お‐け【桶/麻笥】
《2が原義》 1 (桶)細長い板を縦に円形に並べて底をつけ、たがで締めた筒形の容器。「手—」「洗い—」 2 (麻笥...
オケ
「オーケストラ」の略。「—合わせ」「空(から)—」
おけ
[感]神楽歌や催馬楽(さいばら)の囃子詞(はやしことば)。「飛鳥井に宿りはすべし、や、—」〈催馬楽・飛鳥井〉
オケアノス
ギリシャ神話で、水の神。ウラノス(天の神)とガイア(大地の神)の子。大陸を取り巻いて流れる大河または大洋で、すべて...
おけい
早乙女貢の歴史小説。昭和49年(1974)刊。19世紀にアメリカに渡った日本移民団の少女の運命を描いた。
オケージョン
1 場合。特定の状況。TPOのOにあたる。 2 式典や儀式など、特別な行事。日本では、行事の際の衣服をさしていうこ...
オケオ
ベトナム南部、アンジャン省にある遺跡。ロンスエンの南西約30キロメートルに位置する。2世紀から7世紀にメコンデルタ...
おけがわ【桶川】
埼玉県中部の市。もと中山道の宿場町。東京のベッドタウン化が進んでいる。人口7.5万(2010)。
おけ‐がわ【桶側】
1 桶の側面の板。 2 「桶側胴」の略。
おけがわ‐し【桶川市】
⇒桶川
おけがわ‐どう【桶側胴】
鎧(よろい)の胴の一。鉄板をはぎ合わせ、桶に似るところからいう。
オケゲム
[1430ころ〜1495ころ]フランドル楽派初期の作曲家。フランス王室3代に仕え、礼拝堂楽長などを務める。複雑な対...
おけさ‐ぶし【おけさ節】
新潟県の民謡。「佐渡おけさ」が有名。
おけしょう‐がい【御化粧買い】
⇒ドレッシング買い
お‐けつ【悪血】
病毒を含んだ血。くろち。わるち。あくち。
お‐けつ【瘀血】
漢方で、停滞している状態の血液。また、古い血がとどこおること。
おけ‐どう【桶胴】
太鼓の一種で、桶のように板をつないで作った胴の両端に、馬革を張って紐(ひも)で締めたもの。全長約35センチ、直径約...
桶(おけ)な物(もの)打(う)ち開(あ)けたような
あけっぴろげで隠し立てをしないようす。「とんと—お心」〈浄・宵庚申〉
桶(おけ)な物(もの)打(う)ち明(あ)ける
⇒桶な物打ち開けたような
おけはざま【桶狭間】
愛知県豊明市の地名。→桶狭間の戦い
おけはざま‐の‐たたかい【桶狭間の戦い】
永禄3年(1560)、織田信長の領内桶狭間に陣取った今川義元を、信長が奇襲して破った戦い。信長の天下統一の第一歩と...
おけ‐ぶせ【桶伏せ】
江戸吉原で、遊興費の払えない客に対する私刑。小さな窓を開けた風呂桶をかぶせて路傍にさらした。
おけ‐ぶろ【桶風呂】
大きな桶に焚(た)き口をつけた風呂。
おけものがたり【桶物語】
《原題A Tale of a Tub》スウィフトの小説。1690年代後半に書かれ、1704年に刊行。カトリック・英...
おけ‐や【桶屋】
桶・樽(たる)・井戸側(いどがわ)などの製造・修理・販売をする家。また、その職人。
おけやのふじ【桶屋の富士】
⇒尾州不二見原
おけら【朮】
キク科の多年草。山地の乾いた所に自生し、高さ30〜60センチ。茎は堅く、葉も楕円形で堅く、縁にとげ状の細かい切れ込...
お‐けら【螻蛄】
1 昆虫ケラのこと。《季 夏》 2 所持金のないこと。一文なし。「—になる」
螻蛄(おけら)の水渡(みずわた)り
⇒けらの水渡り
おけら‐の‐もちい【朮の餅】
追儺(ついな)の夜に供えた餅(もち)。
おけら‐まいり【朮参り/朮詣り】
大みそかの深夜から元旦にかけて、京都の八坂神社で行われる朮祭に詣でること。おけらもうで。《季 新年》
おけら‐まつり【朮祭/白朮祭】
京都の八坂神社で、大みそかから元旦にかけて行われる祭り。火鑽(ひき)りで点じた火でオケラの根、柳の削り掛けを燃やし...
おけ‐る【於ける】
[連語]《動詞「お(置)く」の已然形+完了の助動詞「り」の連体形。「…における」の形で》 1 作用・動作の行われる...
お‐けんつう
「けんつう」に同じ。「奥の—が、今手水(てうづ)に行ったよ」〈滑・膝栗毛・発端〉
オケーシー
[1880〜1964]アイルランドの劇作家。労働運動・独立運動にも参加、貧民生活を写実的に描いた。作「革命戦士の影...