かい‐だ【快打】
[名](スル)野球などで、胸のすくようなすばらしい打撃。また、そのような打撃をすること。クリーンヒット。
かい‐だ【懈惰】
なまけること。おこたること。懈怠(かいたい)。「—怠慢」
かい‐だい【改題】
[名](スル)題名を変えること。「時流に合わせて書名を—する」
かい‐だい【海内】
1 四海の内。国内。「崇神天皇の時に、—疫病流行して」〈田口・日本開化小史〉 2 天下。「父中将の名声—に噪ぎ」〈...
かい‐だい【海台】
大洋底にある、頂部が比較的平坦な台地状の地形。広さが100平方キロメートル以上あり、周囲の海底から200メートル以...
かい‐だい【開題】
1 経典の題目を解釈し、一部のあらましを提示すること。また、それを記した書物。 2 「解題(かいだい)1」に同じ。
かい‐だい【解題】
[名](スル) 1 書物や作品の著者・成立事情・内容・体裁・出版・発表の年月、他に及ぼした影響などについて解説する...
かい‐だか【階高】
建物の、ある階の床面からすぐ上の階の床面までの高さ。
かい‐だく【快諾】
[名](スル)依頼や申し入れを快く承諾すること。「資金の援助を—する」
かい‐だこ【貝蛸】
アオイガイの動物体。タコの一種で、雌は殻をもっているのでいう。
かい‐だし【買(い)出し】
1 問屋・市場・産地などに出向いて商品を買い入れること。 2 第二次大戦中や戦後の食糧不足により、都会の消費者が農...
かいだし‐にん【買出人】
小売店・飲食店・食品加工業者などで、自分の店で扱う品物を仕入れるために卸売市場へ出向き、仲卸業者から購入する人。買...
かい‐だ・す【買(い)出す】
[動サ五(四)] 1 買いはじめる。「急に株を大量に—・した」 2 問屋・市場・産地などに出向いて商品を買い入れる...
かい‐だ・す【掻い出す】
[動サ五(四)]《「かきだす」の音変化》たまり水などをかきさらうようにして外にくみ出す。「船底の水を—・す」
かい‐たつ【回達】
[名](スル)《「かいだつ」とも》次々に送り届けること。順送りに回して知らせること。「両院の普く—すること三回に及...
かい‐だて【買(い)建て】
1 株式の信用取引や商品の先物(さきもの)取引で成立した買い注文。または、買い約定。⇔売り建て。 2 「買建玉(か...
かいだて‐ぎょく【買建玉】
株式の信用取引や商品の先物(さきもの)取引で、買い注文や買い約定をしたままで、未決済のもの。⇔売建玉(うりだてぎょく)。
かい‐だめ【買い溜め】
[名](スル)物資の不足、物価の値上がりを見越して、さしあたっての必要以上に品物を買い込んでおくこと。「不時の場合...
かい‐だゆ・し【腕弛し】
[形ク]《「かいなたゆし」の音変化。「かいたゆし」とも》「かいだるい」に同じ。「悔しくもかへりにけるか唐衣(からご...
かい‐だる・い【腕弛い】
[形][文]かひだる・し[ク]《「かいなだるい」の音変化。中世・近世語》腕が疲れてだるい。また、からだなどが疲れて...
かい‐だれ【掻い垂れ】
《「かきたれ」の音変化》神事や農耕儀礼に用いる紙の幣(しで)。後には注連(しめ)や御幣(ごへい)のこともさした。
かい‐だん【会談】
[名](スル)会って話し合うこと。また、その話し合い。「外国の首脳と—する」
かい‐だん【快談】
[名](スル)互いに気持ちよく楽しく話し合うこと。また、その話。「旧友と—する」
かい‐だん【戒壇】
戒律を授ける儀式を行うために設けた特定の壇。
かい‐だん【怪談】
1 化け物・幽霊などの出てくる気味の悪い話。 2 真相がさだかでなく、納得のいかない出来事。 [補説]作品名別項。→怪談
かい‐だん【開壇】
密教で、伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を行う灌頂壇を設け開くこと。その灌頂を授ける師僧は開壇阿闍梨(かいだんあじゃ...
かい‐だん【階段】
1 建物の上下の階など、高さの異なる場所をつなぐ、段々のある通路。はしごだん。 2 順序に従って進む等級。段階。
かい‐だん【解団】
[名](スル)団体の組織を解散すること。「任務を終えて調査団を—する」⇔結団。
かいだん【怪談】
《Kwaidan》小泉八雲の短編小説集。古典文学や民間伝承に取材した「耳なし芳一(ほういち)の話」「雪女」「むじな...
がい‐だん【街談】
《「かいだん」とも》ちまたの話。世間のうわさ。世評。風説。
かいだん‐いん【戒壇院】
戒壇の設けてある建物。東大寺・延暦寺などにある。
かいだん‐おち【階段落ち】
映画や演劇などで、人が階段を転げ落ちるシーン。役者やスタントマンに大きな危険が伴う。 [補説]映画「蒲田行進曲」は...
かいだん‐かんすう【階段関数】
階段状に値が変化する関数。区分的に一定の値をとる。x<0では0、x>0では1となるものは、ヘビサイドの階段関数(ヘ...
かいだんがた‐ぜんく【階段型前駆】
⇒ステップドリーダー
かいだん‐きょうしつ【階段教室】
席が後方に行くほど高くなるように、階段状に座席を設けた教室。
かいだん‐こうさく【階段耕作】
傾斜地に階段状に平地を作って田畑とし、農作物を作ること。段々畑・棚田(たなだ)など。
かい‐だんし【快男子】
「快男児」に同じ。
かい‐だんじ【快男児】
性質がさっぱりした気持ちのよい男。快活で男らしい男。好漢。快男子。
かいだんじおしかわしゅんろう【快男児押川春浪】
横田順弥、会津信吾の共著によるノンフィクション。押川春浪の生涯を描く。昭和62年(1987)刊行。第9回日本SF大...
かいだん‐せき【戒壇石】
律宗・禅宗などの寺院の前に立てた石標。寺院全体を戒壇と見立てたもの。多くは「不許葷酒入山門(くんしゅさんもんにいる...
かいだん‐だんそう【階段断層】
ほぼ同じ走向・傾斜をもつ多くの正断層が、一方から順にずり落ち、断面で見ると階段状を呈するもの。
かいだん‐とこう【階段登行】
スキーを斜面に対して直角・水平に並べ、階段を作るようにして斜面を登る方法。
かいだん‐ばなし【怪談咄/怪談噺】
落語で、幽霊・化け物などを主題としたもの。
かいだんぼたんどうろう【怪談牡丹灯籠】
人情噺(ばなし)。三遊亭円朝作。文久・元治年間(1861〜1865)に成立。明治17年(1884)筆録、出版。「御...
かいだん‐めぐり【戒壇廻り】
戒壇のまわりを仏名を唱えながらめぐり歩くこと。のちに、仏堂内陣の縁の下にあたる暗い所をめぐり歩くこと。長野の善光寺...
かいだん‐もの【怪談物】
小説・芝居・浄瑠璃・講談・落語などで、幽霊・化け物などを主題としたものの総称。