かぞ【父】
《古くは「かそ」》上代、父をさす語。⇔いろは。「その—母(いろは)の二はしらの神」〈神代紀・上〉
かぞ【楮】
コウゾの別名。
かぞ【加須】
埼玉県北東部の市。鯉幟(こいのぼり)や柔道着・剣道具を特産。不動尊を祭る総願寺がある。もと、加増と書いた。平成22...
かぞ‐いろは【父母】
《古くは「かそいろは」》父と母。両親。かぞいろ。「—何(いか)に哀れと思ふらん、三年(みとせ)になりぬ足立たずして...
か‐ぞう【加増】
[名](スル)加わってふえること。また、加えふやすこと。特に、禄高や領地などについていう。「一万石を—する」
か‐ぞう【仮像】
鉱物が本来の結晶形を示さず、外形を変えずに、成分が置換して新しい鉱物になったもの。
か‐ぞう【架蔵】
[名](スル)書物などを棚に所蔵すること。
か‐ぞう【家蔵】
[名](スル)家のものとして所有していること。また、その物。「—の絵を出品する」
かぞ・う【数ふ】
[動ハ下二]「かぞえる」の文語形。
かぞう‐なます【和雑膾】
キス・サヨリ・カレイ・イカなどの切り身をまぜて、酒で割った酢や蓼酢(たです)で味つけしたなます。かんじょうなます。...
かぞえ【数え】
「数え年」の略。「—で40歳になる」→満
かぞえ‐あ・げる【数え上げる】
[動ガ下一][文]かぞへあ・ぐ[ガ下二] 1 一つ一つ数える。一つ一つ取り上げて示す。「原因を—・げる」 2 すべ...
かぞえ‐うた【数え歌】
1 「一つとや(一つとせ)…二つとや(二つとせ)…」などと順に数えたててうたう歌。多く頭韻を踏む。 2 古今集・仮...
かぞえ‐きれ◦ない【数え切れない】
[連語]数や量が多くて、とても数えることができない。「—◦ないほどの鳥の群れ」
かぞえ‐た・てる【数え立てる】
[動タ下一][文]かぞへた・つ[タ下二]一つ一つ数える。列挙する。多く、よくないことについていう。「欠点を—・てる」
かぞえ‐づき【数え月】
12月のこと。
かぞえ‐どし【数え年】
生まれた年を1歳とし、あと新年を迎えるごとに1歳ずつ加えた年齢。
かぞえ‐び【数え日】
1 今年もあといく日と、指折り数えるほど暮れが押し詰まること。また、その押し詰まった日。《季 冬》「—の欠かしもな...
かぞ・える【数える】
[動ア下一][文]かぞ・ふ[ハ下二] 1 数量や順番を調べる。勘定する。「人数を—・える」「指折り—・える」 2 ...
数(かぞ)える程(ほど)
ほんの少し。ごく少数。「出席者は—しかいない」
か‐ぞく【家族】
1 夫婦とその血縁関係者を中心に構成され、共同生活の単位となる集団。近代家族では、夫婦とその未婚の子からなる核家族...
か‐ぞく【華族】
1 公・侯・伯・子・男の爵位を有する者。明治2年(1869)旧公卿・諸侯の身分呼称として定められたが、明治17年(...
かぞく‐あわせ【家族合(わ)せ】
合わせ物カルタの一。一家族5人ずつ10家族分の札50枚を配り、互いに札をもらい合いながら、家族の数を多くそろえた者...
か‐ぞくおん【下属音】
西洋音階で、主音の5度下の音。主音・属音とともに調を支配する重要な音。例えば、ハ長調・ハ短調ではヘ音。サブドミナント。
かぞく‐かいかん【華族会館】
東京都千代田区にあった華族の集会所。明治7年(1874)創建。
かぞく‐かいぎ【家族会議】
家族が集まって行う話し合い。特に、その家や、夫婦・親子・兄弟姉妹に関係する重要な事柄を相談するために開く会議。
かぞくがいうんてんしゃ‐とくやく【家族外運転者特約】
自動車保険における特約の一。家族内記名運転者限定特約に付加できるもので、家族以外の者が起こした事故も補償の対象とす...
かぞく‐けいかく【家族計画】
それぞれの家庭の事情に合わせて、夫婦が計画的に子供をつくること。
かぞくげんてい‐とくやく【家族限定特約】
⇒運転者家族限定特約
かぞく‐こうせい【家族構成】
家族の成り立ちや内容。どのような近親者が、何人集まってできているか、ということ。
かぞく‐サービス【家族サービス】
俗に、家族のために尽くすこと。ふだんは仕事で忙しい人が、休日に家族と一緒に食事に出たり遊びに行ったりなどして、くつ...
かぞくシネマ【家族シネマ】
柳美里(ゆうみり)の短編小説。平成8年(1996)発表。同年、第116回芥川賞受賞。平成11年(1999)、韓国制...
かぞく‐しゅぎ【家族主義】
家族内にみられる人間関係や生活態度ないし意識を、家族以外の社会集団へも広げ適用しようとする考え方。また、これに基づ...
かぞく‐しょうがいほけん【家族傷害保険】
被保険者のほかその家族も補償の対象となる傷害保険。家族の範囲は、「配偶者」「本人または配偶者と生計を共にする同居の...
かぞく‐しんたく【家族信託】
家族間で信託契約を結び、財産の管理を任せること。財産を持っている人(委託者)が、一定の目的のために、信頼できる家族...
かぞく‐じゅうぎょうしゃ【家族従業者】
個人事業主の家族で、その事業に従事している人。個人商店や農家などで家業を手伝っている家族のこと。
かぞく‐じょがっこう【華族女学校】
女子学習院の前身。
かぞく‐せい【家族性】
ある病気を発症する人が、特定の家系に集中すること。遺伝的な要因が大きく影響していると考えらえる。「—神経疾患」→孤発性
かぞくせい‐アミロイドたはつニューロパチー【家族性アミロイド多発ニューロパチー】
⇒家族性アミロイドポリニューロパチー
かぞくせい‐アミロイドポリニューロパチー【家族性アミロイドポリニューロパチー】
線維構造をもつたんぱく質アミロイドが全身の臓器に沈着し、機能障害を起こす全身性アミロイドーシスの一種。末梢(まっし...
かぞくせい‐アルツハイマーびょう【家族性アルツハイマー病】
アルツハイマー型認知症の一種。常染色体顕性遺伝を示し、65歳未満で発症する。遺伝性アルツハイマー病。FAD(fam...
かぞくせい‐こうコレステロールけっしょう【家族性高コレステロール血症】
血液中のLDLコレステロールが細胞に取り込まれず異常に増えてしまう疾患。多くは常染色体顕性遺伝性。小児期から動脈硬...
かぞく‐せいど【家族制度】
1 家族の形態や機能を規定する法律・道徳・慣習などの規範の総体。 2 民法旧規定での家父長的な家制度。家族は戸主の...
かぞく‐そう【家族葬】
家族・親族を中心に営まれる葬式。多く、通夜・告別式などの儀式を小規模に行う。故人の親しい友人が参列することもある。...
かぞく‐だんらん【家族団欒】
⇒一家団欒
かぞく‐てあて【家族手当】
1 賃金体系に含まれる手当で、扶養家族を持つ従業員の生活費を補助するために、使用者から支払われる金銭。 2 児童手...
かぞくないきめいうんてんしゃげんてい‐とくやく【家族内記名運転者限定特約】
自動車保険における特約の一。運転者として記載した家族が、被保険自動車で起こした事故のみが保険の対象となるもの。
かぞく‐ぶろ【家族風呂】
温泉旅館などで、家族連れの客が専用できる風呂。
かぞく‐ほう【家族法】
民法の親族法・相続法の総称。夫婦・親子・相続など家族関係を規律する法。→身分法
かぞく‐わおん【下属和音】
音楽で、下属音を最低音とした三和音。