かい‐しょう【海将】
海上自衛官の階級の一。最高位の階級。海将補の上。諸外国海軍および旧日本海軍の大・中将に相当する。
かい‐しょう【海商】
海上における商行為。海運業など。
かい‐しょう【海象】
海洋の自然現象の総称。
かい‐しょう【海嘯】
1 海鳴り。 2 満潮の際、河口に入る潮波の前面が垂直の高い壁状になり、砕けながら川上に進む現象。河口が三角形状の...
かい‐しょう【開敞】
1 前面がひらけていて、さえぎるもののないこと。 2 港湾が外海に面していて、直接、風波を受けること。
かい‐しょう【解消】
[名](スル)今までの状態や関係、約束などが消えてなくなること。また、それらをなくすこと。「不満を—する」「契約を...
かい‐しょう【貝礁】
貝殻が集積して形成される礁。付着する岩礁などがない場合でも、他の貝殻を土台として局所的に個体群を形成する。カキ類・...
かい‐しょう【快捷】
[形動][文][ナリ]動作などがすばやいさま。敏捷。「機を察し、兵を用ゆるの—なるは」〈竜渓・経国美談〉
かい‐じょう【海上】
《古くは「かいしょう」》海の上。海面。海路。
かいしょう‐き【回照器】
三角測量で、目標点を示すために、日光を反射させて信号とする器械。
かいしょう‐なし【甲斐性無し】
意気地のないこと。頼りにならないこと。また、その人。かいしょなし。「いつまでも親のすねをかじる—」
かいしょう‐ひん【醢醤品】
魚介類の肉・内臓・卵などを塩漬けにし発酵させた食品。塩辛(しおから)の類。
かいしょう‐ほう【海商法】
海上運送業・海上保険業など海上における商行為に関する法律。狭義には商法第3編に定めるものをいい、広義には条約・特別...
かいしょう‐もん【会昌門】
平安京大内裏の朝堂院の中門。南面し、朝堂院正門の応天門に相対する。
かい‐しょく【会食】
[名](スル)人が集まって一緒に食事をすること。「恩師を囲んで—する」
かい‐しょく【灰色】
はいいろ。
かい‐しょく【快食】
体調がよく、食事が進むこと。おいしく食事をすること。「—快便」
かい‐しょく【戒飭】
「かいちょく(戒飭)」の誤読。
かい‐しょく【海食/海蝕】
[名](スル)潮流や波が海岸や海底を少しずつ崩し削り取ること。
かい‐しょく【解職】
[名](スル)その職を辞めさせること。免職。「事件の責任を問い—する」
かいしょく‐がい【海食崖】
海食によってできた海岸のがけ。海崖(かいがい)。波食崖。
かいしょく‐せいきゅう【解職請求】
地方自治法の認める直接請求の一種。有権者が地方公共団体の議長・議会議員や副首長などの解職を請求すること。リコール。...
かいしょく‐だい【海食台】
海食崖(かいしょくがい)の下のほうに、海食によって生じた緩やかな斜面。波食台とほぼ連続し、常に海面下にある。波食台...
かいしょく‐ちゅう【海食柱】
海食によって岩盤の一部が柱状に残ったもの。沿岸部にあり、その奇観から景勝地として知られるものが多い。米国のヘイスタ...
かいしょく‐どう【海食洞】
波の浸食によって海食崖(かいしょくがい)につくられた洞穴。ほぼ海水面の高さに、がけの一部に断層などの弱い部分がある...
かいしょく‐どうもん【海食洞門】
波の浸食によってつくられた海食洞が、岩を貫通してトンネル状になったもの。和歌山県の円月島などにみられる。
かいしょ‐たい【楷書体】
「楷書」に同じ。特に活字書体についていう。
かいしょてんちちょう【楷書天地帖】
幕末から明治期にかけて活躍した漢学者・書家の長三洲の著作。楷書の習字のための文字の見本帖。明治10年(1877)刊行。
カイ‐しょとう【カイ諸島】
《Kepulauan Kai》インドネシア東部、モルッカ諸島東部に属す諸島。イリアンジャヤ(ニューギニア島西部)の...
かい‐しらね【甲斐白根】
⇒白根山
かい‐しろ【垣代】
《「かきしろ」の音変化》 1 垣の代わりとして用いる幕。帳(とばり)を隔てとして用いるときの呼び名。 2 青海波(...
かい‐しん【会心】
1 心にかなうこと。期待どおりにいって満足すること。「—の笑みを浮かべる」 2 納得すること。会得すること。「以上...
かい‐しん【回心】
[名](スル)キリスト教で、罪のゆるしと洗礼によってひきおこされる、心の大きな転換。→回心(えしん) →発心(ほっしん)
かい‐しん【回申】
[名](スル)目上の人にあてて返事の手紙や文書を出すこと。
かい‐しん【回信】
返事の手紙。返信。
かい‐しん【回診】
[名](スル) 1 病院で、医師が病室を回って患者を診察すること。「病院長が—する」 2 医者が患者の家へ診察・治...
かい‐しん【快心】
気持ちのよいこと。また、よい気持ち。「彼が其の夕にして瞑せんとする—の事とは何ぞ」〈紅葉・金色夜叉〉
かい‐しん【戒心】
[名](スル)油断しないこと。よく用心すること。「—を怠らない」
かい‐しん【戒慎】
[名](スル)言動をいましめつつしむこと。「向後に注意せざるべからずと、皆々互に—せり」〈竜渓・経国美談〉
かい‐しん【改心】
[名](スル)今までの行いを反省し、心を改めること。改悛(かいしゅん)。「—して出直す」
かい‐しん【改進】
[名](スル)物事が改まり進むこと。また、古い制度などを改めて進歩させること。
かい‐しん【改新】
[名](スル) 1 物事を改めて新しくすること。革新。「大化の—」 2 年の初め。
かい‐しん【海深】
海の深さ。「—三〇〇メートル」
かい‐しん【海進】
海面の上昇、あるいは陸地の沈降によって海が陸に入り込んでくること。⇔海退。
かい‐しん【海震】
海上の船舶が感じる地震。地震波が縦波となって伝わるため、短周期の上下動が激しい。
かい‐しん【開申】
[名](スル) 1 申し開きをすること。 2 自己の職権内でしたことを上級者や監督官庁に告げ知らせること。上申。
かい‐しん【開進】
[名](スル) 1 文明や人知が開け進むこと。「—の歩頗る迅速にして」〈織田訳・花柳春話〉 2 隊形が、縦隊から横...
かい‐じん【灰燼】
《「かいしん」とも》灰や燃え殻。建物などが燃えて跡形もないこと。
かい‐じん【海神】
《「かいしん」とも》海をつかさどる神。海の神。わたつみ。
かい‐しんきろう【下位蜃気楼】
実在の物体や風景の下方に発生する蜃気楼。地面が強い日差しで熱せられたときに見られる逃げ水がこれにあたる。→上位蜃気楼