かか【嚊/嬶/母】
1 (嚊・嬶)庶民階層で、妻をいう語。かかあ。「無うなれば—が貰いに行く」〈露伴・椀久物語〉 2 (母)母親を親し...
か‐か【禾稼】
《「禾」は穀類の総称、「稼」は実った穀物》穀物。穀類。
か‐か【仮果】
子房以外の部分が肥大発達し、果実の主要部分となっているもの。花托(かたく)が発達するリンゴ、萼(がく)が発達するザ...
か‐か【花果】
花と果実。「—根茎」
か‐か【華夏】
《「華」ははなやか、「夏」はさかんの意。中国人が自国を誇っていった語から》文化の開けた地。都。「牛を放ち馬を息(い...
か‐か【呵呵】
[副]大声で笑うさま。あっはっは。からから。「—とばかり笑う」
かかあ【嚊/嬶】
《「かか」の音変化》自分の妻または他人の妻を親しんでいう語。またぞんざいに呼ぶ語。 [補説]「嬶」は国字。
カカアコ
米国ハワイ州、オアフ島南東部の都市ホノルルの一地区。市街南部に位置する。海岸に面した公園には、2001年に米国潜水...
かかあ‐ざえもん【嚊左衛門】
気が強くて男勝りの女房を、戯れて男の名のようにいう語。かかあえもん。
かかあ‐たばね【嚊束ね】
文化年間(1804〜1818)江戸に流行した下層の男性の髪形。油を使わず、たぼを膨ませ、まげを高くした略式のもの。...
かかあ‐だいみょうじん【嚊大明神】
夫が自分の妻を、親しみを込めたからかいの気持ちを含んでいう語。
かかあ‐でんか【嚊天下】
一家の中で妻が夫よりも強い権力を振るっていること。⇔亭主関白。
か‐かい【下界】
数学で、実数の集合のどの数よりも大きくない数。
か‐かい【加階】
位階を上げること。昇進すること。加叙。
か‐かい【花会】
生け花の会。
か‐かい【河海】
河と海。
か‐かい【嘉会】
めでたく喜ばしい集まり。
か‐かい【歌会】
人々が集まって和歌を詠み、互いに発表する会。うたかい。
かかいしょう【河海抄】
南北朝時代の源氏物語の注釈書。20巻。四辻善成(よつつじよしなり)著。貞治6年(1367)ごろ成立。語句の解釈を重...
かかい‐じゅ【火界呪】
密教で、不動明王の火生(かしょう)三昧を修する際、印(いん)を結び、その印から大火炎が無限に流れ出るのを観想しなが...
河海(かかい)は細流(さいりゅう)を択(えら)ばず
《「史記」李斯(りし)伝から》大人物は度量が広く、よく人をいれることのたとえ。河海は細流を厭(いと)わず。
かか・う【抱ふ】
[動ハ下二]「かかえる」の文語形。
かかえ【抱え】
1 だきかかえること。多く接尾語的に用いて、人が両腕でかかえるほどの大きさ、太さを表す。「二(ふた)—もある大木」...
かかえ‐おうぎ【抱え扇】
能の型の一。右手に開いた扇を持って左の二の腕に当て、斜め右上を見上げるもの。月を見たり、遠方をながめたりすることを...
かかえ‐おび【抱え帯】
1 和装で、着物の裾をたくしあげた時に用いた帯で、現在では花嫁の帯の下部にそえて締める、幅の狭いくけ縫いにした帯。...
かかえ‐ぐるま【抱え車】
常雇いの車夫に引かせる自家用の人力車。
かかえ‐こ・む【抱え込む】
[動マ五(四)] 1 物をだきかかえるようにして両腕の中に入れる。「大きな荷物を—・む」 2 他人にふれさせないよ...
かかえ‐ち【抱え地】
1 江戸時代、所有地のこと。特に、放置したまま所有する土地。 2 江戸時代、武士・町人などが農民から買い取って所持...
かかえ‐でんじ【抱え田地】
江戸時代、農民が他村で所有した田地。
かかえ‐ぬし【抱え主】
使用人を雇っている人。特に芸者・娼妓(しょうぎ)・茶屋女などの雇い主。抱え親。
かかえ‐もの【抱え者】
江戸時代、幕府または諸大名に、その者一代に限って召し抱えられた者。
かかえ‐やしき【抱え屋敷】
江戸時代、囲い・家屋を設けた屋敷地のこと。正規の武家屋敷・町屋敷と区別される別宅をいう。
かか・える【抱える】
[動ア下一][文]かか・ふ[ハ下二] 1 物を囲むように腕を回して持つ。胸にだくようにして持つ。「ひざを—・えて座...
カカオ
アオイ科の常緑小高木。葉は楕円形。白色の5弁花が、幹や太い枝に直接ついて咲く。実は大きく、長楕円形で、赤・黄色など...
カカオ‐し【カカオ脂】
カカオの種子からとれる脂肪。黄色の固体で、ステアリン酸などが主成分。菓子・薬・化粧石鹸などに使用。カカオバター。コ...
カカオ‐たんぱくしつ【カカオ蛋白質】
チョコレートなどの原料となるカカオに由来するたんぱく質。難消化性で大腸において、いわゆる善玉菌の栄養となり、腸内細...
カカオトーク
スマートホン向けのメッセンジャーアプリ。韓国のカカオコーポレーションが開発。リアルタイムのテキストの送受信のほか、...
カカオ‐バター
⇒カカオ脂
カカオ‐プロテイン
⇒カカオたんぱく質
カカオ‐ポリフェノール
チョコレートなどの原料となるカカオに由来するポリフェノール。抗酸化作用があるとされる。
カカオ‐マス
発酵させたカカオ豆を焙煎(ばいせん)して種皮を取り除き、細かくすりつぶしたもの。これに砂糖や粉乳などを加えて練り固...
カカオ‐まめ【カカオ豆】
カカオの種子を発酵させたもの。特有の香りをもつ。これを焙煎(ばいせん)して細かくすりつぶしたものをカカオマスという。
か‐かく【花客】
1 花を見る人。花見の客。 2 (「華客」とも書く)ひいきの客。得意客。とくい。
か‐かく【価格】
商品の価値を貨幣で表したもの。値段。
か‐かく【家格】
家の格式。家柄。「—を重んじる」
か‐かく【貨客】
⇒かきゃく(貨客)
か‐かく【過客】
行き来する人。行き過ぎる人。旅人。「月日は百代(はくたい)の—にして、行きかふ年もまた旅人なり」〈奥の細道〉
か‐かく【歌格】
1 和歌の規則、決まり。 2 和歌の風格。歌の姿・形。
か‐かく【蝸角】
1 カタツムリの触角。 2 きわめて狭小な世界。
か‐かく【下角】
1 左右の大脳半球にある側脳室のうち、側頭葉の内側にある部分。側脳室下角。 2 肩甲骨の下部のとがった部分。肩甲骨...