おび【帯】
《身に帯びるものの意》 1 和服を着るとき、腰の辺りに巻いて結ぶ細長い布。「—を結ぶ」「—を緩める」 2 岩田帯。...
おび【飫肥】
宮崎県日南(にちなん)市の中心地区。もと伊東氏の城下町で、武家屋敷が残る。
おび‐あげ【帯揚(げ)】
女帯の結び目が下がらないように、帯の中の結び目に当てて形を整え、後ろから前へ回して締める小幅の布。背負(しょい)揚げ。
おび‐いた【帯板】
1 帯状の板・鉄板など。 2 女性が帯を締めるとき、前側の帯の間に入れて形を整えるための板状の小物。前板。
おび‐いわい【帯祝(い)】
妊娠5か月目の戌(いぬ)の日に安産を祈って、妊婦が岩田帯を締める儀礼。
おび‐うら【帯占】
「常陸帯(ひたちおび)」に同じ。
おびえ【怯え】
おびえること。恐怖。
おびえ‐あが・る【怯え上(が)る】
[動ラ五(四)]ひどく恐れおののく。ふるえあがる。「殺人鬼の噂(うわさ)に—・る」
オビエド
スペイン北西部、アストゥリアス州の都市。カンタブリカ山脈北麓、ナロン川沿いに位置する。8世紀初頭、イスラム勢力に抵...
オビエド‐だいせいどう【オビエド大聖堂】
《Catedral de San Salvador de Oviedo》スペイン北西部、アストゥリアス州の都市オビ...
おび・える【怯える/脅える】
[動ア下一][文]おび・ゆ[ヤ下二] 1 怖がってびくびくする。「飛行機の爆音に—・えて子供が泣く」「不安に—・え...
おび‐おや【帯親】
1 帯解きの祝いに仮親になる人。 2 帯祝いのとき、妊婦に帯をつけてやる人。
おび‐かけ【帯掛(け)】
1 江戸時代、奥女中などが用いた帯留め。 2 岩田帯を締めること。帯祝い。
おび‐かれは【帯枯葉蛾】
カレハガ科のガ。全体に茶褐色で、前翅(まえばね)に、雄では2本の褐色の線、雌では褐色の幅広い1本の帯がある。卵は梅...
おび‐かわ【帯皮/帯革】
1 革製の帯。ベルト。バンド。かわおび。 2 機械で、動力を伝えるベルト。調べ革。
おび‐がね【帯金】
1 容器などに巻き付ける帯状の金具。「ビヤ樽の—」 2 刀を帯に結びつける緒を通すために、鞘(さや)につけてある鐶...
おび‐がみ【帯紙】
1 書籍やその外箱に帯状に巻いた、内容紹介などの紙。腰巻き。帯。 2 新聞や薄い雑誌を郵送する帯封(おびふう)に用...
おび‐がわ【帯側】
女帯の表側に用いる織物。
オビ‐がわ【オビ川】
《Ob'/Обь》ロシア連邦、西シベリアを流れる大河。アルタイ山脈に源を発し、北へ流れて北極海のオビ湾に注ぐ。本流...
おびき‐い・れる【誘き入れる】
[動ラ下一][文]おびきい・る[ラ下二]だましてさそい入れる。「敵を難所に—・れる」
おびき‐だ・す【誘き出す】
[動サ五(四)]だましてさそい出す。「おとりを使って—・す」
おびき‐よ・せる【誘き寄せる】
[動サ下一][文]おびきよ・す[サ下二]だまして近くに引き寄せる。「集魚灯でイワシを—・せる」
おび‐きん【帯筋】
鉄筋コンクリート柱の軸方向主鉄筋を取り囲むように、一定の間隔で帯状に巻く横方向の鉄筋。軸方向主鉄筋を固定する。帯鉄筋。
おび‐ぎわ【帯際】
帯の結び際。帯を締めた所。
おび・く【誘く】
[動カ四]だましてさそう。また、引き寄せる。現代語では「おびきだす」「おびきよせる」など、複合して用いる。「客(て...
おび‐くらげ【帯水母】
オビクラゲ科の有櫛(ゆうしつ)動物。体が平たい帯状のクラゲで、全長約1メートルに達し、寒天質で透明。世界の温水域に...
おび‐グラフ【帯グラフ】
統計図表の一。帯状の長方形を全体量とし、各要素の占める割合を帯の区切りによって示すもの。
おび‐こう【帯鋼】
薄く長い帯状の鋼板。ふつう厚さは6ミリ以下。ストリップ。
おび‐こうこく【帯広告】
書籍の帯紙などに印刷した広告。また、その印刷物。帯紙。
おび‐こうぞう【帯構造】
⇒バンド構造
おび‐ざん【帯桟】
戸の中ほどに横に取り付けた桟。横桟(よこざん)。
おび‐した【帯下】
1 帯を締める腰の辺り。 2 帯を締める位置から足首までの長さ。主に袴(はかま)の丈にいう。 3 掻取(かいどり)...
おび‐しばり【帯縛り】
腰の上の、締めた帯の当たるところ。弱腰(よわごし)。おびし。
お‐びしゃ【御歩射】
正月に徒歩(かち)で弓を射て、その結果で1年の豊凶を占う神事。関東地方東部では、祭りの共同飲食だけになったところが...
おびしろ‐はだか【帯代裸】
細帯を締めただけの、女のだらしのない姿。また、そのさま。細帯姿。帯広裸(おびひろはだか)。
おび‐しん【帯心/帯芯】
女帯の形を保つために芯として入れる厚い綿布。三河木綿・河内木綿など。
おび‐じ【帯地】
帯に仕立てる布地。金襴(きんらん)・博多・繻子(しゅす)など。
おび‐じめ【帯締(め)】
女帯を結んだとき、解けないように帯の上から締める丸ぐけ・組紐など。お太鼓の内側を通して前面で結ぶ。組紐の両端につけ...
おび‐じゅうぞう【小尾十三】
[1909〜1979]小説家。山梨の生まれ。朝鮮の元山商業学校で教師をしたのち、満州の新京中央放送局などに勤務。日...
おび‐じょう【帯状】
帯を広げたような形状。
おび‐じょう【飫肥城】
宮崎県日南市の飫肥地区にある城。築城年代・建造者とも不詳。広渡(ひろと)川支流の酒谷(さかたに)川が大きく南に曲が...
おびじょう‐こうきあつ【帯状高気圧】
東西方向に帯状に広がった高気圧。日本では春や秋に多く、低気圧が日本の北側や南側を通過するため、晴天が続く。
オビスポ‐どおり【オビスポ通り】
《Calle Obispo》キューバの首都ハバナの旧市街にある通り。アルマス広場からセントラル公園までを結び、東西...
おびただし・い【夥しい】
[形][文]おびただ・し[シク]《近世中期まで「おびたたし」》 1 数や量が非常に多い。ものすごい。「—・い人出」...
オビッド
オウィディウスの英語名。
おびつ‐がわ【小櫃川】
千葉県中西部を流れる川。元清澄(もときよすみ)山(標高344メートル)北斜面に源を発し、木更津市北部で東京湾に注ぐ...
おび‐てつ【帯鉄】
帯状やテープ状に長く薄く圧延した鉄。
お‐びと【首】
《「おおひと(大人)」の音変化という》 1 長官。首領。「汝(な)は我が宮の—たれ」〈記・上〉 2 古代の姓(かば...
オビ‐とう【オビ島】
《Pulau Obi》インドネシア北東部、モルッカ諸島北部の島。周辺のオビラツ島、ビサ島とともにオビ諸島を形成。山...
おび‐とき【帯解き】
着物の付けひもをとって、初めて普通の帯を締める祝い。中世末ごろから男女とも5歳、のちに女児7歳の11月吉日に行った...