かとう‐とうくろう【加藤唐九郎】
[1898〜1985]陶芸家。愛知の生まれ。伝統的な陶磁器の調査・研究に従事。桃山時代の黄瀬戸・織部の写しなどにす...
かとう‐ともさぶろう【加藤友三郎】
[1861〜1923]軍人・政治家。元帥・海軍大将。広島の生まれ。日露戦争時、連合艦隊参謀長。ワシントン会議に首席...
かとうど【方人】
⇒かたうど
かとう‐どうぶつ【下等動物】
体の器官が未分化で体制の簡単な動物のこと。⇔高等動物。
かとう‐は【河東派】
中国、明代初期、薛瑄(せつせん)を祖とする哲学の一派。陽明学に反対し、朱子学を祖述して居敬(きょけい)窮理(きゅう...
かとう‐は【加藤派】
自由民主党の派閥の一。宏池(こうち)会の平成10年(1998)から同14年における通称。会長は加藤紘一。同12年に...
かとう‐はじめ【加藤土師萌】
[1900〜1968]陶芸家。愛知の生まれ。本名、一(はじめ)。中国・朝鮮の古陶磁器の研究を重ね、色絵磁器・金襴手...
かとう‐ばいばい【過当売買】
金融商品取引業者が、手数料収入を目的として、顧客に対して株式・債券・投資信託・デリバティブなどの多量・頻繁な取引を...
かとう‐ばんさい【加藤盤斎】
[1621〜1674]江戸前期の国学者・俳人。摂津(播磨とも)の人。別号、等空。細川幽斎・松永貞徳に師事し、古典の...
かとう‐ひろゆき【加藤弘之】
[1836〜1916]思想家・教育者。兵庫の生まれ。初め明六社の一員として「真政大意」などで天賦人権・自由平等を説...
かとう‐びたい【火灯額】
近世、女の額ぎわの形の名。火灯形の額ぎわ。富士額。雁金額(かりがねびたい)。
かとう‐ぶし【河東節】
浄瑠璃の流派の一。享保2年(1717)江戸半太夫の門から分かれた十寸見河東(ますみかとう)が創始。優美で渋い江戸風...
かとう‐まど【火灯窓】
上部が尖頭アーチ状の窓。唐様建築に初めて使われた。源氏窓。花頭窓。
かとう‐みちお【加藤道夫】
[1918〜1953]劇作家。福岡の生まれ。文学座に入り、劇作・演出に当たったが、自殺。戯曲「なよたけ」「思ひ出を...
かとう‐ゆきこ【加藤幸子】
[1936〜2024]小説家。北海道の生まれ。本姓、白木。北京で暮らした少女時代を描いた「夢の壁」で芥川賞受賞。「...
かとう‐よしあき【加藤嘉明】
[1563〜1631]安土桃山時代の武将。三河の人。豊臣秀吉に仕え、賤ヶ岳(しずがたけ)七本槍の一。九州征伐、小田...
かとう‐よしろう【加藤芳郎】
[1925〜2006]漫画家。東京の生まれ。川端画学校などで学んだのち、庶民の生活を描いたナンセンス漫画で多くの読...
かとうらく【裹頭楽】
雅楽の舞曲。唐楽。平調(ひょうじょう)で新楽の中曲。四人舞。古くは天皇・皇太子の冠礼に奏したが、現在はほとんど行わ...
かとう‐れんにゅう【加糖練乳/加糖煉乳】
⇒コンデンスミルク
かと‐き【過渡期】
古いものから新しいものへと移り変わっていく途中の時期。「歴史の—」
か‐とく
「過重労働撲滅特別対策班」の略称。
か‐とく【家督】
1 その家を継ぐべき子。あととり。嫡子。 2 相続すべきその家の財産・事業などの総体。跡目。「—を譲る」 3 民法...
か‐とく【寡徳】
身に備わる徳望が少ないこと。自身をへりくだっていうのに用いる。「このような仕儀となりましたのも私の—の致すところです」
か‐とく【稼得】
[名](スル)労働・サービスを提供することで収入を得ること。「外貨の—源となる」「個人が一生の間に—する所得」
かとく‐そうぞく【家督相続】
民法旧規定で、戸主が死亡・隠居などをした際、一人の相続人が戸主の身分・財産を相続すること。また、その制度。一般には...
かと‐げんしょう【過渡現象】
ある状態に変動があったときから次の安定状態に至る間に起こる現象。電気回路にスイッチを入れてから電圧や電流が定常値に...
かとげんしょう‐きろくそうち【過渡現象記録装置】
機器の挙動や実験の経過などを示すデータを時系列的に記録する装置。トランジェントレコーダー。
かと‐てき【過渡的】
[形動]ある状態から新しい状態に移る途中であるさま。「法改正前の—な措置」
カトビツェ
ポーランド南部の都市。クラクフの北西約70キロメートルに位置する。シロンスク炭田や亜鉛・鉛の鉱山があり、同国最大の...
カトマイ‐こくりつこうえん【カトマイ国立公園】
《Katmai National Park》米国アラスカ州南部、アラスカ半島の基部に位置する国立公園。1912年、...
カトマイ‐さん【カトマイ山】
《Mount Katmai》米国アラスカ州南部の山。アラスカ半島の基部に位置する。標高2047メートル。1921年...
カトマンズ
ネパール連邦民主共和国の首都。仏教・ヒンズー教の古寺院が多い。ヒマラヤ登山の基地。人口、行政区67万(2001)。
かと‐もんじ【蝌蚪文字】
「蝌蚪(かと)2」に同じ。かともじ。
カトラ
アイスランド南部にある火山。標高1493メートル。山頂を含む約600平方キロメートルが厚さ約200メートルのミール...
かと‐らくしょ【河図洛書】
古代中国の伝説上の図と文様である「河図」と「洛書」の総称。
カトラリー‐レスト
食卓にカトラリーを置くときに使う、箸置きのようなもの。
カトラリー
食卓用のナイフ・フォーク・スプーンなどをまとめていう語。また、刃物類一般についてもいう。
かとり【縑】
《「かたお(固織)り」の音変化》目を緻密(ちみつ)に固く織った平織りの絹布。かとりぎぬ。「凡そ—、絁(ふとぎぬ)、...
かとり【香取】
千葉県北東部にある市。早場米の産地で、酒・醤油の醸造が盛ん。香取神宮がある。利根川沿いの地域は水郷筑波国定公園に指...
かとり‐し【香取市】
⇒香取
カトリシズム
《「カソリシズム」とも》 1 ローマ教皇を最高首長と仰ぐローマ‐カトリック教会の宗教的、思想的な立場。カトリック主...
かとり‐じんぐう【香取神宮】
千葉県香取市にある神社。旧官幣大社。祭神は経津主神(ふつぬしのかみ)(別名、伊波比主命(いわいぬしのみこと))。古...
かとり‐せんこう【蚊取り線香】
蚊を、いぶして殺すための線香。ジョチュウギクの茎・葉などを主な原料にして、渦巻き状や棒状に作る。かやりこう。かやり...
カトリック
1 カトリック教会。初代キリスト教会の正統を継ぐとされている教会。カソリック。 2 カトリック教会の信徒。地上にお...
カトリック‐きゅうていきょうかい【カトリック宮廷教会】
《Katholische Hofkirche》⇒三位一体大聖堂
カトリック‐きょうかい【カトリック教会】
ローマカトリック教会のこと。公教会。
カトリック‐りょうおう【カトリック両王】
アラゴン王フェルナンド2世と、カスティーリャ女王イザベルのこと。両王の結婚でスペインが統一された。
かとり‐なひこ【楫取魚彦】
[1723〜1782]江戸中期の国学者・歌人。下総(しもうさ)の人。本姓は伊能。号、青藍。賀茂真淵(かものまぶち)...
かとり‐ほつま【香取秀真】
[1874〜1954]鋳金家・歌人。千葉の生まれ。本名、秀治郎。古典的な格調に時代感覚を備えた作品を制作。古代鋳金...
カトリンズ‐コースト
ニュージーランド南島最南部の海岸線の通称。インバーカーギルからバルクルーサまでの約50キロメートルを指す。切り立っ...