かんこつ‐きゅうがい【寛骨臼蓋】
⇒臼蓋
かんこつ‐きん【寛骨筋】
寛骨を覆う、腸腰筋・臀筋(でんきん)などの筋肉。大腿の運動をつかさどる。
かんこつ‐だったい【換骨奪胎】
[名](スル)《骨を取り換え、胎(こぶくろ)を取ってわが物として使う意》先人の詩や文章などの着想・形式などを借用し...
かんこ‐どり【閑古鳥】
カッコウの別名。《季 夏》「うき我をさびしがらせよ—/芭蕉」
閑古鳥(かんこどり)が鳴(な)・く
人の訪れがなく、ひっそりと静まり返っているさま。客が来なくて商売がはやらないさま。「不景気で、店に—・いている」
かんこ‐の‐き【かんこの木】
コミカンソウ科の落葉低木。海岸近くの山野に自生。葉は細長い倒卵形で、厚い。雌雄異株。夏、淡緑色の小花をつける。実は...
かん‐コピ【完コピ】
[名](スル)「完全コピー」の略。「ビートルズを—する」
かんころ
1 (西日本で)サツマイモの切り干し。 2 (北九州付近で)大根の切り干し。
かんころ‐もち【かんころ餅】
かんころ(サツマイモの切り干し)を搗(つ)き交ぜた餅。長崎県五島列島の名産。
かん‐こん【還魂】
魂がもどり、死者がよみがえること。
かんこんき【還魂記】
中国、明代の戯曲。55幕。湯顕祖(とうけんそ)作。1598年刊。青年の柳夢梅と美女の杜麗娘(とれいじょう)の恋愛の...
かんこん‐し【還魂紙】
《使い古した紙をよみがえらせる意から》漉(す)き返(がえ)しの紙。
カンコンス‐ひろば【カンコンス広場】
《Place des Quinconces》フランス南西部、ジロンド県の都市ボルドーのガロンヌ川沿いにある広場。面...
かん‐こん‐そう‐さい【冠婚葬祭】
日本古来の四大礼式、元服・婚礼・葬式・祖先の祭礼のこと。また、一般に、慶弔の儀式。
かん‐コーヒー【缶コーヒー】
缶入りのコーヒー。
かん‐ご【看護】
[名](スル)けが人や病人の手当てや世話をすること。「手厚い—を受ける」「病人を—する」「寝ずに—する」 [用法]...
かん‐ご【款語】
親しく語り合うこと。「心骨蕩然として悠悠—」〈東海散士・佳人之奇遇〉
かん‐ご【閑語/間語】
[名](スル) 1 静かに話をすること。閑談。 2 むだばなし。閑話。
かん‐ご【感悟/感寤】
[名](スル)感じてさとること。
かん‐ご【漢語】
1 日本語の中で、字訓ではなく、字音で読まれる語。また、字音で読まれる漢字から成る熟語。昔、中国から伝わり日本語と...
かん‐ご【歓娯】
喜び楽しむこと。「偶々(たまたま)外国に遊行して一時—を極むる」〈織田訳・花柳春話〉
かん‐ご【歓語】
楽しい語らい。歓談。「笑い声と歌声と—の声が沸き返り」〈谷崎・少将滋幹の母〉
かん‐ご【監護】
[名](スル)監督し、保護すること。
かん‐ご【韓語】
朝鮮語のこと。
かん‐ごう【勘合】
[名](スル) 1 照らし合わせて真偽を確かめること。また、よく考え合わせること。「原本と—する」 2 明(みん)...
かん‐ごう【嵌合】
⇒嵌(は)め合い
かん‐ごう【環濠】
周囲に堀を巡らすこと。堀で囲むこと。
かんごう‐いん【勘合印】
勘合2に押す印。
かんごう‐しゅうらく【環濠集落】
外敵の侵入を防ぐために周りを柵で囲み、壕を巡らせた集落のこと。弥生時代の代表的な集落の形態とされ、吉野ヶ里遺跡もそ...
かんごう‐せん【勘合船】
室町時代、勘合を交付されて明と正式に通商した船。遣明船。
かんごう‐ふ【勘合符】
「勘合2」に同じ。
かんごう‐ぼうえき【勘合貿易】
室町時代、勘合2を用いた対明貿易。中断したこともあったが、応永11年(1404)から約140年間続いた。銅・硫黄・...
かん‐ごえ【甲声】
かん高い声。高くひびく声。「錆を含んだ、芸人らしい—を絞って」〈谷崎・幇間〉
かん‐ごえ【寒声】
僧や邦楽を学ぶ人が、寒中に声を出してのどを鍛えること。また、その声。《季 冬》「—に嗄(か)らせし喉を大事かな/虚子」
かん‐ごえ【寒肥】
寒中に、農作物や庭木に施す肥料。かんごやし。《季 冬》「—や花の少き枇杷(びは)の木に/素十」
かん‐ごえ【癇声】
癇癪(かんしゃく)を起こしたときの高い声。「—でしかりつける」
かんごおんず【漢呉音図】
江戸後期の韻鏡の研究書。3巻。太田全斎著。文化12年(1815)刊。漢呉音図・漢呉音徴・漢呉音図説からなる。
かんご‐かん【看護官】
看護師免許をもち、看護業務に当たる自衛官。
かんご‐がく【看護学】
看護の実際と理論を研究する学問。
かんご‐きゅうか【看護休暇】
働く親が小学校就学前の子供の病気やけがの看病のために取る休暇。また、その制度。年次有給休暇とは別に年間5日まで取得...
かんご‐ぎむしゃ【監護義務者】
未成年者などを監護する義務のある者。
かん‐ごく【監獄】
受刑者や被疑者・被告人などを拘禁するための施設。監獄法の改廃に伴い、法律上の名称は「刑事施設」に改められた。
かんごくうらのしじんたち【監獄裏の詩人たち】
伊藤信吉による随筆。平成8年(1996)刊行。利根川河畔の前橋監獄を舞台に、萩原朔太郎や中川一政らが描いた、監獄や...
かんごく‐べや【監獄部屋】
《監視が厳しく待遇がひどかったところから》明治以降、道路工事・鉄道工事・鉱山労働などに従事する労働者を収容した宿舎...
かんごく‐ほう【監獄法】
収監の手続き、拘禁の形式、作業・教誨(きょうかい)・接見など、自由刑の執行方法や死刑の執行などについて規定した法律...
かんご‐けん【監護権】
親が未成年の子の世話をし、教育をする権利。財産管理権とともに親権を構成する、身上監護権のこと。 [補説]両親が離婚...
かんご‐し【看護士】
男性看護師の旧称。→看護師
かんご‐し【看護師】
傷病者の看護および療養上の世話、医師の診療の補助を職業とする者。国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けた者。 ...
かんごしゃせいこう‐ざい【監護者性交罪】
⇒監護者性交等罪
かんごしゃ‐せいこうとう【監護者性交等】
18歳未満の者に対して、親などの監護者がその影響力に乗じて性交等(膣(ちつ)性交・肛門(こうもん)性交・口腔(こう...