かま‐ど【竈】
《「ど」は処の意》 1 土・石・煉瓦(れんが)などでつくった、煮炊きするための設備。上に釜や鍋をかけ、下で火をたく...
かまど‐うま【竈馬】
直翅(ちょくし)目カマドウマ科の昆虫。体長2〜2.5センチで、褐色。背は丸く盛り上がり、触角は細く長く、翅(はね)...
竈(かまど)が賑(にぎ)わ・う
暮らしが豊かになる。
かまど‐がみ【竈神】
かまどを守護する神。奥津日子命(おくつひこのみこと)と奥津比売命(おくつひめのみこと)の二神。のちに三宝荒神と混同...
かまど‐しょうぐん【竈将軍】
一家の主人。また、自分の家の中だけでいばる主人。「今日の働きも必竟(ひっきゃう)申さば—」〈浄・千本桜〉
竈(かまど)に媚(こ)・ぶ
《「論語」八佾(はちいつ)から》尊くても実力のない者の機嫌をとるより、低い地位でも実権を握る者の機嫌をとるほうが得...
かまど‐ばらい【竈祓】
⇒かまばらい
かま‐どめ【鎌止(め)】
1 山野で、草木の刈り取りを禁じること。 2 江戸時代、小作料未納の小作人に対し、地主が作物を刈り取るのを禁止すること。
かまど‐やく【竈役】
⇒鎰役(かぎやく)
竈(かまど)を起(お)こ・す
家を繁栄させる。身代を築く。「徒手空拳の身から—・す」
竈(かまど)を破(やぶ)・る
破産する。身代(しんだい)をつぶす。
竈(かまど)を分(わ)・ける
分家する。