かもつけんさ‐とくべつそちほう【貨物検査特別措置法】
朝鮮民主主義人民共和国に出入りする船舶等が核・ミサイル開発に関連する物資を積載している可能性がある場合、海上保安庁...
かもつ‐じどうしゃ【貨物自動車】
貨物を運ぶ自動車。トラック。
かもつじどうしゃうんそうじぎょう‐ほう【貨物自動車運送事業法】
トラック運送事業の種類・許可・安全確保義務などについて規定した法律。旅客と貨物の両方を規定していた道路運送法から貨...
かもつ‐せん【貨物船】
貨物を主に輸送する船舶。法規上は12名以下の旅客設備をもつものを含める。
かもつ‐ひきかえしょう【貨物引換証】
陸上物品の運送契約において、運送人が運送品を受け取ったことを証明するとともに、この運送品を証券の所持人に引き渡すこ...
かもつりよううんそう‐じぎょう【貨物利用運送事業】
荷主と運送契約を結び、最適な輸送手段を利用して貨物を運ぶ事業。自らは輸送手段を持たず、船舶・航空・鉄道・自動車など...
かもつりよううんそうじぎょう‐ほう【貨物利用運送事業法】
貨物利用運送事業の適正かつ合理的な運営と、需要の高度化・多様化に対応した貨物運送サービスの円滑な提供の確保を目的と...
かもつ‐れっしゃ【貨物列車】
貨物を運送するための、貨車だけで編成した列車。
かも‐どり【鴨鳥】
《古くは「かもとり」とも》鴨のこと。「—の遊ぶこの池に」〈万・七一一〉
可(か)もなく不可(ふか)もなし
《「後漢書」光武紀から》特によくもなく、また、悪くもない。普通である。
かも‐なす【賀茂茄子/加茂茄】
京都市上賀茂辺を主産地とするナスの一品種。球形で大きなものは直径15センチにもなる。
かも‐なべ【鴨鍋】
鴨の肉に、ネギ・セリ・焼き豆腐・シイタケなどを加え、煮ながら食べる鍋料理。
かも‐なんばん【鴨南蛮】
鴨の肉とネギを入れたうどん・そば。鴨南。
カモニカ‐けいこく【カモニカ渓谷】
《Val Camonica》イタリア北部、ロンバルディア州、アルプス山麓のオーリオ川沿いにある渓谷。旧石器時代から...
かも‐ねぎ【鴨葱】
「鴨が葱を背負って来る」の略。俗な言い方。
かも‐の‐いれくび【鴨の入れ首】
相撲で、正対した相手の首を上から抱え、自分の首を相手の小脇(こわき)に差し入れて組み、からだを反らして倒す技。
鴨(かも)の浮(う)き寝(ね)
鴨が水に浮いたまま寝ていること。物事が落ち着かなくて、不安なことのたとえ。
かも‐の‐くらべうま【賀茂の競馬】
陰暦5月5日(現在は6月5日)京都の上賀茂神社の境内で行われる競馬の神事。かもけいば。
かも‐の‐すえたか【加茂季鷹】
[1754〜1841]江戸後期の国学者・歌人。京都の人。本姓は山本。号、雲錦。上賀茂神社の神官。著「万葉集類句」など。
かも‐の‐ちょうめい【鴨長明】
[1155〜1216]鎌倉前期の歌人。通称、菊大夫。名は「ながあきら」とも読む。京都下鴨神社禰宜(ねぎ)の家に生ま...
鴨(かも)の脛(はぎ)
短いもののたとえ。
かも‐の‐はし【鴨嘴】
1 単孔目カモノハシ科の原始的な哺乳類。体長約45センチ、尾長約15センチ。鴨に似たくちばしをもち、体は太く黒褐色...
かものはし‐りゅう【鴨嘴竜】
草食恐竜ハドロサウルス科の通称。あごが平らで幅広く、鴨(かも)のくちばしに似るところからの名。→カモノハシ
かも‐の‐まつり【賀茂の祭】
京都の上賀茂・下鴨両神社の祭礼。昔は毎年陰暦4月の中の酉(とり)の日に行われたが、現在は5月15日。京都三大祭りの...
かも‐の‐まぶち【賀茂真淵】
[1697〜1769]江戸中期の国学者・歌人。遠江(とおとうみ)の人。岡部氏。号、県居(あがたい)。荷田春満(かだ...
かも‐の‐みあれ【賀茂の御生】
京都の賀茂別雷(かもわけいかずち)神社で、賀茂の祭の3日前の夜に行われる祭典。現在は5月12日。阿礼(あれ)と称す...
鴨(かも)の水掻(みずか)き
《気楽そうに浮かんでいる鴨も、水面下では水かきを絶えず動かしているところから》人知れない苦労があることのたとえ。
かも‐の‐りんじのまつり【賀茂の臨時の祭】
京都の賀茂神社で、4月の例祭のほかに、11月末の酉(とり)の日に行われた祭礼。寛平元年(889)に始まり、途中で中...
かも‐ば【鴨場】
鴨猟を行う場所。
カモフラージュ
[名](スル)⇒カムフラージュ
カモマイル
⇒カモミール
かも‐まつり【賀茂祭】
「賀茂の祭」に同じ。《季 夏》「しづしづと馬の足掻(あがき)や—/虚子」
かもみおや‐じんじゃ【賀茂御祖神社】
京都市左京区下鴨にある神社。旧官幣大社。賀茂別雷命(かもわけいかずちのみこと)の母玉依姫命(たまよりひめのみこと)...
カモミール
《「カモマイル」とも》キク科の植物カミルレ(カミツレ)のこと。また、その花を乾燥したもの。ハーブティーとして飲用。...
かもめ
《原題、(ロシア)Chayka》チェーホフ作の戯曲。4幕。1896年発表。青年トレープレフや女優志願の娘ニーナを中...
かもめ
西九州新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。令和4年(2022)運行開始。武雄(たけお)温泉駅・長崎駅間を結ぶ。
かもめ【鴎】
1 チドリ目カモメ科の鳥。全長約45センチ。背が灰色のほかは白く、くちばし・足が黄色。ユーラシア・北アメリカ北部に...
かもめ‐がい【鴎貝】
ニオガイ科の二枚貝。潮間帯の岩に穴を掘ってすむ。貝殻は横長の長卵形で、殻長4センチくらい。殻の前半部はやすり目状。...
かもめ‐じり【鴎尻】
《水上に浮かぶカモメの尾が跳ね上がるようすに似るところから》 1 太刀の尻が上に反るように腰に差すこと。伊達(だて...
かもめ‐づと【鴎髱】
江戸中期に流行した若衆や婦人などのたぼの型。カモメの尾のように、たぼを後ろへ跳ね上げて長く突き出したもの。
かもめ‐づる【鴎蔓】
キョウチクトウ科カモメヅル属の多年草の総称。蔓性(つるせい)のものと直立性のものとがある。アオカモメヅル・ツルガシ...
かもめのジョナサン
《原題Jonathan Livingston Seagull》米国の作家リチャード=バックの小説。飛ぶという行為を...
かもめ‐らん【鴎蘭】
ラン科の多年草。深山に生え、高さ10〜15センチ。広楕円形の葉を1枚つけ、夏に淡紅色の花を2、3個つける。一葉千鳥...
かもり【掃部】
《「かにもり(蟹守)」の音変化。一説に「かむもり(神守)」からとも》「かもん(掃部)」に同じ。〈色葉字類抄〉
かもり‐づかさ【掃部司/掃部寮】
1 「かもんりょう(掃部寮)」に同じ。 2 「掃司(そうし)」に同じ。
かも‐りゅう【賀茂流】
書道の流派の一。江戸初期の賀茂神社神官の藤木甲斐守敦直を祖とする。廃絶したが明治期に再興された。甲斐流。甲斐様。
かも‐りょう【鴨猟】
1 鴨を対象にした猟。かもうち。 2 毎年10月から翌年4月にかけて、宮内省(現在は宮内庁)が随時催す年中行事の一...
かも・る【鴨る】
[動ラ五]《「かも(鴨)」の動詞化》賭(か)け事などで、相手を簡単に負かして金品をまきあげる。鴨にする。「麻雀で—...
かもわけいかずち‐じんじゃ【賀茂別雷神社】
京都市北区上賀茂にある神社。旧官幣大社。祭神は賀茂別雷命(かもわけいかずちのみこと)。本殿、権殿はともに国宝。平成...
かもわけいかずち‐の‐みこと【賀茂別雷命】
京都市北区上賀茂の賀茂別雷(かもわけいかずち)神社の祭神。山城国風土記によれば、母は賀茂建角身命(かもたけつのみの...