おく【屋】
[音]オク(ヲク)(呉)(漢) [訓]や [学習漢字]3年 〈オク〉 1 住まい。いえ。「屋外・屋内/家屋・社屋・...
おく【億】
[音]オク(呉) [学習漢字]4年 1 数の単位。万の一万倍。「一億・千億」 2 数のきわめて多いこと。「億兆・億...
おく【憶】
[常用漢字] [音]オク(呉) [訓]おもう 1 いろいろなことを思いやる。「憶念/回憶・追憶」 2 心にとどめて...
おく【臆】
[常用漢字] [音]オク(呉) 1 心のうち。「胸臆」 2 気おくれする。「臆病・臆面」 3 あれこれおしはかる。...
おく【奥】
1 入り口・表から中のほうへ深く入った所。「洞窟の—」「引き出しの—を探す」 2 ㋐家屋の、入り口から内へ深く入...
おく【億】
1 数の単位。1万の1万倍。10の8乗。古くは万の10倍とも。 2 数がきわめて多いこと。「—万長者」
お・く【措く/擱く】
[動カ五(四)]《「置く」と同語源》 1 やめる。中止する。控える。「筆を—・く」「その話はちょっと—・いて」「感...
お・く【置く】
[動カ五(四)] 1 人や物をある位置・場所にとどめる。 ㋐そこに位置させる。「要所に見張りを—・く」「手をひざに...
お・く【招く】
[動カ四]まねく。呼び寄せる。「月立ちし日より—・きつつうち偲(じの)ひ待てど来鳴かぬほととぎすかも」〈万・四一九六〉
お・く【起く】
[動カ上二]「お(起)きる」の文語形。
おく‐い【奥意】
1 心の奥底。ほんとうの気持ち・考え。 2 奥義(おうぎ)。
おく‐いし【奥医師】
江戸幕府の職名。将軍や奥向きの人々の診療にあたった医者。奥医。
おくいずみ‐ひかる【奥泉光】
[1956〜 ]小説家。山形の生まれ。本名、康弘。「石の来歴」で芥川賞受賞。他に「ノヴァーリスの引用」「『吾輩は猫...
お‐くいぞめ【御食(い)初め】
⇒食い初め
おくいり【奥入】
鎌倉時代の注釈書。1巻。藤原定家著。安貞元年(1227)以後の成立とされる。源氏物語の中の故事・出典・引き歌などを...
おく‐いん【奥印】
官公署または個人が、作成した書類の記載事項の正しいことを証明するために、その終わりに押す印。
おくいん‐きん【奥印金】
江戸時代、札差(ふださし)が旗本などからの借金依頼にあたって、現金がないのを口実に他の金主に口をきき、借用証文に保...
おく‐う【屋宇】
家。家屋。
おく‐う【屋烏】
屋根にとまっている烏(からす)。
屋烏(おくう)の愛(あい)
《「説苑(ぜいえん)」貴徳から》人を深く愛すると、その家の屋根にとまっている烏(からす)にまで愛がおよぶようになる...
おく‐うら【奥裏】
1 「胴裏(どううら)」に同じ。 2 物事や場所などの、隠れている奥の部分。
おく‐えし【奥絵師】
江戸幕府の御用絵師のうち、最も格式の高い職位。狩野(かのう)派の鍛冶橋・木挽(こびき)町・中橋・浜町の四家。世襲された。
おく‐えり【奥襟】
和服の背中側のえり。柔道着についてもいう。
おく‐か【奥処】
《「おくが」とも》 1 奥深い所。果て。「常知らぬ国の—を」〈万・八八六〉 2 時間的にへだたった所。将来。「家に...
おく‐か【屋下】
屋根の下。おっか。
おく‐がた【奥方】
1 貴人の妻の敬称。他人の妻を敬っていうのにも用いられる。夫人。 2 《「おくかた」とも》奥の間(ま)のほう。「...
屋下(おくか)に屋(おく)を架(か)す
《「顔氏家訓」序致から》屋根の下にさらに屋根を作る。むだなことをするたとえ。屋上屋を架す。
おく‐がい【屋外】
建物の外。家屋の外。戸外。「—に出る」⇔屋内。
おくがい‐こうこくぶつ【屋外広告物】
屋外に掲出・設置される広告物。その表示の場所・方法については屋外広告物法や都道府県の条例などで規制される。
おくがい‐ビジョン【屋外ビジョン】
⇒街頭ビジョン
おく‐がき【奥書】
1 著作や写本などの巻末の、著者名・書写年月日・来歴などについての書き入れ。識語(しきご)。 2 官公署で、書類に...
奥(おく)が深(ふか)・い
意味や本質などが容易に理解できない。おくぶかい。深奥(しんおう)である。
おく‐がろう【奥家老】
江戸時代、大名の家で奥向きの事柄を取り締まった家老。⇔表家老。
おくきぬ‐おんせん【奥鬼怒温泉】
栃木県北西部、鬼怒川源流付近の温泉群。八丁ノ湯・加仁(かに)湯・手白沢(てじろさわ)・日光沢などの温泉がある。泉質...
おく‐ぎ【奥義】
「おうぎ(奥義)」に同じ。
おく‐くじ【奥久慈】
久慈川上流域のこと。奥久慈渓谷・袋田の滝などの景勝地がある。林産物のほかコンニャク・葉タバコなどを産する。
おく‐ぐち【奥口】
1 家の奥へ通じる出入り口。「時に—ざざめいて、はや御立ちと」〈浄・丹波与作〉 2 反物の巻き口には品質のよい部分...
おく‐けん【臆見】
⇒おっけん(臆見)
おく‐こう【億劫】
⇒おっこう(億劫)
おく‐ご【屋後】
家のうら。家屋の背面。「—のそば畑をとおして」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉
おく‐ごうらい【奥高麗】
古唐津の茶碗の一。形は概して大ぶりで井戸形または熊川(こもがい)形。ごく薄い土灰釉がかけられ、火度によって種々変化...
おく‐ごしょう【奥小姓】
1 江戸幕府の職名。将軍の身近に仕え、大奥出入りのときに、その送迎をした小姓。 2 主君の身近に仕える小姓。
おく‐ごてん【奥御殿】
江戸時代、将軍・大名などの屋敷で、奥のほうにある建物。居間・寝所、また夫人・側室などの住まいにあてた。
おく‐さま【奥様】
1 他人の妻を敬っていう語。 2 女主人を敬っていう語。使用人などが使う。「—の用事で参りました」 [補説]古くは...
おくさまにしらすべからず【奥様に知らすべからず】
渋谷実監督による映画の題名。昭和12年(1937)公開。恐妻家を主人公にしたコメディー。出演、斎藤達雄、岡村文子、...
おく‐さん【奥さん】
他人の妻を敬っていう語。「おくさま」よりややくだけた言い方。
おく‐ざしき【奥座敷】
1 家の奥のほうにある座敷。⇔表座敷。 2 (比喩的に)奥まった土地。特に、都市部の近郊にある温泉地などについていう。
おく‐ざま【奥様】
奥のほう。「—へ、ゐざり入り給ふ」〈源・末摘花〉
オクシア‐へいげん【オクシア平原】
《Oxia Planum》火星の北半球、北緯20度、西経25度付近にある平原。約40億年前に水が豊富に存在したと考...
オクシタニー
フランス南の地方(レジオン)。2016年、ラングドック‐ルシヨンとミディ‐ピレネーが統合して発足。13の県があり、...