おた
《「オタ」「ヲタ」とも書く》「おたく5」の略。「鉄—(=鉄道おたく)」
おたあ‐さま【御母様】
《「対の屋」に住んだところから》母を敬っていう語。宮中・宮家・公家、また、東西本願寺両家などの家庭で用いる。おたた...
お‐たいこ【御太鼓】
1 「御太鼓結び」の略。 2 太鼓持ち。
おたいこ‐むすび【御太鼓結び】
女帯の結び方の一。掛けを結び目の中に入れて、太鼓の胴のように丸く膨らませて結ぶもの。
お‐たいらに【御平らに】
[副]足を崩して楽な姿勢で座るように勧めるときにいう語。
お‐たうえ【御田植(え)】
「御田植え祭り」に同じ。
おたうえ‐まつり【御田植(え)祭(り)】
年頭または田植えの前に、豊作を祈って行われる田植えの神事。伊勢神宮や住吉神社などのように、神田(しんでん)に実際に...
おた‐おた
[副](スル)不意の出来事に驚いたり、相手に気おされたりして、うろたえるさま。「急な来客に—(と)する」
お‐たか・い【御高い】
[形]《ひやかしの気持ちで、丁寧の意の「お」を付けたもの》気位が高い。人を見下した態度である。「—・く講えた女性」
お高(たか)くとま・る
気位が高く、とりすましている。
おたか‐ひさただ【尾高尚忠】
[1911〜1951]指揮者・作曲家。東京の生まれ。尾高朝雄の弟。ウィーンに留学。指揮法をワインガルトナーに学ぶ。...
お‐たかもり【御高盛(り)】
椀に飯を高く盛り上げること。また、その飯。誕生の産飯(うぶめし)、婚礼の日の夫婦固めの飯、葬式の枕飯など。
お‐たから【御宝】
1 「宝」の美化語。 2 非常に大切なもの。秘蔵の品。 3 金銭。かね。 4 他人の子供を褒めていう語。 5 紙に...
お‐たからこう【雄宝香】
キク科の多年草。深山の湿った場所に生え、高さ約1メートル。茎は直立し、葉は大きく、心臓状卵形で縁に鋭いぎざぎざがあ...
オタカルにせい‐ひろば【オタカル二世広場】
《Náměstí Přemysla Otakara Ⅱ》チェコ南部の都市チェスケーブデヨビツェの旧市街中心部にある...
お‐たがい【御互い】
「互い」の美化語。「—の健闘をたたえる」
おたがい‐さま【御互い様】
[名・形動]両方とも同じ立場や状態に置かれていること。また、そのさま。「困るのは—です」
おたがい‐に【御互いに】
[副]「互いに」の美化語。「—助け合う」
おたが‐じゃくし【御多賀杓子】
1 滋賀県多賀町の多賀神社からお守りとして出す杓子。 2 「御玉杓子(おたまじゃくし)2」に同じ。
お‐たく【御宅】
[名] 1 相手または第三者を敬って、その家・住居をいう語。「先生の—にうかがう」 2 相手または第三者の家庭を敬...
おたけばし‐どおり【尾竹橋通り】
東京都台東区根岸から足立区東伊興までの道路の呼び名。尾久橋通りの東側を南北に走る。
お‐たけび【雄叫び/雄誥び】
勇ましく叫ぶこと。また、その声。「—を上げる」
オタゴ‐はんとう【オタゴ半島】
《Otago Peninsula》ニュージーランド南島南東部にある半島。港湾都市ダニーデン南郊からオタゴ湾を囲むよ...
おたずね‐もの【御尋ね者】
警察などが行方を追っている犯罪容疑者。
おたた‐さま【御母様】
「おたあさま」に同じ。
オタダルバザ‐もん【オタダルバザ門】
《Ota Darvoza》ウズベキスタン西部、ホラズム州の都市ヒバにある城門。イチャンカラ(内城)と呼ばれる旧市街...
お‐たち【御立ち】
1 立つことをいう尊敬語。ご起立。「—の方」 2 出立すること、来客が帰ることをいう尊敬語。「明日の—は何時ごろですか」
お‐たちあい【御立(ち)会い】
その場に居合わせている人たち。縁日などで露天商が見物人に呼びかける言葉としても用いる。「さあ、さあ、—」
おたち‐ざけ【御立ち酒】
民謡の一。宮城県で、婚礼の儀式が終わって客を送るときに庭先でうたう。
おたち‐だい【御立ち台】
1 謁見やあいさつ、また、インタビューなどの際に上がって立つ台。 2 俗に、列車の撮影ポイント。多数の列車ファンが...
お‐たっし【御達し】
1 上の者からの命令や指図。特に、官庁からの訓令・指令。「その筋の—により」 2 江戸時代、幕府から関係機関に発せ...
お‐たな【御店】
1 商家の奉公人や出入りの商人・職人などが、その商家をよぶ語。 2 相手の所有または管理する借家をいう語。
おたな‐もの【御店者】
商家の奉公人。「どこかの—らしい、鳥打帽をかぶった男が」〈芥川・あの頃の自分の事〉
オタニエミ
フィンランド南部の都市エスポーの一地区。ヘルシンキに近い南東側に位置する。アールト大学の理工系学部があり、建築家ア...
おたね‐にんじん【御種人参】
チョウセンニンジンの別名。享保年間(1716〜1736)に、徳川吉宗が朝鮮から取り寄せ、日光の薬草園で試植させた。
お‐たの【御楽】
《江戸の女性語》「おたのしみ」の略。「へん、—だの。ほんにあきれもしねえ」〈滑・浮世風呂・三〉
お‐たのしみ【御楽しみ】
「楽しみ」の美化語。「続きは見ての—」
お‐タバコぼん【御タバコ盆】
昔の少女の髪形の一。左右の髪を両方から横に合わせてタバコ盆のつるの形に結び、その上にきれを掛けたもの。
オタバロ
エクアドル北部の町。首都キトの北約110キロメートルに位置する。先住民のオタバロ族が多く居住し、伝統的な民族衣装や...
お‐たび【御旅】
「御旅所」の略。「四条通りを—まで行き」〈志賀・暗夜行路〉
おたび‐しょ【御旅所】
神社の祭礼で、祭神が巡幸するとき、仮に神輿(みこし)を鎮座しておく場所。神輿(みこし)宿り。仮宮。旅の宮。おたびど...
お‐たふく【阿多福】
1 「阿多福面」の略。 2 おたふく面のような顔の女性。多く、醜い顔の女性をあざけっていう語。 3 「阿多福風邪」の略。
おたふく‐あめ【阿多福飴】
棒状のさらし飴で、どこを輪切りにしてもおたふく面の模様が出るように作ってあるもの。
おたふく‐かぜ【阿多福風邪】
《おたふく面のような顔になるところから》流行性耳下腺炎(じかせんえん)の俗称。
おたふく‐まめ【阿多福豆】
ソラマメの大粒のもの。また、それを甘く煮たもの。
おたふく‐めん【阿多福面】
顔が丸く、ひたいが高く、鼻が低くてほおの豊かな女性の面。おかめ。
お‐たま【御玉】
1 「御玉杓子(おたまじゃくし)1」の略。 2 《「玉」は「玉子」の略》鶏卵の女性語。
おたま‐が‐いけ【お玉ヶ池】
東京都千代田区神田にあった池。また、その周辺の地名。お玉という女性が投身したところからの名といい、周辺に千葉周作の...
おたま‐じゃくし【御玉杓子】
1 汁をすくうのに使う丸い杓子。「御多賀杓子(おたがじゃくし)」に基づく語ともいう。 2 カエルの幼生。卵から孵化...
お‐たまや【御霊屋】
先祖の霊や貴人の霊を祭っておく建物。霊廟(れいびょう)。みたまや。