お・ぶ【帯ぶ】
[動バ四] 1 身につける。「我が大君の—・ばせる細紋(ささら)の御帯の結び垂れ」〈継体紀・歌謡〉 2 細長くまわ...
おぶい‐ひも【負ぶい紐】
幼児を背に負うのに用いる太い紐。
お‐ぶう
《「おぶ」とも》 1 湯・茶などをいう幼児・女性語。 2 風呂をいう幼児・女性語。
おぶ・う【負ぶう】
[動ワ五(ハ四)]《「お(負)う」の音変化》 1 背負う。おんぶする。「子供を—・って買い物に行く」 2 仕事・責...
お‐ぶく【御仏供】
仏前に供える物、特に米飯。御仏飯(おぶっぱん)。おぶっく。「—、まだかと、お文さまを持ちながら、問ひ給ふに近寄り」...
お‐ぶくろ【尾袋】
1 唐鞍(からくら)の付属具の一。馬の尾を包むのに用いる袋。 2 鷹(たか)の尾を傷めぬようにかける生絹(すずし)の袋。
おぶさ・る【負ぶさる】
[動ラ五(四)] 1 背に負われる。おんぶをしてもらう。「父の背に—・る」 2 《おぶさって自分の足、すなわち金を...
オブザベーション
1 注視。観察。監視。 2 知覚。認知。 3 意見。所見。
オブ‐ザ‐ベースボール【オブ・ザ・ベースボール】
円城塔の小説。平成19年(2007)、第104回文学界新人賞受賞。
オブザーバブル
量子力学における、原理的に観測可能な物理量。位置・運動量・エネルギーなどの物理量をさし、状態ベクトルに作用する演算...
オブザーバー
《観察者・観測者の意》会議などで、発言権はあるが議決権のない人。また、発言権・議決権ともにない傍聴者。 [補説]国...
オブザーバー‐こっか【オブザーバー国家】
国連などの国際機関や国際会議で、正式な加盟国や参加国以外に、一定の参加資格を与えられた国のこと。会議に出席して発言...
お‐ぶし【雄節/男節】
カツオの背側の肉で作ったかつお節。背節(せぶし)。⇔雌節(めぶし)。
オブシーン‐ブック
猥褻(わいせつ)な本。エロ本。
オブジェ
《物体・対象の意》前衛芸術で、作品中に用いられる石・木片・金属などさまざまな物。また、その作品。
オブジェクション
異議。異論。反対。
オブジェクティブ
1 目標。目的。 2 英文法で、目的格。また、目的格の語。 3 望遠鏡や顕微鏡などの、対物レンズ。
オブジェクティブ‐シー
プログラミング言語の一。C言語を拡張し、オブジェクト指向プログラミングを可能とする仕様をもつ。米国アップル社のma...
オブジェクト
1 対象。客観。客体。→サブジェクト 2 文法で、目的語。→サブジェクト
オブジェクト‐コード
コンピューターの自動プログラミング用の言語で、アセンブラーやコンパイラーなどによって翻訳され、機械語で表されたプロ...
オブジェクト‐しこう【オブジェクト指向】
《object-oriented》ソフトウエアの設計や開発において、データや処理対象そのものに重点を置く考え方のこ...
オブジェクトしこう‐プログラミング【オブジェクト指向プログラミング】
《object-oriented programming》コンピューターのプログラミング技法の一。データに対する処...
オブジェクト‐ストレージ
コンピューターにおけるデータ管理方式の一つ。ディレクトリーなどの階層構造でなく、固有のURIとメタデータを付与した...
オブジェクト‐プログラム
⇒オブジェクトコード
オブジェをもったむさんしゃ【オブジェを持った無産者】
美術家・小説家の赤瀬川原平による随筆集。昭和45年(1970)刊行。「千円札裁判」として知られる法廷闘争の内幕など...
オブス‐こ【オブス湖】
《Uvs nuur/Увс нуур》⇒ウブス湖
オブストラクション
《妨害・障害の意》 1 ラグビーやサッカーなどで、反則の一。相手のプレーを妨害すること。 2 野球で、走塁妨害のこ...
オブス‐ノール
⇒ウブス湖
おぶすまさぶろうえことば【男衾三郎絵詞】
鎌倉中期の絵巻物。現存一巻。作者未詳。武蔵国の吉見二郎・男衾三郎という武士の兄弟をめぐる物語を絵巻にしたもの。
オブセッション
1 魔物や恐怖観念などに取り憑(つ)かれていること。 2 妄想。固定観念。強迫観念。
おぶち【小渕】
姓氏の一。 [補説]「小渕」姓の人物小渕恵三(おぶちけいぞう)
おぶち‐けいぞう【小渕恵三】
[1937〜2000]政治家。群馬の生まれ。昭和38年(1963)父・光平の地盤を継ぎ衆議院議員に当選。昭和62年...
おぶち‐ぬま【尾駮沼】
青森県下北半島の付け根の部分にある海跡湖。小川原湖(おがわらこ)湖沼群の最北端にある。面積3.6平方キロメートル。
おぶち‐は【小渕派】
自由民主党の派閥の一。経世会・平成研究会の平成4年(1992)から平成12年(2000)における通称。佐川急便事件...
お‐ぶつ【汚物】
汚いもの。特に、排泄(はいせつ)物。
お‐ぶつみょう【御仏名】
⇒仏名会(ぶつみょうえ)
お‐ぶと【緒太】
1 草履や下駄などの鼻緒の太いもの。 2 藺(い)で編んだ、太い鼻緒の、裏をつけない草履。裏無し。藺金剛(いこんごう)。
オブドルスク
ロシア連邦の都市サレハルドの旧称。
オブニンスク‐げんしりょくはつでんしょ【オブニンスク原子力発電所】
モスクワの南西約100キロメートルにあるオブニンスクに建設された最初期の原子力発電所。原子炉は黒鉛減速炉で、195...
お‐ぶね【小舟】
小さい舟。こぶね。
オブライエン‐の‐とう【オブライエンの塔】
《O'Brien's Tower》アイルランド西部、大西洋岸のモハーの断崖にある展望台。断崖のほぼ中間に位置する。...
オブラドイロ‐ひろば【オブラドイロ広場】
《Plaza del Obradoiro》スペイン北西部、ガリシア州の宗教都市サンティアゴ‐デ‐コンポステラの旧市...
オブラート
でんぷんなどで薄い膜状に作ったもの。粉薬などを包んで飲む。
オブラートに包(つつ)・む
相手を直接的に刺激するような表現を避け、遠回しな言い方をする。「—・んで発言する」
オブリガード
[感]ありがとう。 [補説]女性語では「オブリガーダ(obrigada)」。
オブリガート
独奏または独唱部の効果を高めるため、伴奏楽器で奏される主旋律と相競うように奏される助奏。
オブリゲーション
義務。責任。債務。
オブリタレーション
抹消。消滅。
おぶ・る【負ぶる】
[動ラ五(四)] 《「負ぶう」の音変化》背負う。おんぶする。「赤子を—・る」
オブローモフ
ゴンチャロフの長編小説。1859年刊。地主で余計者的知識人のオブローモフが、才能をもちながら無気力・無為の生活を送...