かん【関〔關〕】
[音]カン(クヮン)(漢) [訓]せき かかわる かんぬき あずかる [学習漢字]4年 〈カン〉 1 門や扉を閉じ...
かん【歓〔歡〕】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]よろこぶ 打ち解けよろこぶ。楽しみよろこぶ。「歓喜・歓迎・歓...
かん【監】
[常用漢字] [音]カン(漢) ケン(呉) 〈カン〉 1 見張る。取り締まる。「監禁・監査・監察・監視・監修・監督...
かん【緩】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(漢) [訓]ゆるい ゆるやか ゆるむ ゆるめる ゆとりがある。ゆったりとしてい...
かん【緘】
[音]カン(呉)(漢) [訓]とじる 1 封をする。封じ目。「封緘」 2 口を閉じる。「緘黙」
かん【憾】
[常用漢字] [音]カン(漢) [訓]うらむ うらみ 物足りなくて心残りを強く感じる。うらむ。うらみ。「遺憾」
かん【翰】
[音]カン(漢) 1 羽毛でつくった筆。「翰墨」 2 書いたもの。文章。手紙。「貴翰・書翰・尊翰・来翰」 3 学問...
かん【諫】
[音]カン(漢) [訓]いさめる 目上、特に君主に対して、過ちを改めるように直言する。「諫言・諫止・諫臣/極諫・切...
かん【還】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(漢) ゲン(呉) [訓]かえる かえす 1 元の場所・状態に戻る。かえる。「還...
かん【館】
[音]カン(クヮン)(漢)(呉) [訓]やかた たち [学習漢字]3年 1 大きな建物・屋敷。「館舎/帰館・公館・...
かん【環】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(漢) [訓]たまき わ めぐる 1 ドーナツ形の玉。また、輪の形をしたもの。「...
かん【癇】
[音]カン(漢) 1 ひきつけ。「癲癇(てんかん)」 2 神経質で、怒りやすい気質。「癇癪(かんしゃく)・癇性(か...
かん【瞰】
[音]カン(呉)(漢) 高い所から下を眺める。見おろす。「瞰下/鳥瞰・俯瞰(ふかん)」
かん【艱】
[音]カン(漢) 難しくて動きがとれないこと。難儀。「艱苦・艱難/時艱」
かん【韓】
[常用漢字] [音]カン(漢) [訓]から 1 古代朝鮮の国名。から。「三韓」 2 李氏朝鮮の国名。「大韓」 3 ...
かん【檻】
[音]カン(漢) [訓]おり 1 動物や罪人を閉じこめておく所。おり。「檻車・檻穽(かんせい)」 2 てすり。「折檻」
かん【簡】
[音]カン(漢) ケン(呉) [訓]ふだ てがみ はぶく えらぶ [学習漢字]6年 〈カン〉 1 昔、文字を書くの...
かん【観〔觀〕】
[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]みる みせる [学習漢字]4年 1 対象を眺めて見る。見渡す。見物する。「...
かん【灌】
[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]そそぐ 1 水をそそぐ。流し入れる。「灌漑(かんがい)・灌水・灌腸・灌仏会...
かん【艦】
[常用漢字] [音]カン(漢) 戦争に用いる船。「艦船・艦隊/旗艦・軍艦・乗艦・戦艦・敵艦・潜水艦」
かん【鑑】
[常用漢字] [音]カン(呉)(漢) [訓]かんがみる かがみ 1 反省の資となる前例や手本。「殷鑑(いんかん)・...
かん【上】
《「かみ」の音変化。「かむ」とも表記する》「かみ(上)」に同じ。「—つ宮」〈用明紀〉
かん【長官】
「かみ(長官)」の音変化。「大将も—の君もみなおり給ひて」〈源・若菜上〉
かん【干】
横笛の指孔の一。6指孔の笛では1番先端に近い穴、7指孔の笛では先端から2番目の穴。
かん【欠】
《「欠」の字音「けん」の音変化》目方・分量などが減っていること。また、その減った量。「目を懸けしに、思ひの外に—の...
かん【刊】
刊行。出版。「隔月—」「一九八〇年五月—」
かん【甲】
邦楽で、高い音域の音。また、調子の高い音。⇔乙(おつ)。
かん【奸/姦/姧】
よこしまで悪賢いこと。また、その人。「—を禁じ乱を遏(とど)むるの用多くして」〈中村訳・西国立志編〉
かん【汗】
《khanの音写》「ハン」に同じ。
かん【缶/罐/鑵】
《(英)canまたは(オランダ)kanから。「缶」「罐」「鑵」は当て字》 1 金属の薄い板で作った容器。特に、ブリ...
かん【坎】
1 穴。くぼみ。「—の火っ気が、快い温みを漂わせていた」〈芥川・将軍〉 2 易の八卦(はっけ)の一。で表す。水にか...
かん【肝】
1 肝臓。きも。〈日葡〉 2 《昔、魂の宿るところとされたところから》心。まごころ。「—ヲクダク」〈日葡〉
かん【官】
1 国の政務を執行する機関。朝廷・政府など。役所。おおやけ。「—も商売上手やが」〈上司・太政官〉 2 役所における...
かん【冠】
[名]かんむり。 [ト・タル][文][形動タリ]最もすぐれているさま。首位に立つさま。「世界に—たる誉れ」 [接尾...
かん【巻】
[名] 1 巻物。巻物にした書物。巻子本(かんすぼん)。「—を開く」 2 書物。書籍。 3 何冊か合わせてひとまと...
かん【疳】
1 疳の虫によって起こるとされる、小児の神経症。夜泣きやひきつけなどの発作を起こす病気。 2 「癇(かん)2」に同...
かん【勘】
1 物事の意味やよしあしを直感的に感じとり、判断する能力。「—が働く」 2 古文書で、内容の了解を示す符号や点。
かん【患】
苦しみ。悩み。わずらい。「夫親の苦は婦子の—と為り」〈福沢・文明論之概略〉
かん【貫】
[名] 1 尺貫法の重さの単位。1貫は1000匁(もんめ)、すなわち3.75キロで、明治24年(1891)から昭和...
かん【棺】
死者を葬るときに遺体を納める容器。ひつぎ。
かん【款】
1 まごころ。また、親しい交わり。 2 法律文や規約などの条項。箇条書き。 3 予算や決算の費目の区分の一。部・款...
かん【稈】
稲・竹などの、中空になっている茎。
かん【間】
[名] 1 物と物、場所と場所とを隔てる空間的な広がり。また、その距離。「天地の—」「その—約八キロ」「目睫(もく...
かん【閑】
[名・形動]暇なこと。また、落ち着いてのどかなさま。「忙中—あり」「やさしき鳩、—なる鳩」〈露伴・露団々〉
かん【寒】
1 寒いこと。冬の寒さ。「海辺に—を避ける」⇔暑。 2 二十四節気の小寒と大寒の時期。暦の上で寒の入りから立春まで...
かん【感】
1 深く心が動くこと。感動。「—に入る」 2 物事に接して生ずる心の動き。感じ。「今さらの—は否めない」「隔世の—...
かん【漢】
中国古代の王朝。前202年、高祖劉邦(りゅうほう)が建国。長安を都とする前漢(西漢)と洛陽を都とする後漢(東漢)...
かん【骭】
すね。すねの骨。
かん【管】
[名]内部がからで筒状のもの。くだ。「ガスの—」 [接尾]助数詞。笛・筆など、くだ状の物を数えるのに用いる。「一—...
かん【関】
1 出入りを取り締まる所。関所(せきしょ)。せき。 2 経穴(けいけつ)の一。へその近くにある。関元(かんげん)。