据える
オキュパイ
占めること。占拠すること。→オキュパイド
オキュパイド
占領された状態であること。占領下。 [補説]第二次大戦後の一時期、日本からの輸出品は「Made in occupi...
お‐きょう【御経】
「経1」の尊敬語。
お‐きょうげんし【御狂言師】
⇒狂言師2
お‐きよどころ【御清所】
⇒清所(きよどころ)
お‐きよめ【御清め/御浄め】
「きよめ2」の美化語。
お・きる【起きる】
[動カ上一][文]お・く[カ上二] 1 横になっていたものがからだを起こす。立ち上がる。「転んでもすぐ—・きる」 ...
お・きる【熾きる】
[動カ上一][文]お・く[カ上二]火が炭に移る。また、火の勢いがよくなる。おこる。「炭火が—・きる」
おき‐わす・れる【置(き)忘れる】
[動ラ下一][文]おきわす・る[ラ下二] 1 物を置いたままにして、持ってくるのを忘れる。「カメラをバスに—・れて...
おき‐わた【置き綿】
真綿を平らにのばして頭にのせる綿帽子。「もめん足袋に—、さし櫛」〈浮・織留・五〉
おき‐わたし【沖渡し】
《free overside》船舶輸送を要する物品の売買で、到着港の本船から買い主の艀(はしけ)に約定品を引き渡す...