駕籠(かご)に乗(の)る人(ひと)担(かつ)ぐ人(ひと)そのまた草鞋(わらじ)を作(つく)る人(ひと)
世の中には階級・職業がさまざまあって、同じ人間でありながらその境遇に差のあることのたとえ。また、そのさまざまの人が...
かご‐ぬき【籠抜き】
「双鉤(そうこう)2」に同じ。
かご‐ぬけ【籠脱け/駕籠脱け】
1 江戸時代に行われた軽業(かるわざ)の一。底のない長い竹籠などをくぐり抜ける曲芸。 2 「籠脱け詐欺(さぎ)」の略。
かごぬけ‐さぎ【籠脱け詐欺】
関係のない建物を利用し、そこの関係者のように見せかけて相手を信用させ、金品を受け取ると相手を待たせておき、自分は建...
かご‐の‐き【鹿子の木】
クスノキ科の常緑高木。暖地に自生。樹皮は灰黒色で、円形にはがれた跡が白くなり、鹿の子模様になる。葉は先のとがった長...
かご‐の‐とり【籠の鳥】
1 籠の中の鳥のように、身の自由が束縛されている状態のたとえ。また、そのような境遇の人。籠の中の鳥。 2 《1の境...
籠(かご)の中(なか)の鳥(とり)
「籠の鳥1」に同じ。
かご‐バッグ【籠バッグ】
竹や籐(とう)などで編んだ籠に持ち手をつけたバッグ。
かご‐ばらい【過誤払い】
必要以上の金額を誤って支払うこと。また、支払うべきでない人に誤って金銭を支払うこと。(1)企業が従業員に、所定の額...
かご‐ぱく【籠ぱく】
俗に、スーパーマーケットなどの買い物かごを持ち帰ること。多く、会計後の品が入ったかごをそのまま持ち帰る。 [補説]...
かご‐ぶね【籠船】
祭礼で引き歩く山車(だし)の一種。美しく飾りたてた船形に四輪の車をつけたもの。京都祇園会の船鉾(ふなぼこ)など。飾り船。
かご‐ぼり【籠彫(り)】
社寺建築の木鼻(きばな)などにみられる装飾用木彫りで、外面だけでなく、内部にも透かし彫りをして立体的に仕上げるもの。
かご‐まくら【籠枕】
籐(とう)や竹で編んだ枕。中空で風通しがよく、夏に用いる。籐枕。《季 夏》「涼しさや夢もぬけ行く—/乙由」
かご‐みみ【籠耳】
《籠に入れた水が編み目から漏れるところから》聞いてもすぐ忘れてしまうこと。「身は聞き下手のしかも—」〈徳和歌後万載...
かこ・む【囲む】
[動マ五(四)]《古くは「かごむ」とも》 1 人や物を中にして、その周囲にぐるりと位置する。また、何かを周囲にぐる...
かご‐め【籠目】
籠の編み目。また、模様やひもの編み方などが、籠の目のようになったもの。
かごめ‐かごめ
《「かごめ」は「囲む」の命令形「囲め」からか》しゃがんで両手で目を隠した一人を、籠の中の鳥に見立て、他の者たちは手...
かご‐や【籠屋】
籠を製造・販売する人。また、その店。
かご‐や【駕籠屋】
1 「駕籠舁(か)き」に同じ。 2 駕籠かきを置き、客の求めに応じて駕籠を仕立てる家。また、それを営む人。
かご‐やか
[形動ナリ]「かごか」に同じ。「—に局住(つぼねず)みにしなして」〈源・初音〉
かご‐やく【駕籠役】
1 江戸時代、江戸市中の貸し駕籠業者に課した税。 2 駕籠を担ぐ役目の者。
かご‐やろ【駕籠遣ろ】
[連語]駕籠かきが客に「駕籠をやろ」と呼びかける声。また、転じて、駕籠かき。「天下は夜中八つ過ぎ、廓(くるわ)は恋...
かご‐わき【駕籠脇】
1 駕籠のそば。 2 貴人の乗っている駕籠の左右に付き添っていく役。また、その人。駕籠回り。
かご‐わたし【籠渡し】
架橋できない深い谷や断崖(だんがい)、また、急流のために舟が渡せない場所で、綱を両岸に渡して籠をつり、中に人や物を...
か‐ごん【過言】
1 大げさすぎる言い方。言いすぎ。かげん。「実力では世界一と言っても—ではない」 2 度を過ぎた言葉。無礼な言葉。...