おさだ‐の‐みや【訳語田宮】
奈良県桜井市にあったとされる敏達(びだつ)天皇の皇居。
おさだ‐ひろし【長田弘】
[1939〜2015]詩人。福島の生まれ。早稲田大学在学中より詩誌の編集に携わり、昭和40年(1965)第一詩集「...
お‐さだまり【御定まり】
いつも同じであることを少し皮肉っていう語。おきまり。「—の自慢話」
おさだめ‐がき【御定書】
江戸時代の法令。また、特に「公事方御定書(くじかたおさだめがき)」をさす。さだめがき。
おさだめがき‐ひゃっかじょう【御定書百箇条】
「公事方御定書」の下巻。訴訟・裁判・刑罰などの103条。
お‐さっし【御察し】
「察し」を、推察する人を敬っていう語。「—のとおり」「—がつく」
お‐さつ【御札】
「札(さつ)」の美化語。紙幣。
お‐さつ【御薩】
「薩摩芋(さつまいも)」をいう女性語。
お‐さと【御里】
1 「実家」をいう尊敬語・美化語。→里 2 言動の端々に表れる、生い立ちや経歴。里。「—が出る」
御里(おさと)が知(し)・れる
言葉遣いやしぐさによって、その人の生まれや育ちがわかる。よくない意でいう。
お‐さどう【御茶道】
江戸城中の茶坊主のこと。
おさ‐な【幼】
形容詞「幼し」の語幹。
おさ‐ない【幼い】
《形容詞「おさなし」の連体形「おさなき」のイ音便から》幼い者。幼児。「—をいだいて出られまして、やい太郎冠者、この...
おさ‐な・い【幼い】
[形][文]をさな・し[ク]《「長(をさ)無し」の意》 1 年齢が若い。幼少である。いとけない。「息子はまだ—・い...
おさない‐かおる【小山内薫】
[1881〜1928]劇作家・演出家・小説家。広島の生まれ。雑誌「新思潮」を創刊。2世市川左団次と自由劇場を、土方...
おさな‐おい【幼生ひ】
「幼立ち」に同じ。「故院の—に少しもたがはせ給はぬものかな」〈平家・八〉
おさな‐がお【幼顔】
幼いときの顔つき。
おさな‐ご【幼子/幼児】
幼い子。ようじ。
おさな‐ごこち【幼心地】
「幼心」に同じ。「—にも、はかなき花紅葉につけても志を見え奉る」〈源・桐壺〉
おさな‐ごころ【幼心】
幼いときの心。幼児の気持ち。子供心。「—にも悲しみを覚えた」
おさな‐だち【幼立ち】
幼いときの成長のようす。また、そのころ。おさなおい。「—から互いに隔てぬふたりが中」〈緑雨・門三味線〉
おさな‐づま【幼妻】
年が若くて子供っぽさを残している妻。多く十代の妻についていう。
おさな‐ともだち【幼友達】
幼いときの友達。また、幼いときから親交が続いている友達。
おさな‐な【幼名】
幼時の名。元服する前の名。ようめい。
おさな‐なじみ【幼馴染み】
子供のころに親しくしていたこと。また、その人。
おさな・びる【幼びる】
[動バ上一][文]をさな・ぶ[バ上二]幼く見える。子供っぽいようすだ。「心の—・びた胸を躍らしていた」〈近松秋江・青草〉
おさな‐び・る【幼びる】
[動ラ下二]「おさなびる」(上一)に同じ。「やはらかにおひれたる物からふかうよしづきたる、をひれ—・れたるといふ心...
おさな・ぶ【幼ぶ】
[動バ上二]「おさなびる」の文語形。
おさな‐らし・い【幼らしい】
[形]いかにも幼げだ。子供っぽい。「おもしろい談(はなし)をといって打解けて—・くねだった」〈鏡花・高野聖〉
オサ‐はんとう【オサ半島】
《Península de Osa》コスタリカ南部にある半島。太平洋に突出して南東方向に沿って延び、本土との間をド...
おさば‐ぐさ【筬葉草】
ケシ科の多年草。高山の針葉樹林内に自生し、日本特産。葉は羽状複葉でくしの歯状をし、根元から放射状に出る。夏、約20...
おさ‐びゃくしょう【長百姓】
「乙名百姓(おとなびゃくしょう)」に同じ。
おさふね【長船】
岡山県南東部にあった町。中世は名刀の産地で知られ、備前の政治・経済の中心地であった。平成16年(2004)11月に...
おさふね【長船】
姓氏の一。 [補説]「長船」姓の人物長船騏郎(おさふねきろう)長船長光(おさふねながみつ)
おさふね‐きろう【長船騏郎】
[1924〜2007]岡山の生まれ。日本学生野球協会の運営に携わり、明治神宮野球大会などの開催を手がけた。また、選...
おさふね‐ながみつ【長船長光】
鎌倉時代の刀工。備前の人。長船派の祖、光忠の子といわれるが、同名が数代続いている。足利将軍の宝刀「大般若長光」の作...
おさふね‐もの【長船物】
備前国長船の刀工が作った刀剣。長船派は鎌倉中期の光忠を祖として多くの名工が輩出し、備前鍛冶(かじ)中最大の流派とな...
おさべ‐ひでお【長部日出雄】
[1934〜2018]小説家。青森の生まれ。郷里である津軽に取材した小説を多く執筆。「津軽世去れ節」「津軽じょんか...
お‐さほう【御作法】
「作法1」の美化語。
オサマ‐とりで【オサマ砦】
《Fortaleza Ozama》⇒オサマ要塞
ビンラディン
[1957ごろ〜2011]サウジアラビア出身のイスラム原理主義者。同国の財閥の家系に生まれる。アフガン侵攻では米国...
オサマ‐ようさい【オサマ要塞】
《Fortaleza Ozama》ドミニカ共和国の首都サントドミンゴの旧市街にある要塞。16世紀初頭、海賊からの防...
おさまり【収まり/納まり】
1 (「治まり」とも書く)物事のきまりがつくこと。始末。決着。「もめごとの—をつける」 2 金銭の納入の状態。「会...
おさまり‐かえ・る【納まり返る】
[動ラ五(四)]その地位・境遇などに、すっかり満足したようすで腰を据える。「社長の奥様に—・っている」
治(おさ)まりて乱(みだ)るるを忘(わす)れ◦ず
《「易経」繋辞下から》安定している世の中もいつかは乱れるのだから、政治を行う者は、そのことを忘れてはいけない。
おさま・る【収まる/納まる】
[動ラ五(四)]《「治まる」と同語源》 1 一定の範囲の中にきちんと入る。「押し入れに—・る」「予算の範囲に—・る...
おさま・る【治まる】
[動ラ五(四)] 1 「収まる3」に同じ。「内乱が—・る」「騒ぎが—・る」「風が—・る」「このままでは気持ちが—・...
おさま・る【修まる】
[動ラ五(四)]《「治まる」と同語源》行いがよくなる。まともな状態になる。「素行が—・る」
おさ・む【収む/納む】
[動マ下二]「おさ(収)める」の文語形。
おさ・む【治む】
[動マ下二]「おさ(治)める」の文語形。