お‐て【御手】
[名] 1 相手を敬って、その手、また、その筆跡をいう語。「—を拝借」「—をわずらわす」「見事な—の軸」 2 犬な...
お‐てあげ【御手上げ】
《両手を上げて降参する意から》解決する手段が全くないこと。どうにもしようがないこと。「騒音対策は—の状態だ」
お‐てあらい【御手洗い】
「手洗い2」の美化語。
おて‐いしゃ【御手医者】
「手医者」に同じ。御手前医者。侍医。「—坂川玄春」〈浮・伝来記・五〉
お‐てうち【御手打ち/御手討ち】
「手打ち3」に同じ。「—に逢ふまでもなく、静めやうありしものを」〈浮・伝来記・七〉
お‐てかず【御手数】
⇒おてすう(御手数)
お‐てがる【御手軽】
[形動]「手軽」に同じ。「—な方法」「—なレストラン」
お‐てき【御敵】
「敵4」に同じ。「殿達は三人わたしが—はどれぢゃえ」〈浄・女楠〉
お‐てこ【御手子】
江戸時代、大名お抱えの火消し人足。
おてごろ‐かん【御手頃感】
値段、品質ともに買い手の条件に合っているという感じ。「性能もよく、—のある機種だ」
お‐てしょ【御手塩】
「手塩皿(てしおざら)」の女性語。
お‐てすう【御手数】
「手数(てすう)2」の尊敬語。
お‐てすき【御手透き/御手隙】
相手の手があいていることをいう尊敬語。「今、—でしょうか」 →てすき
お‐てだま【御手玉】
1 小さな布袋に小豆などを入れた玩具。これを数個、歌に合わせて投げ上げたり、受けたりして遊ぶ。また、その遊戯。→石...
オテック
《ocean thermal energy conversion》⇒海洋温度差発電
お‐てつき【御手付き】
「手付き2・3」に同じ。
お‐てつけ【御手付け】
「御手付き」に同じ。
お‐てつだい【御手伝い】
1 「手伝い」の美化語。 2 「御手伝いさん」に同じ。 3 「御手伝い普請」の略。
おてつだい‐さん【御手伝いさん】
雇われて家事の手助けをする女性。従来の「女中」の言い換え語。
おてつだい‐ぶしん【御手伝い普請】
近世、諸大名に資材や人足を負担させて行わせた大規模な土木工事。豊臣政権では大坂城や聚楽第の建設、江戸幕府では江戸城...
お‐てて
1 お守り役。「宇治の通円殿とて、貴殿の主人頼長公の—同然の御家来筋」〈浄・菖蒲前操弦〉 2 乳母の夫。「お乳(ち...
お‐てて【御手手】
手をいう幼児語。
お‐てなが【御手長】
「手長(てなが)4」に同じ。
おてなみ‐はいけん【御手並(み)拝見】
相手の腕前や能力がどれくらいあるか拝見しよう。相手をやや見下した言い方。「まずは—といきましょう」
アーベル
[1875〜1946]オーストリアの古生物学者。動物の器官の退行的な特殊化を研究し、また、生痕(せいこん)から古生...
おて‐の‐もの【御手の物】
慣れていてたやすくできる事柄。得意とするもの。「中華料理なら—だ」
オテパー
エストニア南部の町。タルトゥの南西約40キロメートルに位置する。「冬の首都」と称され、同国屈指のスキーリゾートとし...
お‐てふき【御手拭き】
「手拭き」の美化語。
お‐てまえ【御手前】
[名] 1 相手の腕前。技量。手並み。「—を拝見したいものですね」 2 (「御点前」とも書く)茶の湯の作法・様式。...
オテマヌ‐さん【オテマヌ山】
《Mont Otemanu》南太平洋、フランス領ポリネシア、ボラボラ島中央の山。同島の最高峰で標高727メートル。...
お‐てもと【御手元/御手許】
1 相手を敬って、その手元をいう語。「—の資料をご覧ください」 2 《料理屋などで、客の手元に置くところから》箸(...
おてもと‐きん【御手元金】
1 高貴な人の手元にある金銭。 2 天皇および皇族の私有財産である金銭。毎年度、国庫から内廷費として支出される金銭...
おてもやん
熊本県の民謡。熊本弁の歌詞が評判となって全国的に歌われる座敷歌。熊本甚句(じんく)。
お‐てもり【御手盛(り)】
《自分で好きなように食事を盛りつける意から》自分の都合がいいように物事を取り計らうこと。「—の予算案」
おて‐やわらか【御手柔らか】
[形動]相手が手加減してやさしく扱ってくれるさま。「おてやわらかに」の形で、試合などを始めるときのあいさつの語とし...
お‐てら【御寺】
1 「寺」の尊敬語・美化語。 2 「御寺様」の略。 3 《寺では檀家から物をもらっても返礼しないところから》物をも...
おてら‐さま【御寺様】
1 寺の住職または僧の敬称。お寺さん。 2 寺を敬ったり、丁寧にいったりする語。お寺さん。
おてら‐さん【御寺さん】
⇒御寺様
オテル‐デザンバリッド
⇒アンバリッド
オテル‐デ‐ミルコリン
ルワンダの首都キガリにあるホテル。1994年に起きたルワンダ虐殺の際、1000人以上もの避難民をかくまった場所とし...
オテロ
ベルディ作曲のオペラ。4幕。1887年ミラノで初演。シェークスピアの戯曲「オセロ」に基づく。
御手(おて)を上(あ)・げる
(「御手を上げられい」「御手をお上げください」などの形で)手をついて丁寧なあいさつをされては恐縮である、の意。「是...
お‐てん【汚点】
1 物にぽつんとついた汚れ。染み。 2 不名誉な点。きず。「経歴に—を残す」
お‐てんき【御天気】
1 天気を丁寧にいう語。「—が怪しい」「—の日」 2 人の機嫌のよしあし。また、機嫌のよいこと。「おやじの—が変わ...
おてんき‐し【御天気師】
詐欺師の一。偽金などを路上に落としておき、通行人と二人で発見したように見せかけ、配分しようなどと口実を作ってその通...
おてんき‐もの【御天気者】
「お天気屋」に同じ。
おてんき‐や【御天気屋】
《天気は、その時その時で変わるところから》機嫌や気分の変わりやすい人。お天気者。
おてんとう‐さま【御天道様】
⇒おてんとさま(御天道様)
おてんと‐さま【御天道様】
《「おてんとうさま」とも》 1 太陽を敬い親しんでいう語。 2 天地をつかさどり、すべてを見通す超自然の存在。「悪...
お‐てんば【御転婆】
[名・形動]若い女性が、恥じらいもなく、活発に行動すること。また、そのさまや、そのような娘。おきゃん。「—な少女」...