かっ‐しゃかい【活社会】
現実に活動している社会。実社会。「日本の—と交渉のある教授を」〈漱石・三四郎〉
かっ‐しゃく【滑尺】
計算尺で、台尺(外尺)に挟まれて、左右に動かすことのできる部分。内尺(うちじゃく)。
かっしゃ‐しんけい【滑車神経】
中脳から出て、眼球を下外側に回転させる上斜筋に分布する運動神経。第四脳神経。以前、上斜筋を滑車筋といったことからの名。
かっしやわ【甲子夜話】
江戸後期の随筆。正続各100巻、後編78巻。平戸藩主松浦清(静山)著。文政4年(1821)から書き始められ、天保1...
かっ‐しゅつ【括出】
律令制で、戸籍・計帳に記載されていない者を官司が摘発して付載すること。課役を逃れる浮浪逃亡や偽籍への対策。→隠首(...
カッシュ‐モレ
《cacheは「隠す」、molletは「ふくらはぎ」の意》スカートが、ふくらはぎが隠れるぐらいの長さの丈のこと。
かっ‐しょう【滑翔】
[名](スル)鳥が羽ばたきを止めて、空を滑るように飛ぶこと。
かっしょう‐ぎり【滑昇霧】
山の斜面を吹き上げる空気が断熱膨張によって冷却してできる霧。上昇霧。
かっしょう‐ふう【滑昇風】
⇒アナバチック風
かっ‐しょく【褐色】
黒みがかった茶色。
かっしょく‐うん【褐色雲】
化石燃料の燃焼などによる人為起源の大気汚染物質と、砂漠化による砂塵からなるエーロゾル。日照量の減少や呼吸器疾患の増...
かっしょくかん‐しけん【褐色環試験】
⇒褐輪反応
かっしょくかん‐はんのう【褐色環反応】
⇒褐輪反応
かっしょく‐しぼうさいぼう【褐色脂肪細胞】
⇒褐色脂肪組織
かっしょく‐しぼうそしき【褐色脂肪組織】
脂肪細胞の種類の一。白色脂肪組織から遊離した脂肪酸を取り込んでエネルギーを燃焼させ熱を生産する。首・肩甲骨の周囲な...
かっしょく‐しょくぶつ【褐色植物】
「褐藻」に同じ。
かっしょく‐しんりんど【褐色森林土】
温帯湿潤気候下の落葉広葉樹林帯に分布する褐色の土壌。表層は腐植を含んで黒褐色、下層は酸化鉄により褐色を示す。褐色土。
かっしょく‐ふきゅうきん【褐色腐朽菌】
木材腐朽菌の一種。木材に含まれるセルロースやヘミセルロースを選択的に分解する能力をもつ。名称は分解後に木材の褐色成...
かっしょく‐もくたん【褐色木炭】
黒くなる前に半焼けで焼き止めた褐色の木炭。火薬製造などに使用。
かっしょく‐わいせい【褐色矮星】
質量が小さく、軽水素の核融合が起こらずに主系列星になれなかった天体。主系列星と惑星の中間的な大きさで、そのどちらに...
カッシング‐びょう【カッシング病】
⇒クッシング症候群(しょうこうぐん)
カッシート
メソポタミア東方のザグロス山脈に住んでいた古代民族。前16世紀、バビロン第1王朝を倒して王朝(バビロン第3王朝)を...
カッシーニ
NASA(ナサ)(米国航空宇宙局)とESA(イーサ)(欧州宇宙機関)の開発した土星探査機。1997年、小型探査機ホ...
カッシーニ
[1625〜1712]イタリアの天文学者。のち、フランスに帰化。木星の自転や土星の衛星を発見、また土星の環の精密測...
カッシーニ‐の‐かんげき【カッシーニの間隙】
⇒カッシーニの空隙
カッシーニ‐の‐くうげき【カッシーニの空隙】
土星の環にみられる最も大きな隙間。1675年、イタリア出身の天文学者カッシーニが発見。のちに米国の木星・土星探査機...
カッシーラー
[1874〜1945]ドイツの哲学者。新カント学派の一派であるマールブルク学派に属し、認識論・認識論史の研究から象...
かっ・す【喝す】
[動サ変]大声でしかる。どなりつける。「分を踰(こ)えたる衣服の奢(おごり)は国法の許さざるところなるぞ…と—・し...
かっ‐すい【活水】
流れ動いている水。⇔死水。
かっ‐すい【活錘】
くいを打ち込むのに使う重いおもり。綱・鎖などをつけて滑車で引き上げ、くいの頭部に落として打ち込む。
かっ‐すい【渇水】
雨が降らないため、川・池沼などの水がかれること。
かっすい‐き【渇水期】
渇水の時期。また、夏など、供給量が増大し水不足になる時期。
かっすい‐じょしだいがく【活水女子大学】
長崎市などにある私立大学。昭和56年(1981)の開設。
かっ・する【渇する】
[動サ変][文]かっ・す[サ変] 1 のどがかわく。「—・する者は水を選ばず」 2 水がかれる。「湖水が—・する」...
カッスル‐キープ
英国イングランド北東部の都市ニューカッスルにある、市の名前の由来となった城。11世紀、ウィリアム1世の命で木造の城...
カッスル‐クーム
英国イングランド南西部、ウィルトシャー州の小村。コッツウォルズ地方の観光地の一。中世の市場跡マーケットクロスやセン...
カッスルタウン
マン島南部の町。19世紀中頃まで同島の首都が置かれた。君主の居城だったラッシェン城が残る。
カッスロール
⇒キャセロール
かっ‐せい【活性】
機能が高く、反応が活発であること。物質の原子・分子が高エネルギー状態で、化学反応などが起こりやすいこと。
かっせい‐アルミナ【活性アルミナ】
吸着力の強いアルミナ。水洗したアルミナを二酸化炭素の気流中で熱して得られる、粒子表面が多孔性の粉末。クロマトグラフ...
かっせい‐おでい【活性汚泥】
下水や廃水に含まれる有機物を酸化分解する微生物を繁殖させて生じる泥状の沈殿物。汚水処理に利用。→活性汚泥法
かっせいおでい‐ほう【活性汚泥法】
下水・排水処理方法の一。汚水を活性汚泥と混ぜ、微生物の働きで有機物を分解し、沈殿池で活性汚泥を沈降除去してから上澄...
かっせい‐か【活性化】
[名](スル) 1 特定の機能が活発になること。反応性が高まること。 2 組織などの活動を活発にすること。「地域社...
かっせいか‐エネルギー【活性化エネルギー】
化学反応を起こさせるための活性化に必要なエネルギー。
かっせいか‐かんすう【活性化関数】
ニューラルネットワークにおいて、入力信号の総和を出力信号に変換する関数。ニューロンの活性化をモデル化したもので、あ...
かっせいかじこリンパきゅう‐いにゅうりょうほう【活性化自己リンパ球移入療法】
癌(がん)細胞を攻撃する能力をもつTリンパ球を体外に取り出し、人工的に活性化してから患者自身の体内に戻す治療方法。...
かっせいかゆうどう‐シチジンデアミナーゼ【活性化誘導シチジンデアミナーゼ】
⇒エイド(AID)
かっせい‐こうかん【活性交換】
《active replacement》コンピューターやネットワークシステムにおいて、電源を入れた状態で部品を着脱...
かっせい‐さくさん【活性酢酸】
⇒アセチルCoA
かっせい‐さんそ【活性酸素】
化学反応が起こりやすくなった酸素。一重項酸素、過酸化水素、スーパーオキサイドアニオン、ヒドロキシルラジカルなど。体...