おどろ【棘/荊棘】
[名・形動] 1 髪などの乱れているさま。「髪は—と乱れて」〈鴎外・舞姫〉 2 草木・いばらなどの乱れ茂っているこ...
おどろ‐おどろ
[副]いかにも激しく恐ろしいさま。「山颪の絶えず—と吹廻(ふきめぐ)りて」〈紅葉・金色夜叉〉
おどろおどろ‐し・い
[形][文]おどろおどろ・し[シク]《「驚く」と同語源》 1 不気味で恐ろしい。すさまじい。「怪奇映画の—・い演出...
おどろかし【驚かし】
《驚かすものの意》鳴子(なるこ)・案山子(かかし)などをいう語。《季 秋》「小山田の—にも来ざりしをいとひたぶるに...
おどろか・す【驚かす】
[動サ五(四)]《意識しない物事に、はっと気づかせる意が原義》 1 びっくりさせる。「世間を—・すニュース」 2 ...
おどろき【驚き/愕き/駭き】
驚くこと。また、驚くべき事件・事柄。「—のあまり立ちすくむ」「—の声を上げる」
おどろき‐い・る【驚き入る】
[動ラ五(四)]ひどく驚く。本当に驚く。「まことにもって—・った話」
おどろき‐がお【驚き顔】
驚いた顔つき。びっくりしたようす。
おどろき‐ばん【驚き盤】
円盤に、少しずつ変化した絵をはりつけ、その周りの円筒には多くの小窓をつけて、速く回転させながら窓からのぞいて見る仕...
驚(おどろ)き桃(もも)の木(き)山椒(さんしょ)の木(き)
「驚き」の「き」に「木」をかけた語呂(ごろ)合わせ。たいそう驚いたの意。
おどろ・く【驚く/愕く/駭く】
[動カ五(四)]《意識していなかった物事に、はっと気づく意が原義》 1 意外なことに出くわして、心に衝撃を受ける。...
おどろく‐なかれ【驚く勿れ】
[連語]驚いてはいけない。大変なことを述べるときの前置きに用いる。「—、一二月なのに桜の咲いた所があるそうだ」
おどろくべきたいすうきそくのきじゅつ【驚くべき対数規則の記述】
《Description of the Marvelous Canon of Logarithms》英国の数学者、...
おどろく◦べし【驚くべし】
[連語] 1 驚いたことには。話の前置きとして使う。「—◦べし、発明者はまだ小さな子供だったのだ」 2 (「おどろ...
おどろ・し【驚し】
[形シク]驚くべきさまである。恐ろしい。また、ぎょうぎょうしい。「あやしく—・しけれど、胸うち心さだめて」〈新花摘〉
おどろ‐の‐みち【棘の路】
1 雑草やいばらなどの生い茂った道。「うづもれし—を尋ねてぞふるきみゆきの跡もとひける」〈新後撰・神祇〉 2 《「...