かんじょ‐きん【緩徐筋】
⇒遅筋線維
かんじ‐より【かんじ縒り】
「かんぜよ(観世縒)り」の音変化。
かん・じる【感じる】
[動ザ上一]「かん(感)ずる」(サ変)の上一段化。「寒さを—・じる」
かん・じる【観じる】
[動ザ上一]「かん(観)ずる」(サ変)の上一段化。「生命のはかなさを—・じる」
かん‐しん【甘心】
[名](スル)《「かんじん」とも》 1 納得すること。同意すること。「その価値(あたい)で—して、やってやる積に約...
かん‐じん【奸人/姦人】
腹黒く悪賢い人物。
かん‐じん【肝心/肝腎】
[名・形動]《肝臓と心臓や腎臓は、人体にとって欠くことのできないものであるところから》最も重要なこと。また、そのさ...
かん‐じん【官人】
⇒かんにん(官人)1
かん‐じん【閑人】
暇のある人。俗用を離れ、ゆっくりした生活をしている人。ひまじん。「往来の木陰で—たちの盛んに弁じている声が」〈中島...
かん‐じん【勧進】
[名](スル) 1 人々に仏の道を説いて勧め、善導すること。 2 堂塔・仏像などの建立・修理のため、人々に勧めて寄...
かん‐じん【寛仁】
[名・形動]心が広く、情け深いこと。また、そのさま。かんにん。「—な人」
かん‐じん【漢人】
1 漢民族。漢族。 2 中国人。
かん‐じん【韓人】
朝鮮の人。朝鮮人。
かん‐じん【観心】
仏語。観法の一。自己の内心の本性をよく観察すること。天台宗で重んじる。
かん‐じん【勘申】
《「かんしん」とも》朝廷で、儀式や行事などの先例、典故、日時、吉凶などについて上申すること。勘進(かんしん)。
かんじん‐かなめ【肝心要】
[名・形動]《「肝心」をさらに強めた語》非常に大切なこと。また、そのさま。「—な(の)時にいないなんて」
かんじん‐こうぎょう【勧進興行】
勧進2のために、または、それを名目に行われる興行。田楽・猿楽・相撲・歌舞伎などがあった。
かんじん‐ずもう【勧進相撲】
勧進2のために、または、それを名目に営利目的で興行する相撲。「—の銀本(かねもと)、奉加帳(ほうがちゃう)の肝入(...
かんじん‐たいど【寛仁大度】
寛大で情け深く、度量の大きいこと。
かんじん‐ちょう【勧進帳】
1 勧進2の趣意を書いて、寄付を集めるのに使う帳面。 2 文書を読み上げるようなふりをして、実際には書いていないこ...
かんじんちょう【勧進帳】
歌舞伎十八番の一。一幕。3世並木五瓶(なみきごへい)作。4世杵屋(きねや)六三郎作曲。天保11年(1840)江戸河...
かんじん‐のう【勧進能】
1 勧進2のために公儀の許可を得て興行する能。のちには、それを名目に営利興行した。 2 江戸時代、観世大夫が一代に...
かんじんのこども【肝心の子供】
磯崎憲一郎の処女小説。仏教開祖の釈迦(しゃか)(ブッダ)、息子のラーフラ、孫のティッサ=メッテイヤの3世代を描く。...
かんじん‐ひじり【勧進聖】
諸方を勧進して歩く遊行(ゆぎょう)の僧。特に時宗の僧で、芸能に堪能な者が多かった。勧進僧。勧進坊主。
かんじん‐びくに【勧進比丘尼】
⇒歌比丘尼(うたびくに)
かんじん‐ぶね【勧進船】
江戸時代、大坂の河口で、勧進比丘尼や浄瑠璃・歌祭文(うたざいもん)を語る人を乗せて、停泊中の船を回った船。
かんじんほんぞんしょう【観心本尊抄】
鎌倉時代の仏教書。1巻。日蓮著。文永10年(1273)成立。観心と本尊は妙法蓮華経として具現されているとし、口に南...
かんじん‐まい【勧進舞】
勧進2のために興行する曲舞(くせまい)や幸若(こうわか)などの芸能。
かんじん‐もと【勧進元】
1 勧進2のために種々の興行をする元締め。のちには、芸能・相撲など興行一般の興行主・主催者をいうようになった。 2...
かんじん‐よみ【勧進読み】
勧進のために、または、それを名目に軍記などを読み聞かせ、金銭を請うこと。また、その人。「神田の筋違橋にて太平記の—...
かんじん‐より【かんじん縒り】
「かんぜよ(観世縒)り」の音変化。